美しいが止まらない! 妖艶すぎる男達
美しいが止まらない! 妖艶すぎる男達
「生と映画は別物です!」
という松竹の方の説明から始まったシネマ歌舞伎 de 「籠釣瓶花街酔醒」(かごつるべさとのえいざめ)鑑賞会
ミッドタウン d-laboでDRESS 着物部・映画部の合同部活でした〜↑↑
正直”歌舞伎はナマで観るから良いのでは?”と思っていたのでシネマ歌舞伎にそんなに期待していなかった私…がしかし松竹の方のおっしゃる通りとっても楽しめました
歌舞伎の舞台を撮映するカメラが寄る事ができるので
・役者さん達の顔の表情
・舞台の細かい飾りや紋←役者の紋が色々なところに散りばめられてる‼︎
・花魁の色っぽい流し目
・花魁道中にねり歩く時の歩き方外八文字
がよく見える。
因みにこの外八文字は関西では内八文字で練り歩くそうです。
エスカレーターで関東では左・関西では右に寄りますよね。あれと同じ感覚の様です。
今回の演目「籠釣瓶花街酔醒」は「吉原百人斬り」事件をもとにしたお話し。
俳優は坂東玉三郎さんと故中村勘三郎さんでした。
坂東玉三郎さんの花魁道中の美しいこと…♡
花魁道中は今でいうディズニーランドのエレクトリカルパレードと言っていました因みに私は歌舞伎は江戸時代のヴィジュアル系と思ってます♪
松竹の方曰く
「もう勘三郎さんをみる事はできないけど最近は次の世代がドンドン育っていっていて
楽屋で勘九郎さんに声をかけた時、お父さんそっくりで涙がでてきたことがある」
と素敵なエピソードを聴かせてくれましたよ
更に
歌舞伎に意味なんていらない。
美しければそれで良い
寝てしまってもそれで良い。
見どころになるとバタバタうるさくなるから。目が覚めますよ(笑
と仰っていました。
益々歌舞伎が好きになりました♪