雄大な景色に感動。世界的パワースポット「セドナ」へ
アメリカのパワースポットといえばセドナ。日本にはないスケールの大きさの自然に圧倒されつつも、そこには癒しがありました。４大ボルテックスなど、都会の喧騒に疲れたら訪れたい、セドナのスポットをご紹介します。
■そうだ、セドナへ行こう！
パワースポットで知られているアメリカのアリゾナ州に位置するセドナ。そんなセドナについての私の事前情報は、世界から人が訪れるパワースポットらしい、ということだけ。そんな私がなぜセドナに行こうと思い立ったのか。それは、知人のFacebook投稿がきっかけでした。
「スターバックスの前の景色がこれって、どうなっているんだ」というコメントと共に投稿されていた、セドナの雄大な自然を写した一枚の写真。
そして今せっかくアメリカにいるのだから、このアメリカでしか見られない光景に触れてみたい、セドナに行ってみたい！ と決心し、サンフランシスコに行く予定があったので帰りにセドナに立ち寄ることにしたのでした。
■セドナへの行き方
セドナは、アメリカのアリゾナ州中北部に位置し、日本からだとロサンゼルス空港などで国内線に乗り換えて、フェニックス空港へ。そこから車で約２時間の道のりが最短コースです。
その他にも、ラスベガス空港から車で約５時間ほどドライブするというコースもあり、グランドキャニオン国立公園近くを通るアメリカらしい雄大な景色の中のドライブは、ロードムービー気分を味わえて最高です。
運転に慣れていない人でも、基本的には広大な一本道なので、不安なく走りやすいコースだと思います。
どこまでも続いていきそうな一本道
■サボテンも渦を巻く？ ４大ボルテックス
ボルテックスとは、ラテン語で「渦巻き」を意味する単語だそう。大地からの強いエネルギーが渦を巻いて放出され、神秘的なパワーが人々に癒しを与える場所を表す言葉として使われています。セドナのボルテックスでは、サボテンの幹がぐるぐると渦を巻いているものをよく見かけました。
セドナには有名なポイントが４つあり、それぞれ「ベルロック」「エアポートメサ」「ボイントンキャニオン」「カテドラルロック」と呼ばれています。
４大ボルテックスのひとつ、ベルロック
私の一番のお気に入りの「ベルロック」は、その名の通り、ベル（鈴）の形をした岩。男性性を持ち、決断を必要としているときに登ると、転機を乗り切る勇気とパワーを授けてくれるそう。
エアポートメサからセドナを一望
「エアポートメサ」は、活力を与える強力なパワーを持つレッドロックとされ、平坦で最も登りやすく、セドナ全体のボルテックスを見渡すことができます。初めて行く方は必見。
私たちはガイドのアコさんのおかげで、これらの写真のような素晴らしいビューポイントまで辿りつくことができ、ここで瞑想した時間はかけがえのないものになりました。
ボイントンキャニオン
「ボイントンキャニオン」は、水・緑・大地（岩）・空という、４大要素が集まり、最も神聖だと言われているそう。ネイティブ・アメリカンが大地の守護神として祀っている「カチーナ・ウーマン」という名の岩があることでも知られています。
さらに運がいいと、インディアンフルートを演奏しているロバートさんという男性に会えればハート型の石をもらえるかも。私たちもウォリアーの岩山の上で演奏する彼に出会えて、石をもらいました。
このウォリアーの岩山、なかなか急で、私は必死にしがみついた結果、ダウンに穴を開けてしまったほど。
ハートの石。ロバートさんは「ハートおじさん」とも呼ばれているそう
「カテドラルロック」は、名前の通り、まるで古い大聖堂を思わせます。愛に迷ったときに訪れると良いとされ、恋人同士や女性に人気だそう。２時間半ほどで歩けるトレッキングコースが設置されているので挑戦してみては。
旅最終日の最後に登ったこの場所で、虹を見た瞬間のことが今でも心に残っています。
最後に訪れたカテドラルロック。遠くにかかる虹が美しい
■都会の喧騒に疲れたらセドナへ
他にも、アコさんに連れて行ってもらったサンライズハイキングでの日の出、サンダーマウンテンでの夕日、カテドラルロックの麓を流れるレッドロック・クロッシングの冷たい川の水の心地よさに満点の星空など、４大ボルテックスに限らず、素晴らしい光景がそこかしこに広がっていました。
都会のせわしなさに疲れ、雄大な自然に触れたくなったときは、セドナを目指してみてはいかがでしょうか。今秋は、今回同行してくれたガイドのアコさんと、パートナーのスカイさんによるリトリートツアーも開催されるようですので、興味がある方はHPをチェックしてみて。
http://sedonaquest.com/
