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「貯金できない人」が「貯金できる人」になるための5つのヒント

貯金ができない理由は何だと思いますか? 無駄遣いしている、そもそも収入が少ない、いつの間にかなくなっている……人によって理由はさまざまだと思いますが、それらはちょっとした心がけで変わるものです。今回は「貯金できる人」になるためのヒントをご紹介します。

「貯金できない人」が「貯金できる人」になるための5つのヒント

「貯金ができず将来が不安」「収入はあるのになぜかお金が貯まらない」という人も多いと思います。

しかし、ちょっとしたことを変えるだけで「貯金できない人」から「貯金できる人」になれるもの。今回は「貯金できない人」が「貯金できる人」になるためのヒントをご紹介します。

1.朝10分早く起きる

たとえば、朝早く起きるだけでたくさんのいいことがあります。

貯金できない人は「余剰のお金が足りない=無駄遣いが多い」か「余剰のお金はあるがお金があればあるだけ使ってしまう」という2パターンに分かれると思いますが、まずは自分がどちらに当てはまるか考えてみてください。

「無駄遣いが多い」パターンの人は特に、今より10分だけでも早く起きてみるのが効果的です。

無駄遣いが多い人は基本的に毎日そそっかしく生きているので、忘れ物が多かったりうっかりミスでお金を無駄に使ってしまったりする場合があります。

慌てて家を出て忘れ物をして、コンビニで本当は家にあるけど今必要なもの(=本当なら買わなくていいもの)を買ってしまっていませんか。

化粧ポーチを忘れたけど大事な打ち合わせの前にメイク直ししなきゃ! とコンビニでちょっとコスメを買い足したとか、ストッキングに伝線が入っているのに気がつかず家を出てしまい、慌てて買いに走ったというような経験はありませんか。

そういった「ちょっとした無駄遣い」が多い場合には今より10分早く起きてみてください。しっかりと準備して出かけることで無駄遣いを減らせます。

2.買い物をするときは「本当に必要か」考えるクセをつける

買い物をするときには「ほしい!」と思ったらすぐに買う、というのをやめて、一度頭の中で代わりになるものが家にないか考えるクセをつけましょう。

同じような使い道のものをいくつも買ってしまうことほど無駄なことはありません。消耗品であればいいのですが、そうでないものはしっかり考えて買い物をしましょう。

また、家にあるものを把握して、買い物メモを作って買い出しに出かけることも重要です。

食料品の買い出しのときにはメモを作っている、という人は多いかもしれませんが、ほかの消耗品にもそれを応用しましょう。

メモに書いてあるもの以外は買わない、と心に決めて買い物へ行くことで無駄遣いを減らします。

また、在庫の確認をして買い物へ行けば常に余裕のある買い物ができますし、安いときにまとめ買いができれば慌てて割高の商品を買ってしまう、なんてことも減っていくはずです。

3.「面倒くさい」と言わない

貯金をしたい人はまず「面倒くさい」という考え方を捨てましょう。「貯金と何の関係が?」と思うかもしれませんが、実は「面倒くさい」とお金は相容れない関係です。

ちょっと足を伸ばすのが面倒だから、と近くの店で割高な買い物をしたり、ちょっとした待ち時間が嫌でカフェに入ってお茶をしたりした経験はありませんか。思い当たる人は要注意です。

ちょっとお金を積めば大体の「面倒くさい」は解決できますが、それで無駄遣いしていてはいつまで経っても貯金できる体質にはなれません。

もちろん、どうしても時間がなくてタクシーを使って移動するなど、緊急の場合は仕方ありません。

必要なときにはお金をかけることも大事ですが、自分の「面倒くさい」という気持ちだけで無駄遣いをするのはやめましょう。

4.毎日数行でいいので日記をつける

日記をつける習慣はありますか? 毎日たった数行でもいいので、日記をつけることをおすすめします。

その日記の中に、その日使ったお金とそのお金を何に使ったかを簡単に書いておいてください。それを続けるだけで自分のお金の使い方のクセが見えてきます。

どういうところで無駄遣いをしているか、使ったお金を書き出したときに「これは不要な買い物だったな」と感じることがあるはずです。

そう思う買い物があれば、その分ちょっと買い物を控えればいいだけ。無駄な買い物をした次の日にはその金額のリカバリをすればいいのです。

また、リカバリができるだけでなく、ちょっとした意識づけにもなります。自分が1日にどれだけお金を使っているかが分かれば、1カ月の支出も見えてきます。

金額を見える化することで、収入と支出のバランスをとれるようになり、貯金に回せる金額の逆算ができるはずです。

5.To Doリストを活用する

To Doリストを作るのは仕事だけでなく、私生活でも非常に役に立ちます。やることが明確になり、無駄がなくなります。

やらなければならないことを後回しにするクセがある人はとくに、To Doリストを活用してみてください。

毎日そこに書いたものだけは実行する、それを自分の約束にして、その日にやらなければならないことは必ずやり遂げてから就寝します。

毎日を計画的に生きていくことは貯金するためにも、自分の希望を叶えるためにも必要なことです。自分が目指すものがあれば、計画的に行動に移して目標を目指して努力しますよね。それと同じことです。

貯金をきっかけに、自分の生き方を見直してみるのもいいかもしれませんね。

■これで貯金できる人に!

貯金は決して難しいことではありません。

お金が貯まらない、という人はどこかで必ず無駄遣いをしています。それがどこかわかること、そしてその無駄遣いを減らすことがとても大事です。

少しずつでいいので、無駄遣いを減らしていきましょう。

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大塚 ちえ

都内で働く金融系20代OL。スポーツと音楽が趣味。金融機関勤めで得た知識と経験で、キャリアやお金、結婚・恋愛のことなどいろんな女性の悩みに向き合う。現代日本に生きる働きすぎな女性にエールを送る記事をお送りします。

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