キャリアアップで賢くお金を手に入れる
今年もあと数カ月。年収500万円を目指すために資格をとる、やりたかったことでお金を稼いでみるなど、今こそ人生を形にしていきませんか。キャリアアップをしながらお金も手に入れる方法をお伝えします！
キャリアアップに必要な専門分野の資格を取りたい。
いつかは好きなことを仕事にしてみたい。
……などなど、自分の将来について迷っていませんか？
正確な行き先が決まっていなくても、勇気を出して一歩を踏み出してみると、見える世界がガラリと変わることは数多くあります。そんな勇気ある一歩の先に、スキルの取得や向上だけではなく、お金も一緒に手に入る未来が待っていたら素敵ですよね。
今回は、キャリアップで賢くお金を稼ぐために必要なことをご紹介します。
■本気で資格取得を目指すなら「教育訓練給付制度」
キャリアを形成するための勉強にかかる費用を国が支援してくれるのが「教育訓練給付制度」です。
「教育訓練給付制度」には一般教育訓練給付金と専門実践教育訓練給付金の２種類あります。
この制度は「給付金」なので返金する必要はなし。手続きは所管のハローワークでできます。
一般教育訓練給付金を使えば最大10万円の給付金
一般教育訓練給付金は雇用保険への加入が通算３年以上（初回は１年以上）などの一定の条件を満たしていれば、支払った教育訓練経費の20％が上限10万円まで支給されます。
厚生労働大臣の指定する教育訓練が対象で、簿記や行政書士などの堅めの資格から医療事務やインテリアコーディネーターまで幅広いです。ハローワークのサイトで対象講座を確認できますよ。
専門実践教育訓練給付金なら、より高額な給付金が
より専門的に目指したい人向けには、専門実践教育訓練給付金があります。看護師や歯科衛生士などの業務独占資格や名称独占資格をとるための教育を受けることができます。
対象者は雇用保険の加入が通算10年以上（初回は通算２年以上）などの一定の条件を満たしていれば、支払った教育訓練経費の40％が支給額になり、１年間で32万円までとなります。訓練期間は最大３年間の96万円が上限。
修了後は、あらかじめ定められた資格を取得し、雇用された場合には追加での支給があります。専門実践教育給付金は、ジョブカードの発行やキャリアコンサルティングの手続き等を受講開始の１カ月前までに終える必要があります。
スキルアップを目指している人は、補助を受けて勉強できる仕組みを活用しましょう。
■好きを仕事に、自分のスキルでお金を生み出す
資格やスキルも問題なし！ だけど、「いきなり自分の好きなことでお金を稼ぐなんてハードルが高い……！」と感じる人は、スキルを少しずつお金にすることから始めてみましょう。
好きを仕事にするためには、100円からの少額でも良いので成果を出すことを意識してみて。そこから、まとまった収入にするためには継続していくことが大切です。
たとえば、絵が得意ならLINEスタンプを販売する方法もあります。筆者は軽い気持ちでLINEスタンプを販売してみました。時間が経過した今でも毎月200円以上の収入があります。絵が上手なあなたなら大きな収入を手に入れることができるかもしれません。
写真を売ることだってできます。一眼レフを買う必要もなくスマホで撮った写真でもアプリを使って販売することも。サイトやアプリによって値段設定は違いますが100円から販売できます。
文章を売ることだってできるんです。パソコンがあれば、電子書籍を販売することもできますし、手軽に文章を売るアプリもあります。
ハンドメイドが趣味の人は、自分の作品を売ることができます。今までは売る場所を探したり、見つかったとしても出店料を支払ったりして出店にもコストがかかりました。ネットを利用すれば、気軽に販売することができます。
さらには、ネットを利用して講師デビューすることもできます。オリジナル講座を登録して人を集める専用サイトもあります。
このようにインターネットを活用すれば、お金を稼ぐ経験ができます。ですが、実際に利益を出そうとすると一筋縄ではいかないかもしれません。工夫と信頼を重ねていくことでだんだんと大きな収入につながっていきますよ。
一歩を踏み出すと「楽しい！ やっていけそう」とか、「やっぱり自分には向いていないかも」とか、”好き”を仕事にすることにもリアリティが生まれます。
自分のスキルを売ることは副業規定に該当するかもしれません。会社の就業規則などを確認した上で始めてくださいね。
■賢い女性はタダでは動かぬ
これからスキルアップのために資格を取得したいと考えている人、本業以外にも好きなことを仕事にしたい人など、働き方に選択肢を求めている人も増えています。
国からの支援制度を活用したり、副業として稼いでみたり、お金を受け取るチャンスはいっぱいあります。情報を活用して、自分に合った方法を試してみてくださいね。
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