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・「自分に自信のない男性は『愛されないと自分の価値を確認できない』からうまくいかない」
・追わせる恋愛をしたがる男性には「放置」が効く
好きな人とは幸せな関係でいたいと考えるのは、なにもおかしなことではありません。ですが、まともに愛情をかわすこともなく、居丈高な自分を見せることで心に鎧をかぶり、相手を支配しようとする人は現実にいます。
もしもこんな男性を好きになってしまったら……。第三者からすれば今すぐ逃げてほしいという気持ちがありますが、現実的にそう簡単に気持ちの整理もつかないでしょうし、関係性を断ち切ることに抵抗感を抱く人もいるでしょう。そんなとき、相手とどう向き合うか。
まず、されて嫌なことははっきりと伝えないと、男性はいつまで経ってもモラハラをやめません。黙って受け止めている限り、そして離れない限り、男性は「こんな俺でも愛される」という錯覚を持ち続けます。
自分の発言や態度が好きな人を苦しめていることに気づいた場合、まともな男性ならば言動や関わり方を改めることで女性との関係を修復しようとするでしょう。
ですが、「あなたのやっていることに苦しめられている」と女性が伝え、でもそれを受け止めずにその後もモラハラが続く場合は、いったん離れることをおすすめします。
物理的に距離が開くと、モラハラ男が感じるのはまず寂しさ。そんな男性は女性が離れていくことが恐ろしく、だからこそ痛みでもって関係をコントロールしようとしています。けれど、女性に離れていかれては本末転倒。
ですので、「やめてくれないのなら離れる」という自分の意思を見せることで、男性のモラハラにストップをかけることができます。目の前に相手がいなければ男性はハラスメントの機会もなく、また女性のほうは心の傷を癒やしながら男性との関係を冷静に捉えることができます。
最初に、「モラハラの被害者は自分への対応が異常であると気が付かない」と書きましたが、近くにいればひどい扱いを受ける自分が当たり前になり、それがどれだけおかしなことか気が付きません。
いったん距離を置いてみれば、自分への態度がどれだけおかしかったのか、吐かれてきた暴言がどれだけ理不尽なものだったのか、客観的にわかるはずです。その実感こそ「被害者」から抜け出す第一歩であり、「私はこんな対応を受けていい存在ではない」という自尊心を取り戻す最初になります。
「離れる勇気」「NOを突き付ける行動」は、傷つけられる自分を救うため(また、モラハラ彼氏が「俺はこうしても許されるんだ」と勘違いをして、次に関係を持った人に同じことを繰り返すリスクを防ぐため)。他人からないがしろにされていい人間などこの世にはおらず、弱さを理由にモラハラをする男性を受け入れる理由もまた、ないのです。
そもそも自分に暴言を吐く彼氏の態度をモラハラと思わず、「ダメな私が悪い」「愛されるには彼に従わなければ」と自分を大事にしない女性がいますが、それは本当に正しい考え方なのでしょうか。
モラハラをする男性は、
※ この記事は2019年5月31日に公開されたものです。