反り観音に即くびれ!? 気持ちいいセックスをするための体位&テクニック
「気持ちいいセックスをしたい」と思う人に向けてAV監督である鈴木リズさんが、体位別テクニックを伝授してくれました。どうすれば気持ちいいセックスができるようになるのか、満足いくようなセックスをすることができるのか、解説していきます。身体的な感度だけでなく、心も満たしてくれるような体位のポイントをご覧ください。
今のあなたの恋愛運を振り返ってみてどうでしょうか?
「すっごく良い!」と答えられる幸福絶頂な人は実は少数かもしれません。では質問を変えましょう。踏み込んだ話、セックス運はどうでしたか?
恋愛とセックスはご存知の通り、強く結びついています。
ここでは常日頃、「桃太郎映像出版」で女流アダルトビデオ監督としてたくさんの女性を美しく、そしてセクシーに演出しているわたくし、鈴木リズがどんな体型、どんなキャラクターの女性でも、(大勢)の男性に受ける淫靡な体位のご紹介。気持ちいいセックスを実現できるようなマル秘テクニックを伝授いたします!
イマイチな恋愛・セックスしかできなかった方は、ぜひ参考にしてみてください。
■「後背位」女性を綺麗に見せる定番体位
後背位とは、世間で言うところの“バック”です。女性が四つん這いになるこの体勢、男性側から見ると女性の美しいラインが特に強調されます。
コツはただ四つん這いになるのではなく、腰を落としてお尻を突き上げること。こうすることで腰がかなりシェイプされて見え、お尻はボリュームアップします。また、お尻の形もまんまるに見えるので綺麗な曲線をアピールすることができるのです。
ウエストに自信のない女性、胸に自信のない女性は上記の通り、腰を落とした状態で片方の腕の下にもう片方の腕を上半身の下を通すようにして(片方の肩を地面に付けるイメージ)交差してみてください。
そうすることでウエストがねじれ、なんと“即席くびれ”が誕生します!さらに胸も片方の腕で寄せるような姿勢になるので断然大きく見えるのです。
このプラスポイントを取り入れることで、背面にいる相手には愛おしいアナタのエッチな表情も見えるわけですから、ふたりの興奮度も高まること間違いなし!
ちなみに、腰を落とすのは相手からの快感で力が入らなくなって思わず姿勢が崩れてしまった……というタイミング行うとさらに効果的です。
寝バックの気持ちいいやり方。挿入のコツや興奮を高めるテクニックとは?
■積極性をアピールしやすい「騎乗位」「反り観音」
多くの男性が大好きな体位と言えばまさに騎乗位でしょう。
仰向けに寝転がった男性を女性が跨ぐこの体勢、男性にこの姿勢が大好きな人が多いことに比べて、女性には「動き方がわからない」「疲れるからイヤ」とあまり人気の高くない体位でもあります。
しかしながら、動き方などは一度マスターすれば難しくも、辛くもありません。
この体位は、女性でも自分自身の良い場所、良い深さをピンポイントで狙うことができます。ですので、もっと積極的にセックスを楽しみたい方は、ぜひ騎乗位にチャレンジしてほしいと思います。
男性も女性も深い快感を味わえる素晴らしい騎乗位のポイントは“スクワット”にならないこと。たしかに騎乗スクワットは上下運動により、男性に強い快感をもたらしますが、コレって女性側はかなり辛いです! 私なんて2分程度しかもちません(単に私運動不足が問題ですが(笑))。
これは最後、「相手をイカせてやるぞ」というときの技としてとっておきましょう。おすすめは、男性の体とあなたの体が丁度90度になるまで姿勢を起こし、その状態でアソコを擦り付けるように動かすこと。ロデオマシーンに乗っているようなイメージで腰を動かしてください。
この姿勢で腰をいろいろな方向に動かすことで、あなたの“良い場所”が必ず見つかるはずです。あとは見つかった場所をグリグリしたり、上下運動で刺激したりすればあなたも気持ちよく、さらにアソコを擦り付ける動きは男性にとってもエロティックに見えますので興奮度MAX!
上下運動の際には、体全部を持ち上げる例の“スクワット”的動きではなく、お尻だけを持ち上げるような動きを意識して行うと疲れも半減します。
また、手を後ろについて思いっきり脚を開く四十八手で言うところの「反り観音」も女性の性感帯であるGスポットやポルチオを刺激できるのでおすすめ! 男性からも挿入部分が丸見え! 熱い夜になること間違いなしです。
■密着度MAXで今までよりもっとアナタを好きになる「側位」
ふたりの愛を高める体位と言えば、「側位」でしょう。側位とひと言で言っても四十八手には9つの体勢があります。その中でも特におすすめなのが「横笛」と「八重椿」と呼ばれる姿勢。
「横笛」はふたりが向き合いながら、横たわった状態で挿入した姿勢です。女性が男性の首を抱くことで密着度が上がり、もう片方の手で彼の背中に爪を立て、「こんなに感じてるよ」と表すことも可能です。意外と奥まで挿入が可能で、イチャイチャお互いの顔を見たりキスしたりとふたりで楽しめる体位です。
「八重椿」は男女が絡み合ったような姿勢です。横になった女性に、男性が後ろから挿入し、女性は脚を開き天井側の脚を男性の腰に絡みつけることで「八重椿」が完成します。
ポイントは体を捻って下から男性の肩に手をまわして体のバランスをとること。そうすることで自分も腰を動かしやすいですし、男性の目の前にもおっぱい登場で、おっぱい好き男性にも堪らない姿勢なのです。
絡み合うことで愛情を再確認出来ますし、鏡の前で行えばあなたのエッチな姿がより際立ち、ふたりとも高ぶることができます。
■甘えん坊のちょっとMな相手には断然「座位」!
お互いが座った状態で行為をするのが「座位」です。女性が腰を反らせることでおっぱいをアピールしたり、ぎゅっと男性に抱きつくことでお互いに満足感を与えることができます。
女性の足裏が地面についているので、腰を自由に動かすこともできますし、両腕で男性の首に抱きついているので、腰を浮かせて長い時間入口あたりを責め続けることもできる、まさにMさん向きの体位と言えましょう。
これからの季節は「こたつがかり」や「こたつ隠れ」と呼ばれるこたつを利用した体位も楽しめます。
また、心理学では本人の気づかないような部分を褒めることで相手の好意を引き寄せられることがわかっています。この体位では彼の髪に顔を近付け、「いい香りがする……」なんて呟いてみるのも彼をドキっとさせるのに有効ですよ。
背面座位の動き方。気持ちよくなれるコツを【場所別】で解説!
■「正常位」いろいろ試すけどやっぱりこれが1番!
ここまでさまざまな体位をご紹介してきましたが、一番シンプルで試しやすいのがやはり「正常位」。体勢を変えていろいろなセックスを楽しめど、必ずこの体位は通ることでしょう。この体位には、女性を綺麗に魅せるコツが数え切れないほど存在します。
たとえば、男性の乳首をゆっくりと強弱をつけてジワジワと責めてみたり、髪を撫でながら耳を甘噛みして愛撫して見たり……さらに、ただじっと見つめるというのも彼の情熱に火をつけるポイントになります。
また、正常位はおっぱいの大きさを気にしている女性が敬遠しがちな体位でもあります。ですので、バストの大きさが気になる方は、脇を締めることで谷間を強調し、おっぱいのサイズをカバーできることを知っておきましょう。
さらに両手を上にすることでまた違った刺激を演出することもできます。腕で口元を隠すことで“恥じらい”も表現できます。ほかにも自分で胸を揉んだり、クリトリスに触れてみたりすることで痴女っぽさもアピールするというテクニックまで。
まさにオールマイティ、女性にとって一番強い切り札となる体位です。
注意点として、正常位は多種多様なアピールが可能ですが、クライマックスへの最終段階のときに多い体位なので、男性の腰の動きを邪魔しないように心がけましょう。
正常位を極めればセックスはさらに気持ちいい! やり方やコツを解説
■気持ちいいセックスをするために使えるテクニック
「ミラーリング効果」
「ミラーリング効果」とは言葉通りミラー、鏡のように相手の動きを真似することです。
セックスで言えば腰の動きを合わせることはもちろん、キスのときの舌の動き、愛撫のスピードなどを合わせれば「お互いが同じように高まっている=気が合う・体の相性が良い」と感じてくれるはずです。
「返報性の原理」
他人から受けた恩を返したいと感じる人の心理(辺報性の原理)を利用すれば、責めたり責められたり、お互いが十分楽しめるセックスの時間になり、ずっとこの時間を大切にしたい、とアナタのことを永遠に愛してくれることでしょう。
「ピークエンドの法則」
最後の出来事、セックスで言うところの“ピロートーク”で「あなたとのセックスは最高だった!」という印象づけをしちゃいましょう。少し恥ずかしいかもしれませんが具体的にどんな体位が気持ちよかったか、この体位でいつもより興奮してしまった……などポジティブな感想を彼に伝えましょう。
恋愛はテクニックです。セックスも恋愛も今回ご紹介したテクニックを駆使して最高のハッピーライフを手に入れちゃいましょう!