賢いお金の使い方5つ! 貯金できる人に共通する貯金習慣
貯金できる人のお金の使い方には共通点があります。彼らの「賢いお金の使い方」を知って、今年こそは貯金できる人になりませんか? 今現在の自分のお金の使い方を見直して、やり方を変えて、貯金できる人のお金の使い方を身に着けましょう。
■貯金ができる人はお金の使い方にマイルールがある
お金を貯めることとお金を使うことは表裏一体の関係にあります。お金が貯められないと思う人は、最初にお金の使い方を考え直してみてはいかがでしょうか。
本来であれば必要のない出費をしているかもしれませんし、もう少し低コストで抑えられる部分に無駄なお金を費やしているかもしれません。今回は、貯金ができる人が実践している賢いお金の使い方をご紹介します。
1.衝動買いは禁止しよう。時間をおいて考えて
後々振り返ったときに「あれは無駄な出費だった」と思うような出費はできるだけ避けたいですよね。そのために、貯金ができる人はモノを買うときにもしっかり吟味します。
本当にそれが必要なものなのか、時間をかけて検討しましょう。
必要に迫られて買うような生活消耗品を除き、趣味のモノやぜいたく品の類は本当に必要なのか、その場で決断せずに時間をおいて考えることです。
1週間や1カ月考えてもやっぱりほしいと思えるモノであれば、買ってもきっと後悔はしないでしょう。
買うときも「質のいいものを」買って長く使うことを考えると満足のいく結果となりそうです。
2.人付き合いも「自分のためになるかどうか」考える
付き合いでの出費は仕方のない部分もありますが、その付き合いが本当に自分のためになる付き合いなのかをじっくり考えるのも非常に重要なことです。
中身のない話しかできない人と愚痴を言いながら飲み歩くのと、自分の刺激になるような話ができる人と有益な情報交換をしながら食事をするのとでは、同じ時間とお金を使っても得られるものがまったく違ってきますよね。
中身のある話ができる相手ではなくとも、上司や目上の人とは積極的にコネクションを作っておいたほうがいい会社もあるでしょう。状況は人それぞれですが、その付き合いが本当に自分に必要なものなのか見極めて、その人と付き合うかどうか判断しましょう。
3.自己投資と自己満足を分けて考える
いろいろな知識や知見を吸収できるうちに自己投資しておくのは賢い選択。英会話や勉強会、講演や習いごとなど、自分を磨ける、高められると思えることには積極的にお金を払ってもいいでしょう。
しかし、自己投資と自己満足をはき違えないように、出費の前に考えることが大事です。
これはある種、自己研鑚の心構えにもなってきてしまいますが、自分で何かを得ようとするとき、たとえば講演を聞いただけで満足したり、英会話教室に通うだけで満足したりしていては成長はありません。
講演や英会話教室で何を学んだか、それが自分の人生のどんな場面でどう生きるのかを考え、実行に移すところまで落とし込まなければ、その講演や英会話教室での出費にはたして意味があったのか、というと疑問。成長のない自己投資は自己満足と同じです。
英会話教室に行っている自分、何やら賢そうな響きの講演を聞きに行っている自分、それだけで満足してしまわないよう、頭を使いながらその出費を無駄にしないよう、吸収したものを活かすことが大事です。
4.メリハリのある出費でバランスを取る
最低限の出費以外、一切お金を使ってはならない、というわけではありません。
趣味でがんばっているものや買うだけで心が満たされるものがほしくなることだってきっとあるでしょう。趣味の楽器を買い替えたい、見ているだけで癒されるぬいぐるみがほしい、ほっと一息つくのにちょっと高いコーヒーがほしい……誰にでもそんなときはあると思います。そのときはお財布の紐をゆるめて、自分を満たしてあげることが大事です。そうでもしなければ節約に疲弊してしまって、生活に潤いが一切なくなってしまいます。それではどんなにお金を貯められたって生きがいを感じにくくなってしまいますよね。
お金を使うところと節約するところ、メリハリをつけた出費を心がけましょう。趣味には思いきりお金を使うけれど、普段の光熱費や水道代は節約したり、コーヒーは美味しいものを買うけれど食費はできるだけ抑えるために自炊したり、というように「使う」と「締める」をうまく切り替えていくのです。
お金を貯めたいから我慢しなきゃ、節約しなきゃ、と思ってばかりだと息が詰まりますから、自分をうまくコントロールしてお金の使い方を考えてみてください。
5.必要なところにはしっかりお金をかける
メリハリのある出費、という意味では同じことですが、必要なところにはしっかりお金をかけていいと思います。たとえば、セキュリティー装置や、自転車や車など乗り物に関するモノなど安全にかかわること。そこはケチらずしっかりしたものを購入することをおすすめします。
また、病院での治療や保険など、お金をしっかり出さないといいモノ・サービスが得られない場合にもケチらないようにしたいですよね。お金を積めば積むほどいいモノが手に入るのは当然のことですが、たとえばその差を感じやすいものにはお金を使うのがいいと思います。
逆に、その差をあまり感じないものには、無駄な出費をする必要がありませんよね。必要かどうでもないか、真剣に考えてお金を使いましょう。
■お金の使い方を見直せば、貯金に回せるお金も増えていく
お金の使い方を見直すことで、貯金に回せるお金も変わってくるはずです。自分なりにお金の使い方を見直してみて、無駄だと思える部分があったら削っていきましょう。
貯金に回せるお金にも余裕が出てくるはずですよ。