姿勢を正すことから始めよう。美バストに近づくから
美バストになるには背中を整える必要があります。バストケアをした直後は、ふわふわの柔らかいバストを手に入れることができても、しばらくするとバストが背中や脇に流れるのは、背面の「癖」が原因です。姿勢や筋肉の癖がバストアップの妨げになっている可能性が高いのです。
■背中の「癖」がバストアップの妨げに
バストアップしたいからと、大胸筋を鍛えるトレーニングや、バストの脂肪を集めるトリートメントなど、バストだけにアプローチをかけるのは効果的ではありません。
背面側と正面側のバランスが取れていなければ、バストの脂肪は背中や脇に流れてしまいます。つまり、バストアップを目指すなら、背中へのアプローチが重要です。
しかし、背中の「癖」が美バストになるのを妨げている――そう見える女性は少なくありません。
■背中を整えずして美バストにはなれない
デスクワークやスマホ操作のときの姿勢をイメージしてください。肩が内に巻き込み、頭が前に出てバストの位置は下がり、お腹は潰れる。
逆に、背面は背骨が曲がり、肩甲骨が開き、内に入っている肩は後ろから見ると肩が上がって大きな負担をかけている状態。
長時間この姿勢をしていると、体が丸まる力が強まって、筋肉が緊張状態に。伸縮性を失い、硬くなって、可動域が狭まります。さらに疲労も溜まり、代謝が落ちて、脂肪も付きやすくなる。
こうして背中がガチガチに固まり、丸くムッチリ大きくとなると同時に、背中の筋肉が引っ張られて、バストの脂肪が流れ、バストの形が崩れたり離れ乳になったりするのです。
背中を整えずして美バストにはなれません。そのためには、基本の姿勢を正すことを心がけてください。
■次回は美バストになる「背中の整え方」をご紹介
ヘッドマッサージで顔がリフトアップしたり、お尻をほぐしたりすると腰痛が改善するように、体の筋肉はつながっています。
バストケアをするときは、必ず背面から整える必要があります。背中へのアプローチで引っ張られていた筋肉も整って姿勢も改善、バストアップを叶えるのです。
茎が曲がってしなだれた花よりも、まっすぐ凛と咲く花の方が美しいですよね。そんな美しい一輪の花のように背筋を整えてみてください。
次回のコラムではバストアップを叶えるための背中の整え方を実践編としてご紹介します。呼吸が深くなり、体の巡りが良くなったり、肩や首の疲労が改善したり、背中の贅肉がすっきり!
体にも嬉しい効果をもたらし、見た目にも美しくなれる方法です。
2017年9月22日公開
2019年7月30日更新