ヒアルロン酸注射を受けてみた【美容医療体験談】
ほうれい線が気になり、ヒアルロン酸注射を受けたDRESS会員のD子さん。今回は、ヒアルロン酸注射の体験談とD子さんが感じた効果を教えていただきました。
■ヒアルロン酸注射を受けたきっかけ
ほうれい線が気になりはじめて化粧品でもエステでも消えなかったので。
■施術箇所は一度にどのくらいですか?
ほうれい線とゴルゴラインの2箇所。
■ヒアルロン酸注射を受けてみて実感した効果
最初わからなくて広告見て大手クリニックで受けましたが、痛かったです。
しかも若干ほうれい線の注射した位置がズレていて(笑)。
2回目は友人オススメの個人クリニックで受けたら痛みはほとんどなくて、位置もバッチリ。先生もお上手でした。先生いわく注射の針が細いほうがより痛み感じないそうです。でも細い針のほうが原価が高いそうです(笑)。
ヒアルロン酸の良いところはすぐに気にしていた部分が改善されることです。ほうれい線やゴルゴラインで老けた印象だったのが若々しく見えるようになりました!
ヒアルロン酸は徐々に効果がなくなるので気になりだしたら打つようにしています。種類によって、半年、1年、2年持続したりするそうです。
■治療にかかった時間
注射自体は10分程度です。
■ヒアルロン酸注射について 【医師監修コメント】
D子さんが担当医師の方から聞いたように細い針のほうが痛みを感じにくいです。
また、針先が丸く加工してあるカニューレ(カニューラ)も神経をよけて針が進むので痛みを感じにくいです。
施術を受けるにあたって注意すべきこと
血をさらさらにする薬(抗凝固剤)を内服中の患者さんの場合は、治療が行えないことがあります。また、事故や怪我の痕がある場所は注入が向かないことがあります。シリコンプロテーゼが入っていることなども診察時にあらかじめ伝えておくことが必要です。
施術する先生やクリニックによって出る仕上がりの差はどんな部位に出やすい?
施術する先生の美意識の差や好みが結果の差になることはあります。何をもって美しいとするかは普遍的な美の比率もありますが、時代によって変化もしていきます。ヒアルロン酸治療は進歩しているので、打ち方も変化しています。先生自身のお顔が参考になることも!
ヒアルロン酸を打ちすぎると不自然になっていくと聞いたことがありますが、本当ですか?打ち続けるとエスカレートしていってしまうのかな?とは思うのですが、打つ頻度などで注意することなど教えてください。
ある程度年齢を重ねていくと骨も萎縮しているので、1回に入れるヒアルロン酸の必要量は多くなります。ただ、綺麗になったのがうれしくて、鏡を見ながらパーツ、パーツにこだわって“もっと、もっと”と追加していくと全体のバランスが崩れて不自然に膨らんだ顔になってしまうことはあります。特に頬は入れすぎて目が小さく見えてしまったり……。
また、目の下のくまを消したくて、目の下に浅く入れたら、ヒアルロン酸が透けて青白く見えてしまって(チンダル現象)不自然になることもあります。ほうれい線を気にされる方もいますが、ある年齢以上ではほうれい線がないのも不自然です。その人の美しいポイントがそこではないこともあります。患者さんの主観的な要望を聞いてくれるだけではなく、客観的な意見を言ってくれるドクターだと安心しますね。
打つ頻度は溶ける速さに合わせるとよいでしょう。2年もつタイプなら1年から1年半くらいで追加していくと若々しさを保てやすいです。
医師監修プロフィール
サマンサクリニック 院長 貞政裕子(さだまさひろこ)
(https://samantha-clinic.com/)
順天堂大学附属病院での18年間の勤務に加え、日本皮膚科学会 、日本美容皮膚科学会、日本美容外科学会など複数の学会に所属。 現在はサマンサクリニックの院長。 一般皮膚科に加え、美容皮膚科、小児皮膚科も診療する。しみ・しわ・たるみ・にきびなど保険診療の枠を超えた治療も行うが、 保険でできることはまず保険で!笑顔を大切に!がモットー。
いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。