1. DRESS [ドレス]トップ
  2. 美容/健康
  3. 最先端美容&健康セルフケア! NYのオシャレなメディテーション事情

最先端美容&健康セルフケア! NYのオシャレなメディテーション事情

今や健康ブーム真っ盛りのNY。街中ではサラダバーやグリーンジュースバーはネイルサロンのように軒並みに登場し、レストランのメニューには和食常連の「えだまめ」「ひじき」「豆腐」は、もう当たり前のものとなりました。

最先端美容&健康セルフケア! NYのオシャレなメディテーション事情

人種や考え方の違う多種多様な人々が共に暮らすこの街では、「新しいもの」「違うもの」でも、「自分が良いと思うもの」に対しての受容力がとても強いのだ、と改めて感じます。

さて、そのなかでも特に注目されているのが、ココロのセルフケアともなる「メディテーション」です。メディテーション=瞑想ですが、ザ・禅、といったイメージではなく、ファッション業界の方が構築したという、おしゃれで気軽にできるメディテーションセンターが誕生しています。

今回4月にNYを訪れ、最先端のメディテーションセンターにいくつか足を運んできました。皆様に参考になる内容をシェアします!

最先端美容&健康セルフケア

■インストラクターのいないガイドメディテーション!

最先端美容&健康セルフケア

通常、ヨガやお寺でも、瞑想はたいていインストラクターとなる方の誘導に従って、瞑想をすることが多いと思います。今回NYで体験したインストラクターなしの瞑想は、大きく分けて2種類あります。

ひとつは「マインドフルネス」としての集中するタイプのもの、そしてもうひとつは「リラクゼーション」として横になってココロとカラダを緩めていくものです。

その両方の瞑想では、イントラクターはいないのですが代わりにオーディオが流れます。

そして、スタッフとなる方が最初と最後に説明をしてくれますが、瞑想中はともに瞑想しています。オーディオと光のコラボレーションはとても幻想的で、またわかりやすく誰でも簡単にできるものになっています。

よくヨガやさまざまなレッスンを受けるときに気になるのが、インストラクターとの相性。これはガイドの声がよほど嫌でない限り(笑)大丈夫です。

また、照明も暗めなので、周りを気にしなくていいのもおすすめの理由です。

自分の心のクレンジングに来ているのだから、外部に気を必要以上に使うのはナンセンス。気楽であることで、本来行いたいことができるというのはとても素晴らしいものだと、改めてシンプルさに共感しました。

■内装と環境がとってもオシャレ

最先端美容&健康セルフケア
NY 最先端美容&健康セルフケア

外観や入口はもちろんのこと、瞑想する環境もとてもこだわりを感じます。

照明やオブジェ、座るクッションや待機場所の居心地よいソファやアメニティ。どれもおしゃれでセンスのよいビューティーサロンクラスで、待っている間も、フルーツウォーターやココロをリセットするブックなどを手に、まるで自分の空間のようにくつろいでいられます。

ちょっとした遊びココロもあり、お水に溶ける小さな紙に自分が解消したい問題を書いて、水槽にいれてかき混ぜて消すというワークや、小さなサプリメントのようなカプセルに入っている丸まった紙に自分の願いを書いて、カプセルにいれて持ち歩けるようなものが置いてあったり。まるで、神社でできるような浄化や祈願のおしゃれバージョンもありました。

本当に自分の心と見つめ合えるように、ところどころで工夫されていて、またそれが重くなくて楽しめる感じがとても気に入りました。

■ビューティースパ内にもメディテーションルーム!

最先端美容
メディテーションセンター

他にも、ビューティースパと呼ばれる、ジャグジープールやバー、サウナやマッサージセラピーが受けられる施設内にも、今では「メディテーションルーム』というものが存在しています。ココロを穏やかにすることの大切さ、をとても重要視しているのですね。

スパ内のメディテーションルームでは、心地よいソファにゆったりと横たわることができます。センターではドライアイスのような煙がもくもくと湧き出ていて、さまざまな光のカラーがゆっくり変化していく状態を、ただひたすら感じているというもの。

サウンドも、耳障りにならない波のような音が流れ、幻想的な光と共に、自分を委ねられるような程よい暗さの中ですごせます。温水プールやジャグジー、サウナなどでしっかり温まった後、このメディテーションルームでまったりと過ごす、というもの粋なものでとても癒されるものでした。

トータルビューティーを考えたときに、身体や顔だけではなく、ココロのケアの大切さを見過ごしてはならない時代になってきているのだと思います。そしてそれを分けて考えるものではなく、カラダのケアをしながら、ココロのケアをしていく、というのが当たり前になっていくことでしょう。

物質的な豊かさももちろん大事ですが、それが重要視されすぎてたこれまでの時代では、ココロの部分が放置されてきていたのではないでしょうか?

今一度、本来の自分自身のココロのために使う時間、というものを見つめ直してみると、ニューヨーカーのように、「自分が良いとおもうもの」を受け入れる力がさらにパワーアップしていくと思います。メディテーションを日々の生活に入れてみてはいかがでしょうか?

Chika

女性の美しく生きる力を解き放つ Executive Beauty Director エグゼクティブ・ビューティディレクター CHIKA 愛知県生まれ。ニューヨーク州Manhattan Community ...

関連するキーワード

関連記事

Latest Article