背面座位の動き方。気持ちよくなれるコツを【場所別】で解説！

男性に背を向けてまたがり、女性主導で動く体位「背面座位」。少々コツが必要ですが、ほかの動き方では得られない快感にハマってしまう人も多い体位です。今回は、背面座位を徹底解説！気持ちいい動き方をマスターして、ぜひセックスライフに取り入れてみてください。

■背面座位とは？

「背面座位」とは、ベッドやソファに座った男性に背中を向けてまたがり、主に女性が動く体位です。向かい合って座る「対面座位」と比較すると、動き方が難しいと感じる女性もいて、好き嫌いが分かれるようです。しかしコツをつかんでうまく動けるようになると、背面座位でしか得られない刺激にドップリとハマってしまう女性も多いんです。

今回は、背面座位で簡単に動くことができて、ふたりで一緒に気持ちよくなれるコツを紹介します。

■行う場所別：背面座位の動き方

背面座位のやり方は、セックスを行う場所によって変える必要があります。正常位や対面座位などの向い合う体位は、男性器と女性器のカーブが一致して抜けにくいのに対し、背面座位ではカーブが相反していて抜けやすいため、ふたりの体勢によって合う動きと合わない動きがあるからです。そこで、ベッド・ソファ・椅子と場所を３つに分けて動き方を紹介していきます。

ベッドで

セックスはベッドでするのが一般的なので、背面座位も当然ベッドでする人が多いと思います。しかし、ベッドでの背面座位は男性の体が不安定になりやすく、そのせいで女性が動きにくいので、少々コツがいります。

体を安定させられるのは次の２パターンです。

ひとつは、男性が壁やヘッドボードを背もたれにして脚を前に伸ばし、女性が大きく脚を開いてまたがる方法。男性が背もたれにする場所があると、それだけで女性のスペースが広くなり、動きやすくなります。また、男性が脚を伸ばしていることで、挿入が深くなるので抜けにくいです。

動き方はシンプル。ベッドのスプリングを利用しながら体を上下に弾ませるか、両手を前について体を前後させると自然と男性器が出入りします。対面座位のように骨盤を前後にグラインドさせることもできますが、深く挿入したまま小さく腰を振らないと、勢いで男性器が抜けてしまうことがあります。男性もハラハラしてしまうので、興奮しすぎて腰を振りすぎないように気をつけてください。心配なら男性に腰を両手で持ってもらい、動きをリードしてもらいましょう。

ベッドでのもうひとのパターンは、男性がベッドのへりに座って足を床に着き、女性はまたがって膝をベッドに着く方法です。前に倒れないように後ろから抱きしめてもらいながら上下にバウンドしてください。上半身が密着して気分が高まりやすく、後ろを振り返ってキスしながら続けるのもおすすめです。

ソファで

背面座位初心者なら、ソファでするのがおすすめです。男性が背もたれに背中をつけて深く座ったら、女性はまたがって膝をソファに着けて挿入し、体をゆっくりと上下に動かします。背中や腰が敏感な人は、撫でてもらったり、軽くひっかくようにしてもらったりするとゾクゾクして感度が急上昇します。

気分が盛り上がったら、今度は男性に体を預けるように寄りかかって体を密着させましょう。その状態で、お尻を持ち上げては下ろす動きを続けます。完全に体を預けたとしても、下半身はしっかりと自分の脚で支えていますし、男性への負担は小さいので安心してください。後ろからハグしてもらい、胸やクリトリスを触ってもらえば、満足度はかなり大きくなります。髪が長い場合は、邪魔にならないように片側に寄せておきましょう。

椅子で

ベッドでもソファでもなく、デスクワーク用の椅子やダイニングの椅子で背面座位をすることもあると思います。「こんなところで……」とドキドキできるだけでなく、実は最も動きやすいのが椅子での背面座位なんです。

椅子に座った男性の脚の間に立ち、お尻を下ろして挿入したら、男性の太ももか壁や机などに手を着いて体を上下させます。両脚をしっかり床に着いているせいか、体が安定するので意外に疲れにくいです。

慣れてきたら、やや前傾になってお尻だけを小さく上下に動かしてみましょう。動きを小さくすることで体力が消耗しにくくなり、長く続けられますよ。前傾になってさらにお尻を突き出すようにすれば、より色っぽさを増すことができます。ときどき深く挿入したままお尻をグリグリと擦りつけるようにしたり、余裕があれば男性器の先端だけを狙って出し入れしたりすると刺激を強くすることも。男性を責めてみたいときにぴったり！

■【体験談】背面座位のココが好き

背面座位が好きな男女から、背面座位の良さを聞いてみました。

男性の声

感じている姿を見られたくない女性が、いつになく積極的に腰を振っていたのがエロかった。バックハグでクリトリスや胸を触れるところも良い。

前かがみになったとき、体のラインが色っぽく見えて最高。

女性の気持ちいい場所に当たるようで反応がいいのがうれしい。

女性が途中でこちらを振り返る姿と、お尻の丸みが強調されるところが好き。

密着できるから寒い日にちょうどいい。

女性の声

最中の顔を見られるのが恥ずかしいけど、背面座位なら気にせず浸って獣のようになれる。

自分で角度やスピードをコントロールできて、相手に自分の正面が見えていない分、気持ちよさに集中できる。

他の体位では当たらない、気持ちいいところに当たる。

後ろから抱きしめてくれるから、あったかさと拘束感がたまらない。

密着しやすく、首筋と耳を責められるのが好き。

セックス中に顔を見られることに抵抗を感じる人も、背面座位なら顔を気にせず快感に集中できます。その積極的な姿に興奮するという男性や、見た目を気にせずに動けるのがいいという女性の声が多く聞かれました。普段は向かい合う体位が多い人も、変化球として背面座位を取り入れてみると新しい快感への扉が開くかも？

■背面座位は、肉体的にも精神的にも興奮しやすい体位

背面座位は、激しいピストン運動はしにくいですし少々コツのいる体位ですが、体が安定する体勢を取ることができれば、挿入の角度もピストンの速さもコントロールすることが可能な体位です。

女性の背面（首筋、肩、背中、腰など）はゾクゾク感じる性感スポットが多く、後ろから抱きしめられて首元に息が吹きかかるだけでも腰がくだけそうになる人もいます。
自分から求めない限り、セックス中に背面を刺激してもらえる機会は少ないですが、男性に常に背面を向けている背面座位なら、他の体位に比べるとたくさん触れてもらうことができます。

後ろから抱きしめられて密着する時間も長くなるので、実は女性が感じやすく、精神的にも興奮しやすい体位なんです。

途中で抜けてしまったり、動きにくくて気まずかった経験のある人も、この記事を読み込んでぜひもう一度試してみてください。必ずうまく動けて気持ちよくなれる方法が見つかるはずです。