幸せを引き寄せる笑顔をつくる、朝昼晩の簡単すぎる心がけとは
寒さで顔がコリ固まり、正月明けに気持ちがたるみ、表情もなんだかお疲れ気味……。もしそう感じているなら、1年の始まりに笑顔をつくるトレーニングを始めてみませんか? 朝昼晩、どれも簡単にできる方法ばかり。笑う門には福来る。素敵な笑顔で今年1年もハッピーに過ごしましょう。
寒さで顔がコリ固まり、表情が固くなりがちなこの時期。街を歩く人の表情が乏しいように感じます。
人は無意識になると口角が下がります。年齢を重ねるにつれ、それがたるみやしわとなり、表情の癖がついてしまいます。
常に口角を上げる意識をしておくと、日々の表情が変わり、周りに与える印象までもよくなりますよ。今回は素敵な笑顔を作るためのトレーニングをお伝えします。
■朝は顔筋ほぐしストレッチ
毎朝、大きく口をあけて「ア・イ・ウ・エ・オ」と5回発声し、顔の筋肉を動かしましょう。
寝ているときの無表情、もしくは食いしばりや歯ぎしりの癖により、顔が緊張している状態のままコリ固まってしまいます。関節を動かすための「咬筋」を動かすことで、顔全体の緊張がほぐれ、表情が柔らかくなります。
顔の筋肉を動かすことによって、顔の血の巡りも良くなるので、むくみ改善にも効果的ですよ。
■日中は「イの字」口を意識
仕事や家事をしているとき、どんな顔をしていますか? 私自身も、施術中やデスクワーク時はつい集中して無表情な顔になりがち。
特に施術中はマスクをしているので表情は見えませんが、口角が下がったまま表情が固まらないように、口をイの字に伸ばし口角を上げることを心がけています。
このとき、頬の筋肉が上がっていることを感じるように心がけてみましょう。
口角が下がる癖がついてしまうと筋力も衰え、重力の影響により、肌のたるみにもつながります。素の表情も老けて見えたり疲れて見えます。
撮った写真を見て、笑っているつもりでも思った以上に笑えていなかった……とショックを受けたことのある方は、普段から無表情のままの筋肉が固まっている可能性があるため、気をつけてください。
■夜は口角UPトレーニング
割り箸を真横になるよう、口の端できゅっとくわえます。このとき両方の口角を上げましょう。しばらくして頬筋の上の方に効いてくる感覚があれば、上手に筋肉が使えている証拠。
テレビを見ているときなど、何かをしながらできる簡単な口角UPトレーニング。入浴中に割り箸の代わりに歯ブラシを使用してもOK。
ちなみに、口角に左右差がある方は、左右の顔の筋肉をできる限り均等に使うよう、気を配ってみてください。
■極端な話、笑顔は人生を変える
笑顔がもたらす引き寄せの力はとても大きい――これは、わたしがこの仕事をしていて、とくに感じることです。
無表情の顔は相手に不安を与えることがあります。不満顔や不機嫌顔などは、良い印象を与えず、誤解されやすくなります。
そして、意識をしなければどんどん衰えてしまう口角周りの筋肉。以前のコラム「私だけ大顔に見えてショック……『小顔』に見せる写真技とは?」でもお伝えしたように、顔下の筋肉が衰えることで顔全体が老けてきます。
笑顔は安心感や信頼を与える。口角を上げると自然と気持ちも上がり、行動力も高まって、ポジティブな気分になります。
常に笑顔を心がけることで、あなたの周りの方も笑顔になり、仕事もプライベートでの人間関係やあなたを取り巻く環境がどんどん良くなっていきますよ。
まずは1カ月、朝昼晩の顔トレを習慣にしてみてください!