子宮と卵巣、女性器を大切なものだと思っている人は多いと思いますが、調子が悪い時にちゃんと婦人科で診てもらったり、定期健診を受けているというという人はどのくらいいらっしゃるでしょうか。
婦人科を受診するのは何が嫌ですか?
皆さん子宮頸がん検診は受けていますか?日本女性の子宮頸がん検診の受診率は3割未満で、先進国の中でダントツに低いです。検診を受けてくれない理由の一つに「内診がイヤ」という意見がありました。今回は婦人科の受診について見ていきます。
久しぶりの更新になってしまって大変申し訳ありません。書きたいことはわんさかあるんで、頑張って更新しますのでよろしくおつき合いください。
今年も終わりに近づいてきましたね、みなさん。今年は子宮がん検診を受けられましたか?
日本女性の子宮頸がん検診の受診率は3割未満で、先進国の中でダントツに低いのです。
正規雇用の方は職場の健康診断に含まれていて自動的に受けられるはずですが、非正規雇用、フリーランス、主婦の方がたは積極的に受診しなければ受ける機会がないという方が多いと思います。
自治体から補助の出る検診のお知らせが来るところもありますが、予算に余裕の無い自治体はものすごく分かりにくくしか案内してくれなかったりします。
でも、子宮頸がんは20代30代に急激に増えている病気です。
子どもがほしいと思っても授かれなくなったり、命に関わったりする病気なのに。
子宮の入り口の細胞をちょこっとこすって採る子宮頸がん検診は、病気の早期発見だけでなく、がんの手前で発見することができる有効な方法です。
以前自分のブログで「子宮がん検診を受けてない人は何が一番のハードルですか?」ときいたところ多数回答していただき、栄えあるナンバーワンは、
内診がイヤ
というものでした。
内診、嫌ですよね。私だって気が進むものではありません。
その他には、「行ける時間に空いていない」「料金が高い」「妊婦や子連れがいる空間が嫌だ」などが続きました。
症状があるならまだしも、検診だけのために平日の昼間に時間を作って検診に行くというのは、大事だと分かっていたとしても行動に移すにはハードルがありますよね。
料金に関しては、美容院に行くよりは安い(通常かなり)なので、自分の健康のためならそのくらいは惜しんでいただきたくないですが、自治体の補助などを有効に使っていただければランチ代程度の負担ですみます。
産科の患者さんと一緒になりたくない方は、妊婦健診を行っていないクリニックや病院を選んで受診されるといいと思います。
では、皆さんの2014年かけこみ子宮がん検診を後押しするために、次回は内診をちょっとでも嫌じゃなくする方法をお伝えしたいと思います。