セルフイメージと引き寄せの関係。人生を好転させたい人がすべきこと
セルフイメージを変えると、今より好ましい現実が引き寄せられます。引き寄せとは、セルフイメージにふさわしい現実を自分の人生に引き寄せる、という行為だから。山崎拓巳さんの『大切なことに気づく 引き寄せの旅』から特別に、「引き寄せの法則を起こす旅のレシピ」を数回の連載として公開します。
引き寄せの法則を起こす旅のレシピ #１【なぜ今、あなたに「いいこと」が起きないのか？】
理由はないんだけど、なんだかうまくいかない。この先も何かが変わる気がしない、そんなとき、「人生は意図的に好転させることができますよ」と言われたら？
ベストセラー作家、山崎拓巳さんが初めて書いた旅の本『大切なことに気づく 引き寄せの旅』から抜粋して、「引き寄せの法則を起こす旅のレシピ」を数回に渡って、公開します。
■実は、もうすでにあなたは「引き寄せ」ている
引き寄せの法則とはなにか。（あなたが願うだけで、思ったとおりのことが起こる）。これだけで、心にストンと落ちる人もいれば、どういうことだろう、と思う人もいるでしょう。
まずはわたしの言葉で、引き寄せとはなにか、お話ししたいと思います。
引き寄せという行為は、「さぁ、これから引き寄せよう」と思って、始まることではありません。実は、もうすでにあなたはいろいろな物事を引き寄せています。
もし今のあなたが望んでいる現実とはまったく反対のうまくいかない状況にあっても、実は、自分自身で、今のあなたにとってふさわしい現実をすでに引き寄せているのです。
この「すでに引き寄せている」とは、いったい、どういうことなのでしょうか。
■セルフイメージを変えて引き寄せる
意識している、していないにかかわらず、わたしたちはつねに過去をトレース（なぞって）して生きています。
過去の出来事を参考にして、「できそうなこと」と「できなさそうなこと」を識別し、その間にあるグレーゾーンで、「こうなったらいいなと思っているとその通りになった」、「今度はその通りにならなかった」という体験を繰り返して生きています。
そして、そのどちらの体験も「参考資料」として心の中の資料棚にそっとしまっています。
このとき、わたしたちは「これくらいは叶うけれど、これは叶わない」「ということは、このあたりが自分の人生なのではないか」という選別を無意識で行なっているのです。それがあなたの「セルフイメージ」です。
引き寄せとは、セルフイメージにふさわしい現実を自分の人生に引き寄せる、という行為です。あなたが今よりも好ましい現実を引き寄せたい、もっと人生を好転させたい、と思うのであれば、あなたが最初にするべきことは、セルフイメージ自体を変えることから。
■「諦めながら大人になっていく自分」を捨てる
幼いころ、わたしたちにはこのあたりが自分の人生、なんて意識は持っていませんでした。
しかし、なるべくできそうなことを選択しながら、歳月が過ぎるにつれて、願いを叶えられる範囲はどんどん狭くなってしまいます。 それが通常、「大人になっていく」ということなのでしょう。
しかし果たして、諦めながら大人になっていく人生は幸せでしょうか？ 自分の経験や体験をゼロにして、もう一度、本来自分に起きてほしい物事を願うこと、それが引き寄せの始まりなのです。
次回は、「では、どうすればセルフイメージは変えられる」についてお話しします。
『大切なことに気づく引き寄せの旅』書籍情報
著者 山崎拓巳さんプロフィール
1965年三重県生まれ。広島大学教育学部中退。22歳で「有限会社たく」を設立。以来30年間、多岐にわたる事業を同時進行に展開中。 現在まで30冊以上を上梓し、累計120万部のベストセラー作家でもある。主な著書に、『やる気のスイッチ! 』『気くばりのツボ』『見えないチカラを味方につけるコツ』(いずれもサンクチュアリ出版)などがある。『やる気のスイッチ! 』は、2011年には英語版『SHIFT』となり全米で発売されるなど、他の著書も香港、台湾、韓国ほか、広く海外で翻訳出版されている。 また、「凄いことはアッサリ起きる」‐夢‐実現プロデューサーとして、コミュニケーション術、リーダーシップ論、メンタルマネジメントなどさまざまなテーマで登壇する一方、世界50カ国以上を訪れた旅人でもある。 本書は、これまでに夢‐実現プロデューサーとして培った引き寄せ力に、豊富な旅の経験を組み合わせて生まれた「引き寄せの旅」のレシピを公開した一冊であり、著者初の「旅の本」である。
2017年８月１日公開
2019年５月１日更新
いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。