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ちょっと贅沢なハワイ旅に。「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」滞在のすすめ

ハワイ・オアフ島の高級リゾートホテルのひとつ「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」。ワイキキの中心部からクルマで約10分と、アクセスしやすいにもかかわらず、カハラ周辺はまるで別世界。隠れ家的存在の名門ホテルでは、極上のひとときが過ごせます。

ちょっと贅沢なハワイ旅に。「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」滞在のすすめ

ハワイ・オアフ島の高級リゾートホテルのひとつ「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」(以下、ザ・カハラ)。ワイキキの中心部からクルマで約10分と、アクセスしやすいにもかかわらず、カハラ周辺は別世界。

ダイヤモンドヘッドを東に望む、閑静で美しい住宅街にあり、目の前には美しい白浜と青々とした海が広がります。隠れ家的存在の名門ホテルで1泊、一生忘れることのない極上のひとときを過ごしました。

■各界の著名人やセレブたちからも愛されるザ・カハラへ

1964年に開業したザ・カハラ。50年を超える歴史のなかで、アメリカ歴代大統領や各国の国賓、皇族、俳優、アーティストなど、各界の著名人がカハラに宿泊してきました。カハラを「ふるさと」と表現し、オアフ島を訪れる度にリピートする人も少なくないとか。

多くの人々から愛されるザ・カハラの魅力は数あれど、高貴で優美な内装がそのひとつでしょう。ハワイ王朝時代を反映した厳かな内装のロビーでは、28000個ものシーグラスが使われたシャンデリアに見惚れます。

全338室の客室は、窓からどんな景色を見たいか、好みに応じて選べます。たとえば、山を望める「シーニック」、山と海を望める「シーニックオーシャンビュースイート」、海が目の前の「オーシャンフロントスイート」etc.。

山を望める客室

■大人の胸をときめかせる、上質でハイセンスな客室たち

今回滞在したのは「オーシャンビュー」の客室です。手を伸ばせば届きそうなほど近くに、青々とした海原がある――その非日常感に胸が躍ります。

アイボリーやコーヒーブラウンを基調にまとめられた、落ち着いた色合いの室内はシックでハイセンス。ストライプ柄の調度品もおしゃれです。壁には額縁に入った貝殻が飾られてアクセントに。

バスルームはバスタブとシャワースペースに分かれ、クラシックなドレッサーも2カ所にあります。これで、ふたり以上で泊まるときも取り合いになりません。ウォッシュレット付トイレも、日本の様式に慣れている人には嬉しいですよね。

どこもかしこも行き届いていて、非の付け所がないザ・カハラの客室。スイッチがありすぎて迷うこともあるホテルは少なくありませんが、ひとつのスイッチで、バスルーム全体の電気をコントロールできる、UI/UX的な素晴らしさにも言及せずにはいられません。

伝統を大切にしながらも、細部がアップデートされ続けている――ザ・カハラが長く愛される理由はそんなところにもあるのでしょう。

■ザ・カハラ名物、シンパンケーキやカハラサダは食べておきたい

質の高い料理を提供するレストランの数々も、ザ・カハラの魅力に他なりません。たとえば、海の目の前にある「プルメリア・ビーチ・ハウス」。朝・昼・夜すべての食事を楽しめます。

パイナップルジュースをアイスティーで割った「プランテーション アイスティー」は、ザ・カハラで人気のドリンク。初めて出会う味の組み合わせとさっぱりした品のある甘さがやみつきに。

朝食ビュッフェで名物料理を食べたいなら、「シンパンケーキ(薄焼きパンケーキ)」はマストです。朝食でしか味わえないメニューで、ホイップしたバターとメイプルシロップを混ぜたシロップかかっています。

シンプルな材料のみで作られたパンケーキの生地は、ベーキングパウダーを使っていないのに、ふわっ・もちっとしたやさしい食感が特徴。2枚のつもりが、もう1枚、食べ納めにもう1枚……と止まらなくなるパンケーキです。

好きな具材をとってシェフにお願いすると、その場で作ってくれるオムレツコーナーのそばに置かれた揚げドーナツ「カハラサダ」も、隠れ名物なのだとか。パンケーキを食べすぎず、お腹に余白を残しておきたいもの。

■純粋な感動が詰まったイタリアンはアランチーノ・アット・ザ・カハラで

ワイキキの老舗イタリアン、アランチーノが「アランチーノ・アット・ザ・カハラ」として、最近ザ・カハラに仲間入りしたことも話題を集めています。伝統的なイタリアンをベースにしながらも、斬新で美しい料理で魅せるのがアランチーノ流です。

アラカルトも充実していますが、3種類から選べるコース料理もおすすめ。100ドルのコースなら、+40ドルでグランドマスターソムリエ、田崎真也氏監修のワインペアリングが付きます。各品とペアリングしてくれますよ。

植物を連想させるバーニャ・カウダ、フォアグラとトリュフを使ったライスボウル、うにを何匹使っているのかと驚かせてくれる、贅沢なうにパスタ……コース料理のすべてにピュアな感動が詰まっていました。

■リゾートを味わい尽くせるアクティビティも充実

マッサージやトリートメントを受けられる「ザ・カハラ・スパ」、イルカと触れ合える「ドルフィン・クエスト」、ザ・カハラのロゴアイテムや土産物が揃う「シグネチャー・アット・ザ・カハラ」など、ザ・カハラには楽しみどころがあふれています。

中でも、ザ・カハラ前の海に出てみたい、と思うなら「ホロキノ・ハワイ・カヌーセーリングツアー」を試してみてはいかがでしょう。

ハワイアンの伝統航海カヌー「ホクレア号」で10年、航海士として修行したハワイ出身のキャプテンが操縦するハワイアンカヌーで、45分間の航海を楽しめます。鍛え上げられた肉体とやわらかな笑顔が素敵。いとこの女性と共に、海上の旅をリードしてくれます。

カヌーに張られた丈夫な布の上に寝転んで空を見上げたり、美しい佇まいのザ・カハラを遠目に眺めたり、透き通った海を覗き込んだり……カヌー上での過ごし方は自由です。

一度は泊まりたい憧れホテル、ザ・カハラ。心のなかにずっと残り続ける、温かくて癒される思い出ができるだけでなく、ザ・カハラにしかない素敵な“気”をもらい、再訪したくなる大切な場所のひとつになることでしょう。

取材協力
ザ・カハラ・ホテル&リゾート
https://jp.kahalaresort.com/
ハワイ州観光局
https://www.gohawaii.jp/

Text/Photo=池田園子

DRESS編集部

いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。

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