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「筋肉を正してカッコイイ歩き方と、美ボディを手に入れよう!」【藤原美智子 連載】

ピラティスで筋肉の使い方が身について正しい歩き方できるようになりました。

「筋肉を正してカッコイイ歩き方と、美ボディを手に入れよう!」【藤原美智子 連載】

夏本番になってくると気になるのが、歩き方。
「えっ、贅肉じゃないの?どうして歩き方?」と思う人もいるかもしれませんね。もちろん、薄着になる夏は贅肉が気になるものです。でも体型だけではなく、それと同時にコートもジャケットもなく、膝の見える装いになるので歩き方もあらわになってくるんですよね。

外国人のように格好良く歩いている人をたまーに見かけることもありますが、残念ながら日本女性に多いのは膝を曲げて、腰は落ちていて、背中は丸まっていて、顎を前に出して歩いている姿(程度の差はあるのですが)。このような歩き方になった元々の原因は人それぞれだと思いますが、身体はどこか一ヶ所が悪くなると、それをかばってバランスをとるために他もドンドン悪くなっていくんですよね。そして、いつの間にか前述のような姿勢になってしまったのだと思います。

……と、このように私が人ごとのように言えるのは最近、正しい歩き方ができるようになってきたから。1年以上前から、正しい筋肉の使い方を身につけようと、週1度のペースでピラティスに通っているのですが、その成果が出始めてきて、歩き方も変わってきたみたいなんです。

正しい歩き方とは腰の辺りから脚を出すような気持ちで大股に、ゆったりと股関節を動かす。そして前足は拇指球の辺りを意識して、後ろ足の膝とそけい部は伸ばすように意識しながら。上半身は力まず、ゆったりとしながら背筋を伸ばして、顎は軽く引く。お腹は引っ込めるように力を入れて、目線を前方に向けながら歩くという感じでしょうか。

私が、このような歩き方ができるようになったのは、ピラティスで元来の腰の後傾が治ってきたことや仙骨周りの硬さにしなやかさがでてきたこと。そけい部の縮みが緩んできたことが大きく影響しているみたい。以前の私がそうだったように、同じような症状のある人は前述のような歩き方をしている可能性があるので一度、チェックしてみて。

でも、もし、そうだとしても無理矢理、正しい歩き方をしようとすると腰を痛めてしまうかもしれないので要注意。まずはストレッチやピラティスなどで全身の筋肉の硬さを緩めたり、正しい筋肉の使い方をマスターしてからトライすることをおすすめします。“結果、正しい歩き方ができるようになった”、というのが順当だと思いますので。

それにしても正しい歩き方をすると格好も体型も良く見えるし、そのような姿勢で歩く事自体がエクササイズにもなるので、ダイエットするよりも効果的ではないかしら。それに気持ち良く歩けるようにもなるので是非、正しい歩き方に挑戦してみて!

 

藤原 美智子

ラ・ドンナ主宰。雑誌の表紙やビューティーページ、広告撮影のヘアメイク、執筆、化粧品関連のアドバイザー、講演、TV出演等で幅広く活躍している。 近著「美しい朝で人生を変える」(幻冬舎) 他、著書多数。

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