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既婚者なのに好きな人ができた……男性の本音とは 3/3


■それでも家庭に身を置く覚悟と孤独

「奥さんと離婚は考えない?」

こう尋ねたとき、彼は

考えない。子どもがいるし、俺に好きな人ができたからって、すぐOKできることじゃないでしょ

ときっぱりと答えました。

男としては見てもらえない家庭。セックスレスで、愛情も薄れつつある妻であっても、それでも家庭に身を置く覚悟を、彼はもっています。こんな状態なら、独身女性から誘われたら簡単に頷いてしまう既婚男性も確かにいるでしょう。

彼だって、妻に隠れて彼女に満たしてもらうこともできたのです。それをはねのけるのは、彼の孤独を深めることでもあります。誰だって愛されたいのは同じ。でも、好きになった女性が自分を愛してくれているとわかっても、結婚している以上は受け取ることはできない。

彼は元の「頼れる上司」に戻りました。彼女とは距離ができましたが、業務に支障が出るような振る舞いを彼女はせず、今でもしっかり仕事をしているそうです。もう、ふたりで飲みに行くこともありません。

寂しくてたまらない

これが、彼の本音です。それでも孤独を受け入れる責任感、彼女を傷つけたくないという真摯な愛情は、彼の本当の男らしさでもあると思います。

不倫相手が本気になったとき、独身女性がとるべき道とは

https://p-dress.jp/articles/5577

自分は遊びのつもりだったのに、不倫相手のほうが本気になってしまった。勝手に離婚なんかされても困るし、どうしよう……。既婚者がのぼせ上がると暴走しやすく、独身女性のほうは一方的に表舞台に引っ張り出される危険性もあります。そんな事態になったら、何とかして彼から一度距離を取る方法を考えましょう。

不倫相手に本気になった既婚女性が、それでも離婚できなかった理由

https://p-dress.jp/articles/5328

不倫相手を本気で好きになってしまった既婚者の彼女ですが、夫に離婚を切り出すことはできませんでした。それは、自分が夫に与える痛みの大きさに気がついたから。「許されない恋」は確かに興奮するけど、それより夫を不幸にするダメージのほうが大きいと気がついたとき、彼女は現実に戻ります。

※こちらは2021年2月10日に公開した記事内のリンク切れなどを修正したうえで再掲載したものです。

ひろた かおり

37歳で出産、夫と子どもの三人暮らし。何歳になっても恋愛ネタ大好物。恋愛相談家としてこれまで多くの男女から話を聞いてきた経験を活かし、復縁についてのアドバイスや不倫などさまざまな「愛のカタチ」について書いていきます。 人生...

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