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誰かの「いいね!」よりも自分の「いいな!」を意識。私流SNSとの付き合い方【田中里奈#7】

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田中里奈さんによる連載、今月は「SNS」がテーマです。田中さんが、発信者としても受信者としても、SNSを心地よく使うために心がけていることとは――。

誰かの「いいね!」よりも自分の「いいな!」を意識。私流SNSとの付き合い方【田中里奈#7】

こんにちは。田中里奈です。今月のテーマは「SNSとの付き合い方」。長年ブログやTwitter、Instagram等で発信を続けるなかで見出した自分なりの心がけをお話しします。

■「いいね!」を求めず、「いいな!」の気持ちを大事にする

SNSには暮らしや旅の「質」を上げてくれるような有意義な情報がたくさんあり、私もかなり活用しています。一方で、見なくていい情報もたくさんあり、頭でっかちになったり、心を乱されたりする危険性も。

日常に切り離せないものになった以上、「うまく付き合うこと」はとても大事ですよね。うまく付き合うことができれば、SNSは自分にとって、いっそう大事な存在になっていくと思います。

うまく付き合っていくために私が見出したのは、誰かからの「いいね!」ではなく、自分の「いいな!」を大事にすること。確かにの「いいね!」は目に見えるモノサシなので、まったく意識せずにいるのは難しいですよね。

でも、「いいね!」を追い求めてしまうと、自分の判断基準を人に委ねてしまうようになり、自分の軸がブレるリスクもあると思っています。

そうならないために、私は自分が「いいな!」と思うものを発信(シェア)するのを常に意識しています。「いいね!」がたくさんもらえそうだから、という意図での投稿ではなく、純粋に自分がいいなと思ったものをアップしています。

「いいね!」と「いいな!」の違いを意識し始めてから、SNSを見る側になったときにも、無駄に心を乱されることがなくなりました。

「いいね!」と「いいな!」の違いを心得ることは、発信するときのみならず、読み手になったときも、SNSとうまく付き合っていく上で重要な姿勢だと思っています。

■友人には「いいな〜」より、「いいね!」を伝える

一方で、友人とのやりとりでは「いいな〜」より「いいね!」という言葉を伝えるようにしています。「いいな〜」というのは、前項の「いいな!」とは意味が異なり、羨ましさを含んだ言葉を指します。

例えば、「今、海外にいる」という友達のSNS投稿を見たり、連絡をもらったりしたとき。「楽しそうだな、私も行きたいな」という気持ちで、つい反射的に「いいな〜」と言ってしまうことはありますよね。

かくいう私も、昔はすぐ「いいな〜」と言う口癖がありましたが、人を羨ましがる行為も、そういう重たさを含んだ言葉も、お互いにとっていいことがない! と思い、意識的にやめました。

今はそれよりも、「素晴らしいことをしているね!」という賞賛の気持ちを込めて、「いいね!」を積極的に使うようにしています。「いいね!」のほうが変な羨ましさがないですし、印象もライトでいいなと感じています。

「でも」「そもそも」等も、「いいな〜」と同様、意識的に使うのをやめた言葉です。「でも」は相手を否定するつもりがなくてもそう聞こえてしまうし、「そもそも」も文脈を逆戻りさせるだけで、意味のある内容が続かない言葉だと思います。

人の気持ちや人間関係は使う言葉に想像以上に引っ張られる……と私は考えているので、SNSでも会話でも、言葉のチョイスにはかなり気をつけています。

■心がけは「大きく見せない」「嘘をつかない」

自分を大きく見せないことや嘘をつかないこと、つまり「自分が思ったことを、ありのままに伝えること」も大事にしています。

借り物の言葉を話す人はなんとなくわかってしまうし、私は何かを事細かに「説明する言葉」より、その人自身の言葉で綴る「生きた言葉」のほうが心に響くと感じます。どんなに丁寧に書かれた説明書よりも、たった一言の感想のほうが心に残りやすい、というイメージです。

対面のコミュニケーションでも同様ですが、技術より「心」があるもののほうが強く印象に残る。SNSでも、自分の心が動いたことを素直に届けたほうが、相手の心にも届くはずだと信じています。

ユーザー(受信者)として使うのか、届け手(発信者)として使うかでもスタンスは異なるとは思いますが、SNSを使うにあたっては、皆さんもぜひ自分の「いいな!」を大事にしてね、とお伝えしたいです。


編集協力/外山ゆひら

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田中 里奈

広島出身の青文字系モデル。様々な企業やブランドとのコラボやプロデュースを中心に活動。国内外を飛び回りながら、場所や肩書にとらわれない働き方とライフスタイルを提案してます。

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