【100万円のオンナ貯金#14】お金が増えて、無駄遣いが減るお財布の作り方
お金が増えない、無駄遣いが減らない。そんな人はお財布の使い方を見直してみましょう。お財布を雑に使っているからお金がなかなか貯まらないのかもしれません。そこで今回は、お金が増えて無駄遣いが減るお財布の作り方をご紹介します。
お財布の使い方次第で、お金が増えるか減るか、お金が貯まるか貯まらないかが大きく変わってきます。お財布って普段何気なく使っていますが、お金のすべてが集まるところですよね。
現金はもちろん、クレジットカードやキャッシュカードを入れている人も多いのではないでしょうか。
そんな「お金の集まる場所」を改革することで、お金がずっと貯まりやすくなるのです。そこで今回は、お金がふえて無駄遣いがなくなるお財布の作り方についてご紹介します。
■財布には「自由に使えるお金」の5000円しか入れない
原則、現金での支払いは「現金払いのみ可」という場面でしか使用しません。
あとで詳しくお話しますが、原則は3種類のカードをうまく使いこなしてほしいのです。特に、家計簿をつけるのが苦手な人は現金払いが多くなると、支出額と用途を管理するのが大変になってしまいます。
現金での支払いしかできないような場面でだけ、現金を使いましょう。
最近は電子マネーも普及していますし、カードが使えないお店も多くないので【1週間5000円】でなんとかやりくりできると思います。
たとえば飲み会の会費やパーティーの参加費、社会人サークルの活動費などは基本現金での支払いになると思いますが、そういう場面でのみお財布の中の現金を使って、コンビニでのちょっとした支払いや食料品の買い物についてはカードで支払いを。
お財布の中にたくさんの現金が入っているとつい気持ちも大きくなって無駄な出費が増えてしまいがち。できるだけお財布に入れる金額は絞ってください。5000円ぴったりを毎週決まった日にお財布に入れて、前週の繰り越しは貯金箱へ。そうすると今週の支出について管理しやすくなりますよ。
「自由に使えるお金」は毎週5000円と決めていますが、それ以外のお金についてはカードで支払って、支出先と用途を可視化しておきましょう。
■カードは3種類を使いこなす
お財布に常備しておいてほしいカードは次の3種類です。
PASMOやSuicaなどの交通系ICカードを1枚
クレジットカードを1枚
給与口座とは別の銀行のデビットカードを1枚です。
交通系ICカードは定期として使っている人も多く、常にお財布の中に入っているという人も多いかもしれませんね。コンビニでの買い物や移動の交通費はここから支出しましょう。たとえば毎月15000円入れておいて、そこからランチ代や移動の交通費は出す、と決めておくのです。営業などで移動の交通費が多くかかる人は計算が複雑になるので、移動用の交通系ICカードがそれとは別にあるといいでしょう。
コンビニなどでクレジットカードを出すのははばかられるという人のために、自由に使っていいお金を前述した現金と分散して交通系ICカードにもチャージしておきましょう。
クレジットカードについては、基本的に使う場面は多くありません。
クレジットカード決済が必要だと思われる場面の多くはデビットカードでカバーできます。クレジットカードを持つメリットは、団体保険へ加入できたり空港ラウンジが使えたりと行った付帯サービスにあります。デビットカードを持っているのなら、ポイント還元率よりそういった付帯サービスを見て選んだほうがいいでしょう。
デビットカードは、給与口座とは別の銀行口座直結のカードを作ってください。
食料品や被服費、お化粧品代や毎月決まった引き落としがある場合はそこから支払いましょう。家賃、光熱費、水道代、通信費などは口座引き落としになっていることが多いと思います。それらは確実に引き落としができるように給与口座と同じ口座を指定してください。
それ以外の食料品、被服費、美容代などの変動費は、給与口座とは別の口座に決まった金額を移してそこから使っていきます。デビットカードは銀行口座からその場で支払いをするので、使い過ぎの心配もありませんし、きちんと履歴が残ります。通帳記入して、そこに用途を書き込めばそれが家計簿がわりになるのも魅力です。
■毎日鞄から出してレシートを保管する
毎日鞄に財布を入れっぱなしにする人、多いのではないでしょうか。
お財布は毎日鞄から出して、レシートを取り出し、今日の出費について見直すのが一番理想です。お財布を大事にすることは、お金を大事にすることです。お財布を大事に扱うことで、お金にも意識が向いてきますよね。
レシートは決まった場所に保管しておいて、その出費が本当に無駄ではなかったか、一つひとつ目を通しましょう。それを見ながら家計簿をつけるのが一番理想です。忙しくて家計簿をつける時間がないという人は、せめてレシートを見直すだけでもしてみましょう。無駄だと思われる出費がいくつかあるはずです。そういうものを発見したら次からは同じ轍を踏まないように気を付ければいいだけですよね。家計の見直しって、実はこういうところから始める方法もあるのです。
■お金が住みたくなる財布作りを心掛けて!
お財布は、いわばお金が暮らす家と同じ。
快適な家にはずっといたくなりますし、汚くモノがたくさん詰まってパンパンになった快適でない家にはずっといたくないですよね。
お金の気持ちになって、自分のお財布をきれいに快適に保ってあげましょう。お金がずっと住みたくなるようなお財布に、環境を整えてあげてくださいね。
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