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貯金できる人はやっている! 我慢しない幸せ節約習慣

「お金を貯めたいとは思うけれど、我慢して絞り出したお金を貯める生活はイヤ」というのが皆さんの本音かもしれません。我慢だらけの生活は心にも体にも悪いですし、何より長く続きません。そこで今回はできる人が自然と実践している、我慢しなくていい節約習慣をご紹介します。

貯金できる人はやっている! 我慢しない幸せ節約習慣

お金を増やしたいとは思っていても、いろいろ我慢しなければならないとなると、貯金のモチベーションを維持するのは難しいもの。

貯金のために今の生活水準を落とすというのは難しいですよね。そこで、本コラムでは我慢がいらなくなる5つの節約習慣についてお話しします。

1.支出に優先順位をつける

まずは支出に優先順位を付けましょう。家賃や光熱費、ローンの返済など決まった支出で動かせないもの、支出としての優先順位を下げられないもの以外の支出の優先順位をつけていきます。ポイントは2つです。

娯楽費は具体的に「○○費」として優先順位を付ける

たとえば趣味、娯楽費として、「スポーツ観戦」「女子会」「映画鑑賞」があるとしたら、そ
れらをまとめた費用を娯楽費として計上するのではなく、「スポーツ観戦費」「女子会費」「映画鑑賞費」などと具体的な名目として優先順位をつけてください。

そうすることで娯楽費がブラックボックスになりにくく、娯楽費の赤字を未然に防ぐことができます。「予定が狂って使いすぎてしまった……」という事態を避けることで、余計な出費を減らすことができるのです。

優先順位の下位5つは今の予算の3割削減を目指す

優先順位が低い支出については、今の予算の3割削減を目指してください。

たとえば、「映画鑑賞費 8000円/月」としているのであれば、3割減ですから-2400円の5600円でなんとかやりくりする方法を考えるのです。

映画館で観る回数を減らす代わりに、ネットの映画配信サービスの契約をする、など自分の不満が溜まらない対策を考えてみてください。

2.買い物は長い目で見て妥当な値段を検討する

買い物をする場合、その商品がどれだけ自分の生活に深くかかわってくるのかを見極めることが非常に重要です。その商品を長く使っていくのか、短期的な利用が目的なのかによって、値段と質のバランスをとるようにしましょう。

たとえば「手頃な価格で手に入った!」と喜んでいた布団が非常に薄くて、冬に風邪を引いたり鼻水が止まらなかったり、夜中に目が覚めたり、と大変な思いをするような場合。

そうなると、たとえ安く手に入れられても、その後の病院代や気苦労を考えるといい買い物とは言えませんよね。いい化粧品を使うことで将来的な肌のケアが軽く済むのであれば、ある程度値段がはってもいいでしょう。

こういった考え方を身につけると、おトクな買い物ができるようになりますよ。

3.公共施設を利用する

図書館や自治体が開催している、受講料が安価なお料理教室やヨガ教室などを利用して、習い事代や勉強代をうまく浮かせるのもおすすめです。

本が好きな人は、新刊が出たら毎回買うのではなく図書館で借りるようにすれば、ひと手間かかりますが、無料で貸し出してもらうことができますよね。

また、自治体が市民のために開催している習い事や教室も、民間の習い事よりもはるかに安い金額で通うことができます。

自治体によっては多彩な教室を用意していたり、著名な講師を呼んでいたりするので、一度調べてみてはいかがでしょうか。

4.行きつけのお店を作る

行きつけのお店を作って買い物や食事をすることによって、たくさんのメリットを得ることができます。

ポイントが貯まる

ポイントカードを発行しているお店であれば、ポイントがどんどん貯まっていきます。同業種のお店のポイントカードを複数持っている方もいるのですが、それだとポイントが貯まりにくく、恩恵を受けにくくなってしまいます。

有効期限が切れてしまってせっかく途中まで貯めたポイントが無駄になってしまう、というリスクも減らすことができます。

無駄な買い物をするリスクを減らすことができる

行きつけのお店であればお気に入りのものがすぐに見つかる可能性が高いですよね。

とくに洋服や化粧品のお店はお気に入りのものをすぐに手に入れられて、迷うことがないので無駄な買い物をしてしまうことも少なくなります。

初めて行くお店で、「そんなはずじゃなかった」という買い物をすることもなくなりますよね。

常連限定のサービスが受けられる場合がある

これは一部のお店に限られることですが、お店が常連だけにが提供しているサービスを受けられる場合があります。サービスの中には、商品が安く手に入ったり、支払い金額を割り引いてくれたりと家計に嬉しいものも。行きつけのお店を作っておくことで得られる醍醐味のひとつですよね。

5.定期的な支出は月1回まとめ買いで

たとえば、化粧品や洗顔料、シャンプーなどの消耗品、使い捨てコンタクトなどが当てはまりますが、定期的に必要になるものってありますよね。

そういったものは1カ月でどのくらい消費するかをあらかじめ調べておいて、毎月給料日後すぐにその分の買い出しに行きましょう。

まとめて購入することでその後はお店に行く回数も減るため、無駄な買い物も少なくなります。

また、金額の管理がしやすいので消耗品やお化粧品に1カ月あたりこのくらい使っている、という大まかな支出を把握しておくことができます。

■貯金できる人は節約を楽しんでいる!

お金を貯められる人は我慢したり不満を溜めることのないよう、バランスを保ちながら節約しています。それが習慣になっているからこそ、負担に感じることも少ないのです。

ここで挙げたものは今からでもすぐに始められるようなことばかり。支出の優先順位をつけたり、自治体の活動を調べてみたり、今すぐできそうなことから始めてみませんか?

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大塚 ちえ

都内で働く金融系20代OL。スポーツと音楽が趣味。金融機関勤めで得た知識と経験で、キャリアやお金、結婚・恋愛のことなどいろんな女性の悩みに向き合う。現代日本に生きる働きすぎな女性にエールを送る記事をお送りします。

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