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【肌培養】若い頃の細胞を今の肌に移植する「培養皮ふ治療」を受けてみた

「培養皮ふ治療」(肌培養)という施術を受け始めて数年。自分の若い頃の細胞を培養して現在の肌に移植するという、ちょっと珍しい(?)美容施術の方法や施術を続けて医師から言われた言葉、個人的な感想など、詳しくご紹介します。

【肌培養】若い頃の細胞を今の肌に移植する「培養皮ふ治療」を受けてみた

美容鍼灸師という仕事をしている私は、昔ながらの美容法や、ホリスティックなものを推している人と思われがちですが、必ずしも東洋医学に偏っているわけではなく、美容クリニック系の西洋医学的な美容施術も大好きです。

個人的には、「美容効果があればなんでもいい」と思っている雑食とでもいいましょうか。

西も東もナチュラルもケミカルもお構いなしなので、東洋医学に傾倒している鍼灸師の先生たちからしてみたら、「お前と一緒だと思われたくない」と、眉をひそめたくなるようなゆるい考え方なのかもしれません(笑)。

■「培養皮ふ治療」(肌培養)は自分の若い頃の細胞を使ったアンチエイジング

肌培養

そういう考え方のため、自分で美容鍼を打つ以外でも、アンチエイジングとして、数年前から「培養皮ふ治療」を受けています。

どんなものか簡単に説明すると、培養皮ふ治療とは、自分の皮膚を採取して、そこからコラーゲンやエラスチンを生成してくれる「線維芽細胞」を培養し、老化によって細胞が減ってきたところ(シワやたるみがあるようなところ)に培養した細胞を移植して、肌を若返らせるというもの。

整形ではなく、肌の再生医療。自分の細胞を注入するため副作用もなく、治療後の持続期間が2~3年と長いことが魅力です。

私は34歳のときの細胞を培養して保管しているので、これがなくならない限り、いくつになっても34歳時点の細胞を移植できます。

60歳になっても34歳のときの細胞を移植できると考えると、相当すごいことですよね。これぞまさに、長期戦を見据えたアンチエイジング。

デメリットとしては
・細胞の培養に1カ月くらいかかるため、「今すぐ注入したい!」と思ってもそれは叶わないこと
・移植した細胞が定着してから効果が出始めるため、効果を感じられるのが早くても1カ月後くらいからということ
・細胞を、採取・培養・保管・移植する、という一連の治療の流れ上、かなりコストがかかること
あたりでしょうか。

また、残念ながら、細胞を移植したからといって、劇的に若返るということもありません。その点については治療開始時、ドクターから、「目に見える効果がほしいなら整形の方がいい」と釘を刺されたほどです。

あくまで、長期的に見たときに老化がゆるやかになるというものなので、おそらく10年後、20年後と時間を経てからの方が、周りの同世代に差をつけられるという意味で、その効果を感じられるのではないかと思います。

ご参考までに、治療については以下のサイトに詳しく掲載されています。

肌培養

■培養皮ふ治療(肌培養)と美容鍼で目の下のたるみを改善

木村 瞳

美容鍼灸師 自身のニキビ肌や毛穴の開きに劇的な美容効果をもたらした美容鍼灸に心酔し、鍼灸師の国家資格を取得。 美容鍼灸施術やワークショップ、美容コラム発信などを行う。

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