お金と笑う、2018年を目指してみよう
資産運用の世界で戌年は、「戌、笑う」で縁起がいい年なんです。2018年は、お金と笑う、そんな一年にするために“貯金”してみませんか。
■2018年は、戌、笑う。
資産運用の世界では、干支でその年の相場を見通す習慣があります。
今年の格言は「戌(イヌ)、笑う」。
戌が笑っていて「上昇相場で縁起がいい一年」なんて言われているんです。
年が明けると資産運用に携わる営業マンは「今年の干支は“戌、笑う”なので強気に考えてもいいかもしれません」なんてリップサービスが飛び出すこともあるんですよ。
このように2018年は資産運用の世界では、縁起がいい年。みなさんもお金と仲良くなって一緒に笑う一年を目指してみませんか。
■100万円貯めるイメージをしてみよう
貯金残高が増えた通帳を眺めていると、にこっと微笑みたくなりませんか。お金と笑う年にするために、貯金残高を増やすことから始めましょう。
貯金金額の目安として、“年間100万円”を目指すことがあります。
「一年で100万円!」を目指すのは頼もしい目標ですが、努力も計画もなしで貯まらないのが100万円です。
それでは、1年間で100万円を貯める場合の金額を具体的に見てみましょう。
パターン1.毎月同じ金額を貯める
100万円を毎月同じ金額で貯めるとすると、月に83500円ほど貯めていく必要があります。
パターン2.毎月の給料も、ボーナスも、ほどほどに貯金する
たとえば、毎月3万円を貯めていくと、12カ月で36万円が貯まります。
100万円に足りない64万はボーナスで貯めることになります。夏冬のボーナスがある人は、それぞれ32万円ずつ貯めていくことになります。
パターン3.毎月は極力貯めずに、ボーナスに頼る
毎月は余裕のある生活を優先して、ボーナスでガッチリ貯めるときはどうでしょうか。毎月1万円を貯金すると、12カ月で貯まるのは12万円。残りの88万円をボーナスで貯めることになります。夏冬のボーナスがある人は、それぞれ44万円ずつ貯めていくことになります。
このように具体的に貯める金額を考えてみると、100万円を貯めるには“なんとなく”だけでは難しいことがわかるのではないでしょうか。
毎月8万円近くの金額を貯めていくのは意外と大変だし、ボーナスでリカバリーしようとするとブランド物の大物買いや、クレジットカードでのボーナス払いなんて安易にできないですよね。
やはり貯金は、一朝一夕で出来るものではないのです。
■貯金は、目標・計画・実行する
それでは、どうやってお金を貯めていけばいいのでしょうか。
その答えは「目標を立てて、計画する、そして実行」です。
ダイエットでも、資格試験でも、目標なしに達成することはできません。
まして、普段の生活の中で買い物の誘惑が多い「お金」ですから、誘惑に負けないためにも貯金は目標を立てることが必要になっていきます。
目標は以下のふたつのポイントを心がけて設定しましょう。
1)「2020年までに150万円貯める」のように具体的な計画を立てる
2)長期的に考えて目標を設定することで、無理のない計画を立てる
貯蓄金額の残高を増やすには
「収入を得る」
「運用する」
「支出を減らす」
といった方法に限られています。
自営業者やフリーランスの人なら、自分が働いた分だけ毎月の収入が増える可能性もありますが、会社勤めの人が、いきなり数万円の収入UPはむずかしそうですよね。そのため、無理な計画を立てると支出を減らす方法に意識が向きがちです。
もちろん、ムダなお金がカットできることはいいことですが、自分が手に入れたいものを我慢してまで貯金をするのは避けたい。そうなると、具体的な金額を長期的に考えて、無理のない範囲で確実にコツコツ貯めることが一番効果的です。
目標が定まればあとは、割り算して毎月いくら貯めればいいかを考えるだけです。
今年はお金と笑う、そんな一年にしていきましょう。
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