新年を迎えるにもお金はかかる~年末年始に気をつけたい4つの出費
お正月はお年玉がもらえて、おいしいものが食べれて、ただただ幸せだった幼少期は終わり。今はお年玉を渡したり、おいしいものを準備する立場になりました。年末年始のお金の使い方について考えてみませんか。
■年末年始を迎える前にお金のことを考えよう
今年もあと少し。
新年を迎える準備を始めている人も多いのではないでしょうか。新しい年の始まりにワクワクする一方で、1年の中で一番出費が増える時期は、12月と1月です。
気持ちよく今年を終えるのも、新しい年を迎えるのにも、お金がかかるのが現実。そこで今回は、年末年始の気をつけたい出費をお伝えします。ぜひ参考にして、ムダな出費をしないヒントにしてくださいね。
1.忘年会と新年会こそ、見直しを
楽しい仲間との忘年会や新年会は、有意義な時間ですよね。ただし、不用な飲み会があるのも事実。
筆者が会社員だったときの手帳を見返すと、12月だけで10回の忘年会へ出かけていました。
1回4000円の出費とすると、気づかないうちに40000円もの出費をしていたと考えると、今更ながらもったいないことだったなと感じています。フリーランスになった今は、本当に必要な忘年会にしか出かけないので出費がずいぶんと減りました。
みなさんにとって、忘年会や新年会がどうしても必要な集まりであれば、無理して支出を削る必要はありません。ただし、気持ちのどこかで仕方なく合わせてる、本当は不要だと感じるのなら、見直すべき項目です。
忘年会や新年会に使う予定だったお金で、新しい習慣を始めれば、新しい円(縁)に出会えるかもしれません。
2.病気は体力だけでなく、お金も奪う
年末にかけて、咳き込む人がいる中で通勤したり、冷え込むことが多かったり、風邪やインフルエンザなどの病気になる可能性が高まります。
家族のうち、ひとりでも病気になってしまうと病院代や薬代は出費になります。もし、家族全員で寝込むことになったら大きな出費にもなり兼ねません。また、帰省や旅行に行く予定だったら、泣く泣くキャンセルしてキャンセル代が発生という事態も……。
予防対策はしっかりとしておきましょう。
3.お正月の準備は大きな出費
1年の始まりは、出費も華やか。
お年玉にお年賀、鏡餅やしめ縄、おせちにみかんやお菓子……と、少し考えただけでも普段とは違う出費が思い浮かびます。
お正月の出費は、どれも必要な買い物です。そのため、買い物はメモをして最低限で済むよう工夫をしましょう。買うものを明確にするだけで、余計な出費を省くことができます。
メリハリのある出費にするために、余計なものは買い込まないのがポイントです。
4.福袋、バーゲン問題との向き合い方
お金にも、時間にも余裕があるのは年明けです。そのため、福袋やバーゲンの支出対策には気合いを入れて挑みましょう。
暇つぶしでフラッと出かけた百貨店やショッピングモールで思わぬ戦利品を見つけてしまい、“つい購入”なんて経験はありませんか。特に、年明けの福袋は普段は使わないものでも、なんだかお得に見えて買ってしまうこともあるでしょう。
年末年始は目的がなく、百貨店やショッピングモールには近づかないのが吉です。
もし、買い物をするつもりがなく出かける場合でも「もしも欲しいものが見つかったら、2万円の予算内なら買い物OK」などのルールを作りましょう。
買い物欲求が出ることを前提にして、ムダな買い物をしない発想に切り替えることで有意義な買い物にしてくださいね。
■お金をムダ遣いする習慣を断ち切り新しい1年に
年末年始の生活は「不要な円(縁)はちょん切って、買い物はメモ持参!」を合言葉に過ごしてみてください。
新年への期待感やワクワクに、ついお金を使ってしまいがちになりますが、グッと我慢。せっかく新い年を迎えるのだから、余計な買い物をしてしまう古い習慣は断ち切って新しい私との出会いを楽しみましょう。出費には気をつけて素敵な年末年始を過ごしてくださいね。
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