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LINE返信が遅い彼にイライラしたらしたいこと

LINEの返信が遅い彼にイライラする……。一般社団法人日本アンガーマネジメント協会理事・戸田久実さんがお届けする、アンガーマネジメントをテーマにした連載【大人の上手な怒り術】第2回ではパートナーとのLINEのやりとりでイラッとしたときの、怒りとの付き合い方をご紹介します。

LINE返信が遅い彼にイライラしたらしたいこと

【大人の上手な怒り術#1】電車でマナーが悪い人にイラッとしたら「移動」する

■返信が遅いのにイライラする理由

彼と付き合い始めた頃は、「一緒にいられるだけで幸せ」なんて思っていたのに、最近はイライラすることばかり。

長くつき合っていくうちに、「なんでこの人はこうなの!」と思うことが増えていくこと、ありますよね。

・デートの約束に遅れてくる
・LINEの返信が遅い
・私の話をちゃんと聞いてくれない
・私との約束よりも、仕事の飲み会を優先させる

などなど、怒りを感じる要因は、実にたくさん。

そのたびに「どうして彼は私をこんなに怒らせるの!?」「もうイライラさせないでよ!」なんて思ってしまうことも。

でも、実は、彼が“怒らせた”のではなく、怒りを生み出しているのは自分自身なのです。それって、一体どういうことなのでしょうか?

■怒りの原因はあなたの中の“べき”

イラッときたとき、たとえばこんな言い方をしていませんか。

「ねぇ、なんですぐに返信しないの? ふつうすぐに返信するよね?」
「待ち合わせに遅れてくるなんて信じられない! 時間を守るって、人として当たり前のことでしょ」

まず注目したいのが、「なんで」という言葉。怒ったときには「なんで?」「どうして?」と彼を責めるような言い方になりがちです。

でも、このように問い詰めても、あなたの期待する言葉は、きっと返ってこないでしょう。彼はいろいろと言い訳をしたり、時には「忙しかったんだからしょうがないだろ!」と逆切れしたりして、ケンカに発展してしまうことにもなりかねません。

そして、もうひとつ注目すべきは「ふつう」「当たり前」という言葉。思い返してみてください。

これまで、「ふつう」「当たり前」「常識」と思っていることが守られなかったとき、あなたはイライラしていませんでしたか?

つまり、怒りの原因は、自分の中にある「こうであるべき」「こうするべき」という思いなのです。

■人の価値観はそれぞれ違って当たり前

ですが、自分にとっての「ふつう」「当たり前」と、他の人にとっての「ふつう」「当たり前」は違います。

あなたが「LINEを既読したら1時間以内には返信するべき。それ以上かかると遅い」と思っていたとしても、誰もがそうとは限りません。

「その日のうちに返せばいい」と思う人もいるかもしれませんし、「LINEは仕事が落ち着いたとき、後で返信すればいい」と思う人もいるかもしれません。

さらに、「返信は必要なときだけすればいい」という人もいるかもしれないのです。

また、「人の話はちゃんと聴くべき」というのも、「ちゃんと聴く」とはどのような聴き方なのか、人によって認識が違う可能性もあります。

このように、人の感覚というのは実にさまざまで、あらゆる「常識」は人によってそれぞれ違います。
そしてそれは、誰が正しい、間違っている、というものでもなく、それぞれの価値観というものは違うのが当たり前なのです。

■わかってもらえない! とイライラするよりも

「彼が思った通りにしてくれない!」と怒りを覚えたときには、「私と彼の“べき”は違うんだ」ということをまずは認識し、自分の“べき”を守ってくれるのが当然だという思い込みを手放しましょう。

そのうえで、「私はこうしてほしいと思っている」というリクエストを率直に伝えてみましょう。

「LINEを既読したら、せめて2時間以内には返信がほしいな」
「待ち合わせには遅れないでほしいの。もし遅れそうだったら連絡ちょうだいね」

もちろん、相手がすべてあなたの言うことを聞いてくれるわけではないかもしれません。でも、相手の価値観とあなたの価値観をすり合わせ、歩み寄りながら、“ふたりの共通のルール”を作り上げていくための建設的な話し合いができるのではないでしょうか。

大切な相手だからこそ、わかってもらえないこと、わかりあえないことに意識を向けるのではなく、わかってもらえるように伝えることのほうが大切。そう考えてみれば、あなたのイライラもきっと少なくなるでしょう。

『いつも怒っている人も うまく怒れない人も 図解アンガーマネジメント』書籍情報

2017年12月18日公開
2019年7月24日更新

戸田 久実

日本アンガーマネジメント協会理事。「伝わるコミュニケーション」をテーマに大手民間企業・官公庁等で講師として研修、講演を実施。講師歴は26年、登壇数は3,000を超え、指導人数は10万人に及ぶ。著書は「アンガーマネジメント怒ら...

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