元カレからの「相談があって」は復縁のサイン？ きっかけが欲しい心理とは
突然元カレから電話があったと思ったら、何だか暗い声で「話したいことがあって」と深刻な様子。こんな男性には、相談することで復縁のきっかけを作りたいという心理が隠されています。素直によりを戻したいと言えないプライドが、相談という形で自分のペースを守ろうとするのですね。ですが、実は主導権を握っているのはあなたのほうなのです。
■「ダサい自分」を許せない男性
別れた彼女のことがまだ気になる。できればよりを戻したい。
そう思っても、すぐ行動に移せる男性はそう多くありません。
別れた女性に自分から復縁をお願いするのは、男性にとって女々しい行為。弱い自分を彼女や周りに知られるのを嫌がります。
また、男性の心にあるのが
「自分からお願いすると主導権を彼女に握られる」
という恐れ。
こちらからの希望であれば、どうしても彼女の「ご機嫌取り」をしなければいけなくなるような、そんな心配もあるのですね。
また付き合いたいと思うくせに勝手な、と女性は思いますが、男性は常に女性には「カッコいい」と思われたい生き物です。
好きな女性の前ならなおさら、いつも男らしい自分を見せていたいもの。
自分から復縁をお願いして、女性を持ち上げるなんてことには、抵抗を感じます。
そんな「ダサい自分」は許せないのです。
■焦りが行動に出る
でも、何とかしなければいつまでも復縁はかないません。
彼女のほうから連絡くれないかな、と思っても、別れて以降の彼女の行動がつかめないようなときは、新しい彼氏がいるかどうかもわからない不安があります。
下手に連絡して、もう次の恋人がいた場合、自分はただ恥をかいて終わることになります。
また、もしひどい別れ方をしていたなら、彼女が自分に嫌悪感を持っている可能性もあります。
電話して「何の用？」などと冷たい口調で言われたら、立ち直れません。
そんなことをぐるぐる考えて、気がつけば１カ月くらい、平気で経ってしまうのが男性です。
連絡するきっかけが欲しいと思っても、彼女の近況がわかる場合なら「○○始めたんだって？ 調子はどう？」など具体的な要件を思いつきますが、もし音信不通になっていれば、どんな言葉で送れば良いかも検討がつきません。
それでも、時間ばかり過ぎていくことに焦りを感じます。
悩み疲れてもう諦めようと思う瞬間もくるし、仲間の輪の中で楽しそうに笑う彼女を見てやっぱり好きだと再確認する男性もいます。
女性と同じように、気持ちが不安定に揺れ動くのは男性もつらいものです。
そんな中で、ちょっと彼女の近くに寄って様子を伺ってみたものの見事に無視されたり、「久しぶり」なんて精一杯言葉を考えてLINEをしたのに未読のままだったりすると、本当に落ち込みます。
復縁を願う男性の行動には、駆け引きがありません。
彼女の気を引くためにあれこれ策を練るような心の余裕もないし、何より下手に動けば彼女に敬遠される可能性もあります。
「ダサい自分」は許せない、だから告白は難しい。かと言って自分から動かないと彼女はこちらを向いてくれない。
そんな葛藤が、突然の連絡だったり不意打ちのように自分の前に姿を見せることだったりします。
焦りが行動に出てしまうのが男性の心理なのですね。
