二重あごを解消するエクササイズ方法。すっきり小顔を手に入れて
二重あごを解消する方法を具体的にご紹介します。最近太ったわけでもないのに、「フェイスラインがたるんで二重あごになる」なんて方は少なくないのでは。それは日常の無意識でしている姿勢や習慣が原因。小顔を専門とする施術者が実践している、簡単にできる二重あご解消エクササイズを取り上げました。

前回のコラム「二重あごの原因は姿勢と習慣。年齢のせいじゃなかった……!」で、二重あごの原因についてお話ししました。二重あごの原因は姿勢や筋肉の衰えなど、普段の習慣や無意識の動作であり、肥満や年齢のせいではありません。
私も仕事柄、施術のときやデスクワークのときも姿勢がとても良いというわけではありません。仕事に集中していると、どうしても前傾姿勢になってしまうし、施術中も圧をかけるため、姿勢を意識することが難しい。
だからこそ、日々のケアでフェイスラインのケア、首のポジションを整えるケアをこまめに行っています。今回は私が普段から行っている二重あご解消エクササイズをご紹介します。
■二重あご解消エクササイズの方法。首が細くなると顔もすっきり
首のポジションや筋肉の収縮など、首からの影響を大きく受けてできてしまう二重あご。首が太く短く見えると顔が大きく見えるのとは逆に、首が細く長く見えると顔もすっきりと小さく見えます。
また、首のたるみが気になる方は、フェイスラインもぼやけて見えていることが多いので、フェイスラインをケアするときは、必ず首までしっかりお手入れをしましょう。
硬くなった筋肉を緩めて伸ばすエクササイズ
筋肉を鍛えたわけでもないのに、首が太く短くなったと感じる方は、首の筋肉が収縮している可能性が大きいです。まずは、首の筋肉から緩めて、伸縮性を高める必要があります。
首を支える「胸鎖乳突筋」が緊張・収縮してしまうと、首が短く太くなる原因につながってしまいます。胸鎖乳突筋は首を横にひねったときに出てくる首筋の筋肉。この筋肉をつかむように、内側から外側へ優しくほぐしましょう。
首の大きな筋肉を緩めた後はしっかりと伸ばしていきます。
1.左の鎖骨に手を添え支点にし、右にゆっくり首を傾ける。
首筋が伸びるのを感じたら10秒キープ。
2.右の鎖骨に手を添えて支点にし、左にゆっくり首を傾ける。
首筋が伸びるのを感じたら10秒キープ。
3.鎖骨の中心に手を添えて、ゆっくり天井を見上げる
首筋が伸びるのを感じたら10秒キープ。
これを3回、伸びを感じながらゆっくり行ってください。
首や肩の疲労を感じている方や力みやすい方は回数を増やし、しっかり伸ばすことをおすすめします。