「こうなったら嬉しい未来」を選択し続ける。それが人生好転の近道
セルフイメージを変えることで人生は好転する。でも、どうやって変えればいい? ベストセラー作家、山崎拓巳さんが初めて書いた旅の本『大切なことに気づく 引き寄せの旅』から特別に、「引き寄せの法則を起こす旅のレシピ」を数回の連載として公開します。
引き寄せの法則を起こす旅のレシピ #2【
セルフイメージを変えることで人生は好転していく】
理由はないんだけど、なんだかうまくいかない。この先も何かが変わる気がしない、そんなとき、「人生は意図的に好転させることができますよ」と言われたら?
ベストセラー作家、山崎拓巳さんが初めて書いた旅の本『大切なことに気づく 引き寄せの旅』から抜粋して、「引き寄せの法則を起こす旅のレシピ」を数回に渡って、公開します。
■心とは「あなたが体験した感情が書かれた分厚い本」
では、どうすれば セルフイメージは変えられるのでしょうか。
わたしたちは、行動の選別をするとき、いつも「心の声」を聞いています。心、というのは具体的な言葉で言うと、「あなたが生まれてから今日までの間に体験した感情が書かれた分厚い本」。
あなたはいつも、その本をペラペラとめくっています。 あのときはうまくいった、とか、失敗した、とか、少し急ぎすぎた、とか、ちょっと痛かった、とか。すると、どうでしょう。
心はより無難で、危険でも、大変でもなくて、「必ずなんとかなりそうなもの」をおすすめし、 あなたを現状維持へと、 安全な方へと引っ張っていきます。
■「こうなったら嬉しい未来」を選択していく
しかし、わたしたちにはもうひとつ、聞くべき声があります。それは、「魂の声」です。
魂の声というのは、過去ではなく、なりたい自分を参考にした声です。過去の体験を参考に物事を考えるのではなくて、「こうなったら嬉しい未来」を選択をしていく、ということ。
まずは、自分の体の中から聞こえてくる声が、心の声なのか魂の声なのか、タグ付けして見極めていく習慣をつけましょう。
「やったってうまくいかないんじゃない?」 これは、心の声ですね。「でもこういうときはうまくいったよ」これも、心の声です。「よくわからないけれど、やっぱりわたしはこうしたい」これは、魂の声です。
生まれてから今日までの体験が心の声をつくるので、大人になればなるほど、その音量は大きくなります。 反対に、魂の声は心の声に圧倒的に押されていきます。
では、小さな、でも確かにあるはずの魂の声を聞き逃さないためには、どうすればいいのでしょうか?
■魔法の枕詞、「もし制限がないならば」
わたしのおすすめは、たったひとつだけ、自分自身に「魔法の枕詞」をつけて 質問をしてみること。 「もし制限がないならば」です。
もし制限がないならば、どこへ行ってみたいのか。もし制限がないならば、どんな体験がしてみたいのか。もし制限がないならば、どうしたいのか。制限とは、過去を元に心の声がつくった産物です。
制限がある状態で物事を選んでも、その結果は過去の延長線上にしかなりません。その延長線から外れるために考えてみるのです。しかも、繰り返し、繰り返し。気分は魔法使いで、自分で自分に呪文をかけてあげれば、本来のあなたが望んでいる魂の声を聞くことができるでしょう。
次回は、「なぜ旅に出るとよいのかーその1」についてお話しします。
『大切なことに気づく引き寄せの旅』書籍情報
著者 山崎拓巳さんプロフィール
1965年三重県生まれ。広島大学教育学部中退。22歳で「有限会社たく」を設立。以来30年間、多岐にわたる事業を同時進行に展開中。 現在まで30冊以上を上梓し、累計120万部のベストセラー作家でもある。主な著書に、『やる気のスイッチ! 』『気くばりのツボ』『見えないチカラを味方につけるコツ』(いずれもサンクチュアリ出版)などがある。『やる気のスイッチ! 』は、2011年には英語版『SHIFT』となり全米で発売されるなど、他の著書も香港、台湾、韓国ほか、広く海外で翻訳出版されている。 また、「凄いことはアッサリ起きる」‐夢‐実現プロデューサーとして、コミュニケーション術、リーダーシップ論、メンタルマネジメントなどさまざまなテーマで登壇する一方、世界50カ国以上を訪れた旅人でもある。 本書は、これまでに夢‐実現プロデューサーとして培った引き寄せ力に、豊富な旅の経験を組み合わせて生まれた「引き寄せの旅」のレシピを公開した一冊であり、著者初の「旅の本」である。
いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。