【寝バック】気持ちいいやり方、中イキのコツ・テクニック・体位
寝バックはセックスの体位の中でも簡単に快感を得やすい体位として人気を集めています。今回は寝バックの気持ちいいやり方や快感を深めるテクニックなどをAV監督・鈴木リズさんが伝授していきます。ポルチオを刺激することにより中イキしやすいともいわれている寝バックのコツをご覧ください。
目次
あなたのお気に入りの体位はバック? 正常位? それとも側位?
実はひそかに男女共に人気が高い体位が「寝バック」だということはご存知でしょうか。
寝バックには他の体位では得られないたくさんの魅力が詰まっています。
今回お届けするのは、まだ寝バックを経験したことのない方はもちろん、今後さらに寝バックのクオリティを高めたいと考えている方も必見、すべての男女に贈る「寝バック完全攻略プロセス」です!
セックスの寝バックってどんな体位?
寝バックとはその名の通り、寝ながら行う後背位(バック)です。四十八手では「敷き小股」と呼ばれています。
うつ伏せの女性に男性が上から覆いかぶさるように挿入する体勢で、他の体位と比べても簡単にチャレンジすることができます。
寝バックは、男女ともに快感を感じやすい体位
女性は無駄な力を使うことなく下半身に力が入れやすいため、他の体位より快感に没頭することができます。この姿勢は強い快感を得やすく、男性も比較的に腰を動かしやすい体位なのです。また、膣の締め付けを感じやすいのもこの体位の特徴。
寝バックは、 密着度が高く相手を感じやすい
寝バックは相手との密着度が高い体位。
男性は女性の背中やうなじを挿入と同時に愛撫しやすく、胸を後ろから愛撫することもできるなど、お互いの身体が触れ合うポイントが数多くあります。女性側は、相手から包まれるような感覚を抱くことができるのも特徴といえるでしょう。
寝バックが人気の理由
※ 画像はイメージです。
寝バックは背面に男性がいる体位のため、セックスの最中に顔を見みられることに恥ずかしさを抱く人でも、快楽にどっぷり浸かることもできます。そんな高い人気を誇る寝バックですが、その理由をさらに詳しく見ていきましょう。
「ポルチオ」への刺激によって快感を得やすい
寝バックは、非常に膣奥を突きやすいことから女性が中イキしやすい体位と言われています。実は筆者が初めて中イキを経験したのもこの体位。
女性の膣の奥には「ポルチオ」と呼ばれるGスポットよりも強い快楽を得られる性感帯があり、中イキするためにはポルチオへの刺激が重要です。その性感帯が位置するほど深い場所まで刺激が届く体位は、現実的に実践可能な体位の中でも数えるほどしか存在しません。そのひとつが寝バックというわけです。
「寝起きセックス」と呼ばれるほど簡単にチャレンジできる
寝バックは、添い寝している姿勢から持ち込みやすいので、他の体位に比べて難しいポジショニングをする必要がありません。自然な流れで展開できることから「寝起きセックス」や「まだ付き合い期間の短いカップル」にもおすすめの体位です。四十八手の中でも比較的ハードルが低く、チャレンジしやすい体位といえるのではないでしょうか。
挿入しながらの愛撫がしやすい
男性にとって寝バックは挿入しながら同時に背中や首筋への愛撫ができる姿勢です。
背中や首筋が特に敏感な性感帯である人も多いので、この体位が好きな女性が多いこともうなずけます。愛撫をしながらの挿入が可能なため、より密着感を感じやすいことが、人気な理由のひとつなのです。
寝バックの気持ちいいやり方とは?
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寝バックのやり方1.女性がうつ伏せになりながら軽く足を開く
まずは女性がうつ伏せになり、足を軽く開いた姿勢になりましょう。こうすることで、男性も挿入部が確認できるため、スムーズな挿入が可能となります。
足を軽く開いた状態での挿入は、ポルチオのある深い場所まで刺激することができるので、中イキしたい女性におすすめです。
寝バックのやり方2.挿入が完了したら足を閉じてみる
挿入が完了したら、開いている足を閉じてみましょう。足を閉じることで男性への締め付けを強くすることができ、男女ともに開いているときとは違った快感が得られます。
女性が締め付けを強くすることで、男性に対して他の体位では得られないような激しい快楽を与えることができます。
また女性は、膣壁に擦れる感覚や亀頭が出入りする感覚を繊細に感じとることができるため、深い挿入とは違った、とろけるような感覚が得られます。
寝バックのやり方3.バックの体位から寝バックになる方法も
寝バックをするときに、バックの姿勢からうつ伏せになる方法もあります。
その際に、男性は女性の腰を持ってサポートしてあげるとスムーズにうつ伏せの姿勢になることができます。
あとは男性に身を任せていればいいので、騎乗位のように女性側主導のテクニックはさほど必要なく、セックスに不慣れな女性にもおすすめです。パートナーに身を任せ、快感にどっぷりと浸かることができる素晴らしい体位ですね。
寝バックをするときの注意点
挿入はゆっくりと、最初は落ち着いて
寝バックは子宮口近くまでの深い挿入が楽しめる体位となりますので、ゆっくり挿入してもらうようパートナーへ伝えましょう。いきなり強い力でピストンされると痛みを伴う場合があります。
そして大変抜けやすい体勢でもあります。なので、やはりピストンはゆっくり深く行ってもらうのが気持ちいい寝バックを体感するポイントとなります。
空気が入りやすいので、「ちなら」が出やすい
膣内に空気が入ってしまうことで起きる「ちなら」。出てしまうものは仕方がないので、恥ずかしさを感じる必要もありませんが、どうしても気になる方は、「事前に膣内の空気を抜く」といったテクニックを駆使してみてください。余裕があるときに、小陰唇を少し広げて膣に力を込めると、膣内の空気を外に出すことができます。
寝バックをさらに楽しむ体位とは?
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腰を浮かせることで、興奮度がアップ
寝バックの応用として、うつ伏せの姿勢から腰を浮かせる姿勢があります。高めに腰を浮かせて弓なりにすると、美しい体のカーブを強調することができ、視覚的にも興奮度が高まります。
また、女性が首を横に倒し、相手の方に顔が見える状態にすることで、感じている表情をパートナーにアピールすることもできます。このとき、口元に指を持っていったり、シーツを掴んだりすることで淫靡なムードを演出できるでしょう。
女性が足を相手の太ももに添わせる
さらに女性が膝を曲げ、足を上げることで、男性の太ももあたりに自分の身体を添わせることも寝バック応用テクニックのひとつ。こうすることでパートナーとの密着度がアップし、抜けにくくなると同時にポルチオへの刺激で中イキしやすくなります。ただ、女性が脚を巻きつけすぎると男性の動きを封じてしまうのでその点の注意が必要です。
女性が腕を伸ばし、上体を起こす
さきほど紹介した応用テクニック(女性が足を相手の太ももあたりに添わせる)を維持したまま、さらに女性が腕を伸ばし、上体を少し起こすことで女性の腹部側にも刺激を与えることができます。
刺激のする場所がお腹側になるとGスポットにもあたるので、排尿するような感覚とともに痙攣するような強い快感が起こり、こちらの姿勢も中イキにつながります。
寝バックを気持ちよくする4つのテクニック
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騎乗位のように難しいテクニックがなくても楽しめる寝バックですが、女性から少し男性に協力することでさらに強い快感を得ることができるようになります。ここからは、寝バックをさらに気持ちよくするためのテクニックをご紹介していきます。
1.クッションや枕を女性の腰の下に置く
クッションや枕を女性の腰の下に置くことで挿入角度が調整され、正常位やバックでは与えることのできない場所へ刺激を加えることができます。余談ですが、女性はお腹側への刺激で強い快感を得る人が多いですが、筆者はお尻側への刺激も好きだったりします。
膣の形によって快感を得られる場所がそれぞれ微妙に違うので、ふたりでお気に入りの角度を探していきましょう。そうすることで、パートナーとの「独自体位」を見つけることができ、快感だけでなく関係性も深まっていくことでしょう。
2.腰を動かす
女性が腰を上げることで、視覚的にも興奮度が高まることは先程お伝えしましたが、「腰を動かすこと」も深い快感につながります。腰の動きによって、刺激に緩急をつけることができるので、メリハリのある快感が得られます。腰を動かすコツとして、前後に動かすことはもちろんですが、左右に揺らすような動きをすると、パートナーを誘うセクシーなアクションにもなります。
前後に動かすときは男性のピストンに合わせるように意識し、左右に動かすときには腰を固定し、“お尻だけ”を動かすように意識するとより一層セクシーな動きになるでしょう。
・腰を前後に動かす……挿入の深さを調整できる
・腰を左右に動かす……膣壁や膣全体にグリグリとあたる快感が得られる
と覚えておいてください。この膣壁に擦り付けられる刺激がとっても気持ちいいんです! ぜひみなさんにも経験してほしい……!
3.おもちゃを胸やクリトリスにあてる
おもちゃを併用することができるのも寝バックの大きな魅力。
挿入されながら、胸やクリトリスにローターをあてると自分の体重で刺激部位が圧迫されて強い快感が得られます。おもちゃは女性が自分で刺激するようにして、男性には耳や背中を刺激してもらうようにすると、身体を駆け巡るような快感に貫かれることでしょう!
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4.後戯やピロートークはやっぱり重要
寝バックは、果てた後にそのまま後戯へとなだれ込むことができる体位です。ふたりでセックスの感想を話し合ったり、髪をなで合ったり、キスをしたりしながら自然な流れでピロートークも楽しむことができるというわけです。
寝バックが好きな人の体験談
実は人気の高い体位である寝バック。
好きな理由はさまざまですが、詳しく話を聞いてみると「物理的に気持ちいい派」と「精神的に気持ちいい派」に分かれているようです。
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「物理的に気持ちいい派」の意見としては、奥にあたったり、膣壁に擦り付けられる刺激が好きな人が多数。
「精神的に気持ちいい派」の意見は、密着度が高く、顔が見えない状態の中、耳元で状況を囁かれたり、辱められるのがたまらない……といったものがありました。
また男性も女性の動きを封じるような姿勢に支配感が得られるので、好きな体位として挙げる人が多いようです。締め付けが強い体位になるので早漏気味の男性にも好まれるようですね。動きもとりやすく、自分で刺激を調整しやすいことも男性の支持を得る大きな要因のようです。
豊満体型の友人は、ある日マッチングアプリで知り合った男性と一夜をともにする際、はじめて寝バックを経験したようで、その際にお尻の肉をグッと持ち上げられてから寝バックされ、バックとも正常位とも違う、深く長いストロークの快感に一度で虜になったとのことでした。
さらに別の友人は、会社の忘年会で泥酔して帰宅後、化粧もそのままにベッドでうつ伏せになっていたところを彼氏に後ろからハグされてそのまま寝バック! それ以来、その日の彼の可愛らしい行動と相まって寝バックが大好きになったそうです。
一度経験してみると寝バックの快感に魅了される人がとても多いようですね。
簡単に快感にひたれる寝バック
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このようにさまざまな魅力がたくさん詰まった四十八手体位のひとつ、「寝バック」。男女ともに快感を貪るようなその体位にクセになってしまう人が続出です。
ただこの体位は、挿入角度によって「ちなら」こと、膣から空気が出る現象が多いこともあります。ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、自然なことなのでそこは笑ってごまかして、他の体位で得ることのできない深い快楽に没頭してみませんか?
※ こちらは2022年6月22日に公開した記事内のリンク切れなどを修正した上で再掲載したものです。