硬い、太いふくらはぎをやわらかく、細くする脚メンテ - 私が夜な夜なやっているマッサージ
ふくらはぎが「硬い」「太い」状態になっていませんか? 脚の持ち主に共通するのは、「ふくらはぎがやわらかいこと」。しかも、弾力を感じられるやわらかさが特徴。その日の疲れはその日のうちに取り、適度な運動を取り入れることが美脚への近道。パンパンのふくらはぎを癒しながら美脚を目指すマッサージをご紹介します。
■硬い、太いふくらはぎの原因は、疲労やむくみの蓄積
「ふくらはぎが硬い! ちゃんと毎日ほぐさないと、どんどん太くなるよ!」
初めてのパーソナルトレーニングで、いきなり叱咤された私。運動後は必ずストレッチをしていたものの、毎日のケアをおろそかにしていたことが敗因でした。まさか、ふくらはぎが固まっているとは。
思い返せば当時、脚のむくみがひどく、毎日悩まされていました。気になるときは着圧ソックスを履いていましたが、対処法はそれだけ。なぜなら、脚がむくんでいるときのマッサージは正直言って痛かったし、何もしなくても翌朝は多少すっきりしているような気もして……。
そうして脚のむくみを放置した結果、血流の悪い状態が継続してしまい、リンパの流れが滞って老廃物が溜まっていたのだと思います。凝り固まったふくらはぎは、悪循環の蓄積の産物ともいえます。せっかくトレーニングをしていても、脚が太く仕上がってしまっては本末転倒。この日を境に、脚のマッサージに本格的に取り組むことにしました。
■ふくらはぎのむくみを解消したいなら知っておきたい基礎知識
さて、そもそも、むくみとは一体何なのでしょうか。日常的に使っている言葉でありながら、なんとなく理解している方もいるかもしれません。一般社団法人 日本リンパ浮腫学会によれば、むくみには静脈の流れが大きく影響しているとのこと。
むくみは血管外の皮下組織に過剰に溜まった水分です。毛細血管領域の主に動脈側から出た水分や蛋白で代表される物質は,いったん組織に栄養を配給してまたリンパ管や静脈に回収されます。その際には水分のほとんど90%は静脈に還り,残りの10%はリンパ管に還るという仕組みになっています。
つまり,むくむということは静脈の流れが大きく影響しますから,血管外の過剰な水分(むくみ)を減らすためには,まず静脈の機能を活発化させ,それからリンパ管の働きを活発化させていくことになります。
――一般社団法人 日本リンパ浮腫学会『リンパ浮腫の考え方と治療の基本』より引用
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