・大学教授や大手企業の社長、部長など役職のあるポジションについている
・決してイケメンとはいえず、若いころはモテなかった
・しかし40を過ぎ偉くなり「英雄色を好むって言うしな」とカネを武器に遊び始めた
・妻は学生時代から付き合ってきた「糟糠の妻」
・「仕事のことでアドバイスしたい」などと肩書を利用しデートに誘いだす
・デートはバブル時代を引きずったような、少し時代を感じる場所
・そして1回目のデートで手を出してくるなど性急
【不倫対策ドリル#4】不倫する男性の特徴「ナポレオン気取り」タイプ
今回の不倫対策ドリルでは、「ナポレオン気取り」という男性の特徴について紹介。貴重なアラサー、アラフォーの時期を既婚者男性に捧げるほど不倫のROI(投資対効果)は高くありません。自称・品川区で愛人にしたい女No.1が、不倫男たちの生態と戦略を全8回でタイプ別にお伝えする連載第4弾です。
こんにちは、穂高あんずです。
葉加瀬太郎さんや渡辺謙さんなどの不倫疑惑が相次いでいる最近……。
「あんなに素敵な奥さんがいるのに何が不満なんだろう……」と不思議に思いますよね。「やっぱり英雄色を好む」なのかな、なんて古いことわざを想像したりもします。
肩書や権力のある人に口説かれたら、あなたもやっぱりクラッときてしまいますか?
できれば不倫はしたくない……だけどいつの間にか落ちてしまうのが不倫。そんな禁断の恋愛に引きずり込んでくる男性の正体を、穂高の経験をもとに全8回でご紹介していきます。
「不倫する男性の特徴」とは一体何なのでしょうか。第4回は「ナポレオン気取り」タイプです。
■「ナポレオン気取り」タイプ基本スペック
「ナポレオン気取り」さんは”英雄色を好む”を後付けで狙う男
穂高が大学生の頃です。専攻している科目で大好きな教授がいました。
40代後半で髭がダンディ、授業は熱血。某大手企業の部長を兼任していることもあり、実務に即した指導が生徒からも人気でした。
穂高もその授業はいつも楽しみで、終わったあとも教授に質問をしたり、友達と「一番好きな教授は誰」なんて話をするときには必ずその「ナポレオン気取り」教授の名前を挙げていました。
そんなある日、「俺のこと、一番好きな教授って言ってくれるんだってね」と授業終わりに「ナポレオン気取り」教授に話しかけられました。
「はい! 授業はいつも楽しみだし、大好きです!」と穂高が答えると「ナポレオン気取り」教授は
「このあと、ご飯でも食べながら、穂高くんのこないだのレポートの中身についてちょっと話があるんだけど」と言われました。
いつも授業とその前後でしか「謁見」できない憧れの教授からの突然のお誘い。少し驚きつつも嬉しく、そしてレポートのことってなんだろう……と少し緊張しながら食事に向かいました。
場所はあからさまに高そうな寿司屋でした。周りには同伴のキャバ嬢と社長さん。
そこで教授は、「何でも好きなものを頼みなよ」と言いつつ、レポートの改善点についてアドバイスをされました。
少しお酒が入ってくると教授は穂高の手を取り、「いや~、いつも思ってたけど……やっぱりかわいいねぇ」と目を細め始めました。
穂高は憧れの教授とはいえ、特に「ナポレオン気取り」教授とどうこうなりたいという気持ちはなく、戸惑いました。
愛想よくかわしつつ、「は、早めに帰ろう……」店を出ると、突然裏路地に連れ込まれ「キスしていい?」と聞かれたのです。
「な、何言ってるんですか~。酔っぱらってますね~(笑)。」と逃げたものの、その後その「ナポレオン気取り」教授の授業には出づらい状況が続きました。
その後、大学で顔を合わせる度に嫌な思いをし、その「ナポレオン気取り」教授が務める会社の商品を見るのも不快になってしまいました。
「ナポレオン気取り」教授はそんな、肩書や権力を利用し口説いてくるタイプです。
■対策:会社・学校以外の場所では会わない
ほいほいついて行った私も悪いのですが……憧れの部長や教授に個人的に誘われたら少なからず嬉しくなってしまうことも事実。
それが仕事だとなおさら、「出世に影響するかも」と思ってしまうものです。
ただ、本当に仕事のできる男なら、会社や学校で的確な指導を行うはず。
会社や学校以外の場所で誘われたら角が立たないように、「今、会社(学校)で教えていただくのはだめですか?」とかわしましょう。
■バブル時代を引きずる男には古典的手法
不倫は時に立場を利用し、それらしい理由を付けられ、始められてしまうものです。でも、仕事や勉強と関係ないのでは……? と思ったら断っても良いのです。
とはいえ逆恨みされてしまうと困るのは私たち。かわいく、さらりと「やーだーもう、部長ったら」と肩を軽く触る程度のスキンシップで軽やかにかわしていきましょう。
「目には目を、歯には歯を、バブル時代を引きずるナポレオン気取りには古典的手法を!」
それではまた次回!
「不倫対策ドリル」は毎週水曜日の夜7時に公開予定です。バックナンバーはこちら。
『DRESS』では禁断の愛「不倫」を特集しています。こちらもチェックしてみてください。
不倫研究家、恋愛実務家。
何故か既婚者に口説かれる事が多い。恋愛は経営学を活用しこなすことでストレスが減ると思っています。