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印象がアップする挨拶のしかた

なにげない心がけで、日常のちょっとしたふるまいがグッと洗練されて見えます。『世界一美しいふるまいとマナー』(諏内えみ著/高橋書店)より、今日から実践できる日々の所作のコツを掲載していきます。今回は、印象がアップする挨拶のしかたをご紹介。

印象がアップする挨拶のしかた

第一印象は挨拶で決まります。どなたにでも自信をもって堂々と挨拶できるようになりたいですね。場面ごとに使い分けるなど、上手にメリハリをつけられるのが大人の女性です。

■日常で挨拶するとき

基本は30度のお辞儀、軽い挨拶は15度の会釈

ビジネスシーンなどでの30度のお辞儀は、研修などで学ぶこともありますが、親しい方への軽い挨拶などに使う会釈は、意外とおろそかにしがちです。無意識にしている方が多いので、美しい会釈ができると周りに差をつけられます。

美しい会釈は、首からではなく、ウエストから15度折るのがポイント。また、すれ違うときに、一瞬だけ手を重ねて会釈をすると、上品で丁寧な印象を与えます。この姿勢は挨拶のときだけでなく、物を渡すときや名刺交換の際にも適しているので、ぜひ身につけておきたいですね。

■名刺交換での挨拶

メリハリのある3回のお辞儀で仕事ができる印象に

人の第一印象は5秒で決まると思ってください。ビジネスシーンでの最初の挨拶は名刺交換。ここでの印象が、その後の仕事に影響することも。

ポイントは、アイコンタクトでの挨拶を大切にすることと、メリハリのある動作を意識することです。アイコンタクトのあとに30度のお辞儀をし、相手に近づいて両手で名刺を交換。その際は15度の会釈を忘れずに。そして名刺を受け取ったら少し下がり、再度30度のお辞儀をします。

何度も浅いお辞儀を繰り返してしまう方が多いのですが、それでは自信のない印象に。相手の目を見て、メリハリのある名刺交換をすると、できる女性という印象を与えられます。

大人のマナー

『世界一美しいふるまいとマナー』(諏内えみ著/高橋書店)

※ この記事は2020年4月3日に公開されたものです。

DRESS編集部

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