あなたは当てはまる? 「貯金ができない人」の5つの特徴
新作コスメ、流行りの洋服、おいしいごはん……すべてを満喫する人生に憧れる一方で、貯金ができない自分を責めてしまうこと、ありませんか? 今回は、貯金ができない人の特徴5つをご紹介します。当てはまるものがあれば、ぜひ今日から生活習慣を見直してみてくださいね。
■貯金できない人には、共通する特徴がある?
ついつい無駄遣いをしてしまい、いつも「お金がない」が口癖。
ふとしたとき、きちんと貯金している同世代を見ると焦る……。
そんなとき、ありませんか?
今回は、貯金ができない人の5つの特徴と題し、お金が貯まらない人に共通する事柄をご紹介します。
当てはまるものがあれば、今日から生活習慣を見直してみましょう。
1.できない理由を探すのが上手
貯金ができない人は、できない理由を探すのが上手です。
「貯金に回せるお金がない」
「投資=難しくてよくわからない」
できない理由を探し始めると、きりがありません。
私はファイナンシャルプランナーとして仕事をしていますが、実は「上手に貯金できています!」と胸をはっているお客さまには出会ったことがありません。
(実際の貯金残高を見ると、貯金上手の人はたくさんいます)
では、貯金ができる人とできない人の違いはなんでしょうか。
それは、お金を貯める仕組みを作っているか。
ただ、それだけなんです。「できる、できない」は関係ありません。
お金の管理や貯金は、努力をすると続きません。楽をして貯金をする方法を考えましょう。
毎月積み立てる「積立預金」などを利用すると、自動的にお金が貯まっていきますよ。
2.「数字が苦手」が口癖
貯金ができない人の多くは、「数字が苦手で貯金ができない」が口癖です。
たしかに、お金は数字です。でも、貯金と数字の得手不得手は無関係! 数字が苦手でも、貯金の残高に影響はないんです。
貯金をするために、難しい連立方程式なんかを使う必要はありませんよね。
先ほどもお伝えした通り、貯金成功のカギは「楽に貯まる仕組み作り」。
数字が苦手かどうかは、関係ないんです。
3.部屋が散らかりがち
部屋の散らかりは、ムダ遣いにつながりがち。
把握できないほどの洋服や化粧品……。部屋が散らかっていると、日用品など生活用品のストックも管理しづらく、ムダ遣いにつながってしまいます。
大切なのは、「自分が何をどのくらい所有しているかを知っていること」です。
それがわかっていると、余分なものを買ってしまうことが少なくなります。
部屋が整理されていれば、家計簿をつけなくてもお金の使い方が変わります。
4.1年後のご褒美より、目先のご褒美を優先する
「今すぐ50万円もらえる」or「1年後に80万円もらえる」
みなさんは、どちらを選びますか?
「今の50万円」を選択した人は、目先の利益を優先している人。
私たちは、将来の利益よりも目先のご褒美に反応してしまいがち。これは、行動経済学という学問で証明されていることです。
目先の喜びを優先したい気持ちはわかります。
ですが、貯金上手になるには「本当はどちらがおトク?」と、冷静に考えられる判断力を身につけることがポイントです。
5.占いに頼りすぎる
占い、楽しいですよね。私も大好きです。
でも、 占いを見ているだけではお金が貯まらないこと、 お財布をお月様にフリフリだけでは貯金ができないこと、なんとなく気づいている人もいるのではないでしょうか……。
もちろん、占いの効果で金運UPも見込める可能性もありますが、占いのさらなる相乗効果を目指すには「準備」も欠かせません。
金運の神様の前髪を掴むために、「今の預金残高と向き合う」「貯金用の口座を作る」などの行動も大切です。
■まずは自分の習慣を見直そう
今回は「貯金ができない人」の特徴を紹介しましたが、もし当てはまっていたとしても心配はいりません。
お金が貯まらない人の特徴を知り、自分の習慣を見直していくことで、貯めるコツをつかむこともできます。
貯金は人生の選択肢を増やしてくれるツール。
未来の自分のために、“貯まる私”を目指しましょう!
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