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「セロトニン瞑想で幸福度とアンチエイジング度と知力をアップ!」【藤原美智子 連載】

瞑想のしかたをアップグレード。セロトニン瞑想というメソッドを実践しています。

「セロトニン瞑想で幸福度とアンチエイジング度と知力をアップ!」【藤原美智子 連載】

今年の2月のこのコーナーで「瞑想をしている」ことをお伝えしましたが、3ヶ月前からもう一つ、「セロトニン瞑想」も朝の日課に加えています。セロトニンという言葉は聞いたことがある人も多いと思いますが、「それと瞑想と、どんな関係があるの?」と思う人もいるのではないかしら。これはセロトニン研究の第一人者である医学博士の有田秀穂先生に取材をして、私も初めて知ったこと。

セロトニンというのは脳内ホルモンの一つだけれども、これがキチンと分泌されているとどうなるかというと、まず「抗重力筋」が引き締まって背筋が伸びたり、頬が持ち上がったりする(!)のでアンチエイジング効果があること。そしてセロトニンは欲望にかかわる脳内ホルモンのドーパミンや、依存症にかかわるノルアドレナリンの分泌を調整して、安らぎ感や穏やかな満足感といった幸福感が得られるの。つまり「何か足りない」とか、「もっと欲しい」という欲望や喪失感が抑えられて満足感が得られやすくなるということ。そのようなことは心の問題と思っていたんですが、実は脳内ホルモンのバランスも深く関わっていたんですね。

それにセロトニンの分泌が高まると脳の前頭葉の血流が活性化されて、人間らしい意欲や思考、記憶が高まるし、創造性や人との共感力も高まるらしいの。そう言えば最近、人に共感できる度合いが増してきて、なんだかフンワリとした幸せ感を覚えることが多いのですが、これこそが「セロトニン瞑想」効果かも!

さて、この瞑想の仕方はいわゆる座禅と同じ。まずは背筋を伸ばしながら脚を組んで座り、薄目を開けて1メートルぐらい先の床をぼんやりと見つめる。そして息を鼻から(口でもOK)静かに少しずつ吐き切る。吸うのは鼻から自然に入ってくるのに任せるという呼吸法をすること。

大事なのは瞑想をしている間、思考をするのを止めること。何故なら、それによってセロトニンの分泌が活発になるからなの。普通の(?)瞑想も思考を止めることを目的にしているのだけれど、セロトニン瞑想は意識を呼吸に向けることができるので、まだ瞑想をしやすいかも。興味のある人は試してみて。ただし毎日、続けなければセロトニンの分泌は高まらないらしいので日課にすること。まずは5分から始めてみて!

※10月11日に「輝いて生きよう!」と題した講演会を行います!輝くための身体や食、運動、生活習慣(もちろん今回のセロトニンについても)など具体的な方法や、気持ちや考え方などについてレクチャーしたいと考えています。会場でお会いできるのを楽しみにしています!!

問い合わせ:朝日カルチャーセンター横浜
Tel. 045­453­1122
問い合わせ時間:9:30~19:00(日曜祝日休業)

藤原 美智子

ラ・ドンナ主宰。雑誌の表紙やビューティーページ、広告撮影のヘアメイク、執筆、化粧品関連のアドバイザー、講演、TV出演等で幅広く活躍している。 近著「美しい朝で人生を変える」(幻冬舎) 他、著書多数。

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