「レディファーストをしない男はけしからん」と言う女はけしからん!?

「レディファーストをしない男はけしからん」と言う女はけしからん!?

独身女性たちと話していて「付き合うならレディファーストできる男がいい」という発言をよく聞く。彼女たちが求めるレディファーストは、ドアをさりげなく開けたり、エスカレーターに先に乗せたり、道の車道側を歩くことなどである。しかしそうした要求があまりにも当たり前のように扱われてくることに疑問を感じる。


独身女性たちと話していて「付き合うならレディファーストできる男がいい」という発言をよく聞く。

彼女たちが求めるレディファーストは、男性が女性に対し、ドアをさりげなく開けたり、エスカレーターに先に乗せたり、道の車道側を歩くことなどを指す。

■レディファーストを強要する女はややこしい?

たしかに、男性から女性として扱われるのはとても気分がいい。お姫様のような気持ちになるし、相手の人も心なしかイイ男に見える。

しかし、レディファーストは日本にあまり馴染みのない文化。「欧米では普通らしい」という耳より情報を聞きつけて、主張する女性を何人も見てきたが、ちょっと怖い。過激な女性になると「レディファーストしない男なんてありえない」と怒ったりする。

女性であることを振りかざして、なんでも要求と通そうとするエゴイストと見られては損である。「お客様は神様でしょ?」と自分から言ってしまう客のような、ややこしい雰囲気もぷ~んと漂う。男性の前で声高に叫ぶのは控えたいところである。

■日本人男性のレディファーストに対する考え方は

レディファーストについて、日本の男性はどう思っているのか。大きく分けて3種類の男性がいるようだ。

・レディファーストを抵抗なくする男性
レディファーストがスマートにできる人。女性からは「やさしい」と評される。

・気づきつつも、あえてやらない男性
ここでドアを開けたらレディファーストだなと気づきつつも、気恥ずかしさなど、何かしらの理由で行動に移さない人。

・そもそもレディファーストの概念がない男性
もともと必要ないと思っている男性。概念がなければ、しないのは当然である。

この3種類の男性が日本にいることを、まず知っておきたい。それだけでも、されなかったときに「あ、この人、しないタイプの人なのかな」と、受け流すこともできる。

そもそも現代の女性は一昔前とは違う。仕事をして、結果を出し、プライベートを充実させるだけの思考力・行動力を兼ね備えている。非常にたくましい。そういう面では男性化が進んでいるのかも。

そんな女性を目の当たりにした現代の男性たちにとって、女性は守る対象から尊重する対象に変わった。レディファーストという概念が頭の中から抜け落ちてしまうのも、仕方ないのかもしれない。

■レディファーストされるにはどうすればいいか

とはいっても、レディファーストは女性の憧れ。やっぱりされてみたい! されるにはどうすればいいか。

レディファーストされたければ、まずは自分が「レディ」になるのはどうか。普段から女性らしい言動を心がけて、身ぎれいにして、女として認識してもらうことにポイントを置く。

持って生まれた容姿やスタイルは関係なく、「女性として自分をケアしていること」が、女らしさにつながる。男性に自分が女であると認識させれば、女性扱いはしてくれるはずである。レディであることを放棄して、レディファーストされたいというならば、そこには矛盾が生じてしまう。

そして、こちらがレディになるのだから、相手をジェントルマンとして扱ってみよう。相手を立てて、頼ったり、リスペクトすれば、彼はジェントルマンになりうる。

もしも女らしさを捨てて、相手を男として扱わなければ、両者の男女の概念が消える。レディがされるべき「レディファースト」の概念が、消滅してしまうことになりかねない。

■「レディファースト受け入れ態勢」も育てよう

レディファーストをされたい女性は、きちんとそれを受け入れる態勢を作るのも大切。ドアを開けるのも、男性より先にガツガツ歩いて、自らドアを開けてしまう女性も見受けられる。せっかくのチャンスをつぶさないように、店に入るときは、男性より1歩後ろを歩くのが吉。そうすれば相手は自然とドアを開けてくれる。

また、慣れていない女性は、恥ずかしさのあまり、無意識にレディファーストを拒否してしまうこともある。本当はしてほしいのに、いざ、されると恥ずかしい。「大丈夫だから!」と強めに拒めば、「あっ、ゴメン……」と男性も萎えてしまう。そうならないように、自分の照れをなくして、受け入れ態勢も作っていきたい。

レディファーストされたときの正しい反応は「ありがとう」と笑顔で言うこと。さも当然のような顔をしていると、男性も気分が良くないはずだ。「レディファーストしたのに礼を言わない女はけしからん」と言われないように、女性として基本のコミュニケーションは取っておきたい。

この記事のライター

あずま・かなこ。1983年生まれ。元女性サイト編集長のコラムニスト。テレビ・ラジオ出演多数。著書に「100倍クリックされる超Webライティング実践テク60」(パルコ出版)。趣味は鉄道一人旅。

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