3つめの居場所で、DRESSな女に
先日、あるアンケート調査を見て驚きました。 通勤帰りに「どこかに立ち寄りますか」という質問に対し、 「たまに立ち寄る」と「ほとんど立ち寄らない」が大勢を占めていたのです。
先日、あるアンケート調査を見て驚きました。
通勤帰りに「どこかに立ち寄りますか」という質問に対し、
「たまに立ち寄る」と「ほとんど立ち寄らない」が大勢を占めていたのです。
しかも、その立ち寄り先のトップ3が
・コンビニ
・スーパーや商店街
・本屋やCD（DVD）ショップ となっていました。
え～？！ちょっと待ってよ。コンビニやスーパーって、単に夕飯の買い物じゃないの？
「立ち寄り」って、そういうこと……？
ほぼ毎晩アポがあり、どこかに立ち寄る私の生活は行き過ぎとしても、
皆さんも、平日はほぼ毎日、自宅と職場の往復なのでしょうか？
もしそうなら、ぜひ“サードプレイス”を探して、週1度は寄り道してみて！
サードプレイスとは、家でも職場でもない、第三の居場所。
オンとオフを切り替え、ありのままの自分を取り戻す。
家庭や職場の役割から解放され、一個人としてくつろげる時空間のこと。
わずらわしい人間関係から離れて1人になりたいとか、特定の友人と過ごすことが目的ではなく、複数の人たちが交差する場で、そのありようを楽しむ感じ。
私は数年前、東京の月島という街で暮らしていたことがあるのですが、もんじゃ焼き屋が並ぶ一角に小さなスタンディングバーがあって、地元の若者たちが会社帰りにふらっと寄っては軽く飲んでいきました。ほとんどが一人でやってきて、そこにいる人たちと適度な距離を保ちつつ語らい、ふらっと帰っていく。今思えば、とても居心地のいい“サードプレイス”となっていました。
人によっては、行きつけのCAFÉだったり、スパだったり、料理教室だったりするかもしれません。そうそう、DRESSの「部活」などは、まさにサードプレイスの発展形と言えるでしょう。
初めての場所に一人でいくのは勇気がいるかもしれません。が、一歩、足を踏み入れてしまえば、意外と自然に溶け込めるものです。どうしても緊張が解けなければ、心の中で「私はここにいられて嬉しい」「あなたがここにいてくれて嬉しい」とつぶやきましょう。
心の鎧とともに貴女の表情が和らぎ、周囲の人にもそれが伝わるはずです。
見知らぬ者どおしの気楽な交わりの中で、癒し癒され、創造的な自分と出会う。
そうした時間を重ねることで、自らの輪郭がはっきりした“DRESSな女性”に近づけるような気がしています。
