結婚するために貯金はいくらあればいい? リアルなお金事情を紹介します
結婚の現実的な問題として貯金、つまり「お金」があります。結婚式の資金やこれから生活していく上でのお金、新婚旅行。さまざまなところで費用がかかります。では、結婚前の資金としてどのくらい貯めておけばよいのでしょうか? 男女別に分けて詳しくご紹介していきます。
■独身時代、結婚のためにどのくらい貯金しておけばいいの?
今現在、独身のあなたはいくら貯金がありますか? 年齢にもよりますが、そろそろ結婚かなと考え始める25~30歳で考えていきましょう。結婚式や自分たちが望む新婚生活、新婚旅行など人によってそれぞれですが、すべて実行するものとして考えていきます。
男性側の貯金
男性は結婚後、一家の大黒柱となる存在です。女性からすればたくさん貯金しておいて、結婚資金も惜しみなく出して欲しいものです。女性に調査したところ、男性側は少なくても500万円くらいの貯金は欲しいとのこと。理想の高い人であれば、貯金は1000万円ないと結婚に踏み切らないといった人もいます。
では、現実的な平均はどうなのでしょうか。
国税庁の調べによると、20代男性の平均的な貯金額はおよそ160万前後です。平均されてこの額なので、働いている会社や人によってばらつきはありますが、あまりにも理想と現実がかけ離れていることに気づきます。
女性はこのことを頭に入れ、独身時代は貯金しておくようにしましょう。
いざ結婚するとなって、男性側の貯金が言っていた10分の1ほどしかなかったという話もありました。結婚にお金はつきものです。付き合っているうちからよく話し合っておきましょう。
女性側の貯金
ここまで、男性の貯金について女性側の理想と現実の貯金額についてご紹介してきました。では、ここでは女性の独身時代の貯金について見ていきましょう。
さて、男性側からすれば女性はどのくらいの貯金をしておいてほしいものなのでしょうか?
男性の理想としては、女性の貯金額は多ければ多いほど嬉しいとは思います。30代サラリーマン男性によると「もちろん自分もある程度の蓄えはあるけれど、結婚を考えるなら少なくとも100万〜200万円ほどの貯金があると嬉しい」とのこと。
現在、景気も芳しくなく、男性の年収もそこまで高くないのが現実です。そのため、自分の貯金が少ないからと結婚に踏み切れない人がいます。
そういった結婚に踏み切れない男性を安心させてあげるためにも、女性側で貯金をしておくことが重要なってきます。
では実際、女性の平均的な貯金額はいくらなのでしょう。27歳前後では200万程度貯金できている女性が多かったです。中には、100万円に届かないといった女性もいますが、おおよそ100万円前後~200万円くらいの貯金がありました。
■カップルは結婚までに自分たちの貯金を開示し合おう
前述でも述べてきたように、お金というのは結婚で1番重要だといっても過言ではないほど重要です。そのため、プロポーズや両親との顔合わせを済ませた後に、貯金額が言っていた金額と違う! といったことのないように日頃から貯金のことについてもよく話し合っておくことをおすすめします。
言葉だけでは少し信用に欠けるので、結婚の話が出た際には通帳を確認するようにしましょう。通帳も給料分と貯金分に分けている人も多いので、すべて出し合って明らかにしてから結婚に踏み切りましょう。
■結婚までに一緒に貯金をして彼との仲を深めよう
同棲しているカップルであれば、一緒の通帳を作り、毎月この金額だけ入れていくといった決まりを作るのもよいでしょう。しっかりした会社で働いているのであれば、積立金という制度もあるので、自分達で貯金が難しいという方はそちらを利用するのもおすすめです。
せっかくの結婚です。お金のことで揉めることなく進めていきたいものです。なかなか言いにくい話題ではありますが、これからにかかわってくることなので、しっかり話し合っていきましょう。
Text/如月姫華
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