育児中にイライラしている自分に気づいてあげよう
朝からなんだかイライラすることってありますよね。寝不足だったり、お腹がすいていたり、気になることが片付いていなかったり……。いろいろな原因があると思いますが、自分ではどうすることもできない原因もあるはず。今回は、育児中に気づいたイライラしたときの対処法をご紹介します。
■育児中の不当な怒り
ある日、朝食の人参ジュースを飲んだ次女が、何を思ったのかそのまま吐き出し、洋服はもちろんのこと床まで人参まみれになりました。
深呼吸して、冷静に……なんて、そんな余裕はまったくなく「なんでこぼしちゃうの!?」と、一気にイライラモードへ突入!
いつもより多めに注いだ自分にも腹を立てながら、床を拭いていると、長女が「ご飯じゃなくて、パンが食べたいな」と、文句を言っています。
さらに、そんな状況を横で見ているパパは、仕事へ出かける準備を黙々と……。
それから先は、「ねぇ、ママ!」という娘たちの呼ぶ声さえにも「なにっ!?」と怒り口調になり、イライラのスイッチをオフにすることはできませんでした。
不当に怒っている自分を前に「私はどうしてこんなにイライラしているのだろう」と落ち込み、ため息が出ます。
■低気圧、生理前後などの環境をみてみよう
皆さんも、そうイライラしてしまうことってありませんか?
周りのママ友と話をすると「あるある!」という反応が返ってきて、私だけではないと安心します。
よく考えてみると、そういうときって外は雨が降っていたりしませんか? スケジュールを確認すると、生理前だったりしませんか?
自分の気持ちをコントロールしようとしても、どうしようもないときもあります。
天気や体調によって、イライラするという話はよく聞きますが、「自分はそんなことはない」と思っていらっしゃる方も多いと思います。私もそのひとりでした。
■生理周期はアプリを使って確認
そこで、私は、今さらながら「ラルーン」という生理日を管理できる無料アプリを使うことにしました。
少しイライラするなと思ったときに、このアプリのカレンダーを見ると、生理1週間前だったということがよくあります。それがわかり、自分の現状を受け入れると、気持ちも少し楽になります。
少しイライラしているなと思ったときには「ラルーン」アプリを立ち上げて確認する! という行動が、自分の冷静さを少しだけ取り戻させてくれますよ。
■口に出して甘えてみる
そして、私が次にとる行動は「夫に頼る」ことです。
些細なことでイライラしてしまうときは、ひとりで抱え込まず、パートナーに頼ることをおすすめします。
生理前や天気の影響で、イライラしてしまう自分がいるので、少し助けて! と、口に出してみましょう。何か手伝ってほしいことがあれば、お願いしてみましょう。特にないようであれば、自分のイライラしてしまう状況を理解してもらうだけでもいいのです。
ただ、自分がイライラしているときは、パートナーがいつも以上に黙っていて、機嫌が悪く見えることがあるかもしれません。そして、そんな機嫌の悪い相手に、頼るどころか余計にイライラしてしまうかもしれません。
ですが、相手は、機嫌が悪いのではなく、そんなイライラしているあなたに近づけないでいるのです。イライラしている相手を前に、ひとりで笑うことなんてできないですよね。
自分にも原因があると受け入れることも大事。そして、お願いすることができたら、そのとき、不安に思っていること、心に引っかかっていることなども吐き出してみてください。
もちろん、イライラが完全になくなることはありません。ですが、イライラしてしまう自分を受け入れて、パートナーと少しでも会話ができると、気持ちが少し軽くなりますよ!