絶品&簡単! 赤ワインに合うおつまみ4選
今回ご紹介するのは赤ワインに合うおいしいおつまみ。まだまだ日本の家庭には馴染みきっていないワイン。簡単にすぐ用意できるものでもおつまみになるし、簡単なのにおしゃれなものもたくさんあります。前回の白ワイン編に続きこちらもおしゃれ晩酌に活用してみてくださいね。
白ワイン同様、赤ワインも自宅で作れる簡単なメニューで、料理と合わせておいしく飲むことができます。
缶詰など、常備しておくと良いものもあります。フレンチが作れなくてもご安心を。おしゃれなおつまみは意外と簡単に作れるんですよ。
■買ってきて盛り付けるだけ! 生ハムとチーズ
買ってきて盛り付けるだけの生ハムとチーズは赤ワインに合う万能アイテム。
簡単なのにおしゃれに飾れます。最近ではコンビニやスーパーでも販売されているので24時間いつでも近所で手に入れられるアイテムです。
生ハムとチーズ一緒でも良いですし、どちらかひとつでもOKです。
ワインのマリアージュのルールのひとつにある「その土地のものとその土地のワインを合わせる」が活用できるので、パルマ産の生ハムなら、イタリアのエミリア・ロマーニャ州の赤ワイン、ランブルスコなどが合います。
もっとざっくりと
イタリアのハムにはイタリアワイン
スペインのハムにはスペインワイン
のように簡単に同じ国のものと合わせても問題ありません。お客様が家に来たときにも盛り付けるだけでおしゃれに見えるので、このふたつは重宝します。
■パテやリエットの缶詰は常備しておくと便利!
少し高級なスーパーや海外の食材屋さんなどに、定番アイテムとして置いてあるパテやリエットの缶詰やパック商品。
そのままピクルスや生野菜を添えてサラダと一緒にしたり、バゲットと合わせたりすればおいしい一品のできあがり。
余ったときはパスタにしたり、パンに挟んでサンドイッチにしたりとアレンジも自由自在。パテやリエットは赤身のお肉ほどしっかりとした重い食べ物ではないので、フルボディの赤ワインよりは軽めの赤ワインが合うと思います。
こういった缶詰を用意しておけば、いざというときもフレンチ前菜のようなおしゃれ料理を簡単に作ることができます。
■具だくさんのスパニッシュオムレツ
卵はあまりワインに合わないと言われていますが、具だくさんのスパニッシュオムレツならワインとも相性ぴったり。
ワインに合わせるポイントはピクルスを入れること。ピクルスを細かく刻んでいれると味付けが濃くなり、ケチャップを使用しなくても食べられるおつまみになります。粉チーズをかけてもおいしく食べられます。
名前にスパニッシュとつくようにスペインの赤ワインが相性抜群。なかでもフルーティなものが一番良いです。南仏やイタリアのフルーティな赤ワインもよく合います。
<作り方>約4人分
・じゃがいも 1個
・ベーコン 2枚
・その他お好みの野菜 適量
・ピクルス お好みで50gくらい
・卵 4個
じゃがいもやベーコン、冷蔵庫に余っている野菜でOKなので、お好みの野菜やピクルスを1センチ角に切ります。あとは卵と混ぜて焼くだけです。
■重めの赤ワインが飲みたいときはやっぱり牛肉を!
やはりなんといっても、昔から言われているように赤ワインにはお肉。
お肉料理は、味付けをして焼くだけなので、簡単レシピのひとつ。しっかりとお腹を満腹にしたいときも嬉しいですよね。
鶏肉、豚肉など色々ありますが、おすすめはやはり赤身の牛肉。赤ワインに含まれている乳酸をおいしく感じるのは18度前後なのですが、同じく牛肉の赤身にも乳酸が含まれています。同じ乳酸を含む、18度くらいの室温の赤ワインと赤身の牛肉が相性抜群。
塊のステーキ用のお肉でも良いですが、家で飲むときって「ながら飲み」が多くないでしょうか?
テレビを見たり本を読んだり、お酒を飲みながらゆっくりいろいろなことをしていることが多いですよね。その場合は、食べやすいように、小さく切った牛肉のほうがおつまみにしやすいと思います。
前日から予定がわかっていれば赤ワインに付け込んでおいたり、塩麴に漬けておいたりすると、お肉がとても柔らかくなります。ローズマリーなどのハーブで味付けしてもワインによく合います。牛肉を食べるときはカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどのフルボディの重めのワインを選びましょう。
これから夏を迎える時期。ワインセラーがない場合、赤ワインがぬるくなってしまうので、少しだけ冷やすか、冷やしておいて、飲む1時間くらい前に冷蔵庫から出すのがおすすめです。
簡単な赤ワインのおつまみをご紹介しました。前回ご紹介した白ワインに合う簡単おつまみと共に、あまり調理の必要がないものばかりなので、気軽に取り入れてみてください。
また、白ワイン編で紹介したピクルスなどももちろん赤ワインにもよく合います。あわせて活用してみてくださいね。