「不倫」と「浮気」の違いとは? どんな男女が不倫にハマるのか 2/3
■不倫する男性の特徴
まず、「不倫相手を求めている男性」には
・家庭内が上手くいっていなくてストレスを解消したい
・妻との関係は良好だが刺激が欲しい
・妻とセックスレスで性欲を解消できる相手が欲しい
など、「物足りなさを埋めてくれる相手がほしい」という欲求があります。
「パートナーとの関係が良いのに不倫するの?」と思われるかもしれませんが、結婚して安定した生活が続くと、いわゆる「マンネリ」が訪れます。この「マンネリ」を嫌って「もっとドキドキしたい!」とほかの女性に目を向ける男性もいます。
彼らには、「帰る場所があるからこそ遊びで肉体関係を楽しみたい」という願望があります。手軽に、面倒くさいこと抜きで、でもできれば擬似恋愛のようなときめきもほしい……なんて、本当に身勝手な! と思いますよね。
ですが、不倫相手を求めている男性に限って
・おしゃれ
・マメに連絡をくれる
・甘い言葉をかけてくれる
など女性を喜ばせる術に長けていて、頭では「この人既婚者だし、関係を持ってはいけない」とわかっていても、(見せかけの)愛情を見せられ続けていつの間にか深い関係になってしまう、という女性は大勢います。
不倫する男性には、具体的にどんな特徴があるのでしょうか。
とにかく優しい
不倫する男性は「女性にモテたい」と思っています。
モテるためには優しくすることが手っ取り早いとわかっているので、表面上は穏やかな雰囲気であったり、女性が接しやすい空気を作るように心がけています。
ですが、結局は「下心のある優しさ」なので、そこに「誠意」はありません。
落としたい女性にアピールしたいのはとにかく「優しい自分」であって、例えば女性が何かピンチを迎えたときなど、関わると面倒くさいとわかるとさっと離れていきます。
もし、やたらと優しくしてくる既婚男性がいたら、「実は仕事で大きなミスをしちゃって……」と嘘でも良いので深刻な話を相談してみると、一緒になって向き合ってくれるか、それとも適当に言葉を濁して逃げていくかで、相手の真意がわかります。
情熱的で野心家
「熱しやすく冷めやすい」という言葉がありますが、不倫相手を求めている男性でも、いいなと思うと熱烈に気持ちをアピールしておきながら、飽きると火が消えるように冷めた態度を見せる人がいます。
野心家な男性というのは、「自分の力を認めてほしい」という欲求を常に抱えており、中でも「女性にチヤホヤされたい」と考える人は多いでしょう。
結婚しても、奥さんがよほど魅力的でない限り、なかなかひとりの女性で満足することがないので、自分を満たしてくれる相手を次々と探します。
野心家な男性は、女性の扱いも自己中心的になります。相手の都合より自分の満足を優先するので、気に入らないことがあるとすぐに冷めてしまう傾向があり、簡単に別れを選びます。
自分を尊重してくれないような男性と不倫関係になっても、ストレスの溜まるお付き合いになるといえますね。
マメで細かい気遣いが得意
先ほどの「優しい」男性と違い、マメで女性のような細かい気遣いのできる男性も不倫に走りやすい傾向があります。
常に女性へと関心を向けていたいこのタイプは、自分の行動を喜んでくれる女性を求めています。
毎日の電話やLINE、また体調を心配する言葉や励ましの一言など、「こうすれば喜んでくれるだろう」という気遣いを見せることで、「ありがとう」「大好き」という「賛辞」が返ってくることを期待しています。
自分の気遣いに慣れてしまった奥さんでは、「賛辞」もあたりまえのものになってしまい、満足させてくれません。
そのため、ほかの女性から自分への気持ちを引き出すことで満たそうとします。
「誰にでもマメな男性」は、要は「自分に賛辞を送ってくれる女性」をほしがっているだけなのですね。
このように、不倫する男性は「自分を満たしてほしい」欲求を抱えているという特徴があります。
注意するべきなのは、それは「自分のためだけ」という点です。
普通の恋愛なら、「相手も思いやり、自分も満たされる」ような関係が理想ですよね。
ですが、不倫する男性は「自分だけが満足する」ことを考えていて、都合が悪くなれば不倫相手はすぐに捨ててしまえるような狡さも持っています。
そもそも、本当に相手の女性のことが好きであれば、リスクのある不倫という関係は選びません。女性を傷つけるとわかっているからです。
簡単に不倫できるということは、それだけ女性に対して誠実でないといえます。