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肌に負担をかけず、メイクを落とし切る「正しいクレンジング」をおさらい 3/3


「乾燥脂混合肌タイプ」はアイテム選びに要注意

「オイリーになりやすい乾燥脂混合肌の方の中には、思春期の方が使うような脂性肌用や洗浄力の強いクレンジング、毛穴の角栓対策にスクラブを選んでいる方もいらっしゃいます」

皮脂の過剰な分泌は水分不足によって起きていると考えられるため、皮脂を取りすぎるクレンジングを選ばないようにしたいですね。

「普通肌タイプ」は今のお手入れを継続

普通肌タイプは、今のお手入れが肌に合っているということ。クリームクレンジングでもオイルクレンジングでも構わないので、今のバランスを維持してください。

皮膚科医が実際にしているクレンジングとは……?

皮膚科医が実践しているクレンジング法は気になるところ。最後に、赤池先生のお手入れ方法を聞いてみました。

「クレンジングをなじませる前に、ホットタオルを使う日もあれば、湯船に浸かって湯気でメイクを浮かせる日もあります。オイルクレンジングを使用してダブル洗顔をしていますが、アイメイクはポイントメイクリムーバーで落とすようにしています。また最近はファンデーションを使わずに、BBクリームだけにするなど、軽いメイクにしています」

さらに、「最後は冷水で締めるのがポイント。肌にいい刺激を与えられるので、自律神経のバランスが整ってスッキリしますよ」とのこと。毎日続けるお手入れだからこそ、洗い上がりの心地よさも楽しめるのは嬉しいですね。

クレンジングの基本はきちんとメイクを落とし、そのうえで水分をたっぷり与えること。肌に合う方法を選んで、理想的なバランスを目指したいものです。

監修/赤池智子
医師、内科/皮膚科医。内科認定医。2006年準ミス日本。
患者の視点に立った医療を行うことを何よりも大切にし、論文執筆、学会発表と共に日常診療を第一に行っている。
2006年準ミス日本の経歴も生かし、女性ならではの視点から正しい医療知識に基づいた女性の病気、健康、美容に関する情報も発信し定評がある。 

Text/古賀令奈

2月大特集「ほしいのは“前向き“肌」

https://p-dress.jp/articles/6202

『DRESS』2月特集は「ほしいのは“前向き“肌」。肌という“基盤”は心までも左右するから、安定してきれいを維持しておきたいパーツのひとつ。自分が「お気に入り!」だと思える美肌を常に保っていれば、いつだって機嫌よく、自信を持って過ごせます。自分の肌とじっくり向き合い、お気に入りの肌を手に入れよう!

※ この記事は2018年2月17日に公開されたものです

DRESS編集部

いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。

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