アンダーバストを細くする方法! ブラに脂肪を集めて入れ込もう
アンダーバストを細くしたい……そう願う方は、「年齢を重ねていくにつれアンダーバストが太くなった」「アンダーバストのサイズが上がった」とお悩みを抱えています。その原因と解消法をご紹介。アンダーバストが細くなることで、カップサイズが上がる可能性があります。結果、スタイルも良くなります。
バストのサイズはトップバストとアンダーバストの差で決まります。
先日、「昔はE70だったのに、最近ブラを買いに行ったら、C80を勧められた」というご相談をいただきました。
その方は、若いときより体型は崩れたのは自覚していたものの、カップサイズが下がってアンダーバストが太くなったことには、とてもショックを受けたそうです。このようなお悩みを抱える女性は多いですが、実は原因は加齢ではありません。アンダーバストが太くなってしまうのは、もっと身近な習慣が原因でした。
■アンダーバストが太くなる原因
・バストの脂肪が逃げて、背中や脇に流れている
・悪姿勢が原因で胸郭が開く
・体のむくみ
女性の体は年を重ねるほどに、筋力低下やホルモンのバランスにより、大きく変化していきます。とくにバストの脂肪は柔らかくなり、流れやすくなっていきます。
フィッテングをせずにブラを購入する方、ブラのカップにバストの脂肪を集めず、「体にブラを着けているだけ」の方は、バストの脂肪が背中や脇に逃げてしまっている可能性があります。
こうして流れたバストの脂肪がアンダーサイズに加算され、カップサイズが小さくなってしまうわけです。
大人の女性はバストの脂肪を集め、ブラのカップにきちんと入れる習慣をつけてください。これを続けているだけでも、次第にアンダーバストは細くなり、カップのサイズが上がりますよ。
「昔はもっと骨格が細かった」という方は、悪姿勢による胸郭の開きが原因です。
前傾姿勢のまま呼吸をしてみてください。
少し息苦しく感じませんか? 姿勢を正して呼吸をするのと比べて、どちらのほうが酸素を多く吸えますか?
前傾姿勢などの悪姿勢になると、肺が圧迫されます。息を吸っても肺が広がりにくくなり、酸素もうまく取り込めず、血行が悪くなって筋肉が硬直していきます。
硬直した筋肉では、体の可動領域が狭まり、徐々に全体の骨格のゆがみにつながっていきます。
それでも酸素をなんとか取り込もうと、胸郭が開いた結果、アンダーバストが大きくなるのです。それに伴い、血行が悪くなって代謝が下がり、体がむくみ、脂肪が蓄積されていく……そんな悪循環に。
■アンダーバストが細くなったら、カップサイズが上がる?
アンダーバストが大きくなると、ウエストも太くなり、寸胴体型になってしまいます。また、姿勢が原因でバストが下垂したり、胸郭が広がることでバストが離れて見えたりと、残念なことも……。
しかし、アンダーバストを細くすることで、トップバストとの差が生まれます。そうなると、バストのサイズがアップし、ボディラインにメリハリができ、見た目の印象も大きく変わります。
そこで今回、体の内側から胸郭へアプローチし、アンダーバストを細くするトレーニングをご紹介します。