自己肯定感の高い男性をパートナーにしよう――女医の恋愛事情から見える大事なこと

自己肯定感の高い男性をパートナーにしよう――女医の恋愛事情から見える大事なこと

内科医のわたしが綴る、リアルな「女医たちの恋愛事情」。そこから見えてくる傾向には、女医という職業に限らず、高学歴・高収入な女性たちにもあてはまるものが少なくないのではないでしょうか。


内科医の岡本彩です。わたしは離婚経験者です。女医には離婚経験者が多いのか――。今回のコラムではいろいろと偏見や思い込みを持たれることも多い、「女医たちの恋愛事情」について書いてみます。

■女医の結婚相手は男性医師ばかり?

まわりを見る限り、女性医師の配偶者が男性医師というケースは確かに多いです。女性医師の7割は配偶者が男性医師というデータを見たことがあります。

わたし自身は元夫も医療関係者ではなく、過去のパートナーで男性医師はむしろ少ないほう。ほとんどが会社員、自営業者、経営者などです。

そこで、「医学生や男性医師としか付き合ったことがない」あるいは「配偶者が男性医師」という女医さんたちに、その理由を聞いてみました。

その結果、医学部や病院以外に出会いを求めなかった、なんとなく、たまたまという回答が聞かれました。特に「相手も医師じゃないとイヤ」という人はいませんでした。

よく「仕事が忙しいから、医者以外の人と結婚すると理解が得られないのでは?」と聞かれますが、ケースバイケースだと考えます。

わたしはパートナーやその家族に長時間労働や当直明けの通常勤務、患者さん急変時の呼び出しに嫌な顔をされたことはなく、むしろ応援してもらっていました。

お互いの仕事について話し合い、限られたプライベートの時間で、どれだけ密度の濃いコミュニケーションを取るかどうかの問題ではないでしょうか。

■医師同士で結婚するメリット

初対面の人に職業を知られると、お決まりの質問「どうして医者になったのですか?」「お父さんもお医者さんですか?」「血を見るのが怖くないんですか?」などが飛んできたり、いきなり健康相談をされたりして、ウンザリすることがあります。

無料での健康相談は、わたしのように家族や親戚に医師がいない場合、親戚からもよくされてしまいます。医師同士であれば、こうした煩わしさはないかと思います。

また、臨床現場を離れて留学したい、大学院へ行って研究したいといった場合に、配偶者が医師であれば片方が無収入になっても家族を養っていけます。職業が同じである分、価値観が近いというのもメリットかもしれません。

■女医は独身や離婚が多いというが実際は

シドニイ・シェルダンの『女医』という小説の冒頭に、「女医の3分の1は独身、3分の1が既婚者、3分の1が離婚経験者」という記述があったせいか、この都市伝説を信じている人がいるようです。

実際にわたしの同級生をみますと、30歳ころ(卒業後6年目)の時点で男女とも8〜9割が既婚、そして離婚経験者はわたしのみ、でした。「3分の1ルール」はまったくあてはまりません。

ただ、出身大学によっても違うようです。わたしは関西の国立大学出身ですが、大学(あるいは勤務先)が都心にあるか地方にあるか、国立か私立かでも婚姻率や初婚年齢にかなりばらつきがあると感じています。わたしと同学年の都内私立大学出身者は、「30歳時点では独身者のほうが多かった」と言っていました。

独身者や離婚経験者が多いとしたら、おそらく女医は平均的な女性より収入が多いので、「お金が目的の結婚=エコノミックマリッジ」や「自分に経済力がないために離婚を我慢する」といったケースがほとんどないためだと思います。

■高学歴、高収入の女性に「引く」男性の特徴

女医に限らず、高学歴や高収入の女性だと気になるのが、そのことで男性に「引かれるかもしれない」ということではないでしょうか。

わたしは、劣等感のない、自己肯定感の高い男性を選ぶことをおすすめします。

女性が高学歴だったり高収入だったりすることに「引く」男性は、その点に劣等感を持っていること、自己肯定感が低く「男性である自分が女性より下なのは許せない」と自分より格下の女性と付き合うことでプライドを守っていること、が理由だと思います。

確率的には、同じような高学歴・高収入の男性のほうが、劣等感を持っていないことは多いのではないでしょうか。

ただ実際は、中卒であろうが年収が女性より少なかろうが、劣等感を持たずに高い自己肯定感を持ちながら過ごしている男性はいくらでもいます。

合コンなどで「職業や学歴を偽っている女性(医師なのに看護師と言うなど)」に出会ったことがありますが、個人的にはおすすめしません。長期的なパートナーシップを築く上で必ずバレる日が来るからです。

悪気がなかったとはいえ、ウソを吐いたあなたのことを、「自分を信頼してくれなかった」と思われてしまってはもったいないです。自分を偽って男性と付き合ったとしても、いずれ本当のことがわかって破局するのであれば、時間ももったいないです。

次回のコラムでは、「出会いに困らない」をテーマに書きたいと思います。

この記事のライター

1982年広島市生まれ。2007年大阪大学医学部卒業。医師。外国人のパートナーとの間にもうけた2児のシングルマザーでもある。 予防医学と訪問診療にたずさわりながら、個人でセミナーやコンサルティング、執筆などもしています。

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