大麦でダイエット&デトックス効果に期待!? 太りにくい炭水化物を食卓に
大麦がダイエットに効果的なのだということ、ご存知ですか? 玄米よりも食物繊維が豊富で、デトックス効果が期待でき、ダイエットにも適した食材のひとつです。息をしているだけで太るかのような痩せにくさに辟易しているアラフォーの方へ。お通じも良くなり、コレステロール値も下がる大麦を、食卓に取り入れてみては?
「炭水化物は太るから、アラフォーの私はなるべく食べないようにしよう」
そう思って、摂取量をゼロにはしないものの、1日1食だけにしてみたり、食べすぎたときには完全にカットしてみたり、ダイエットを意識して、白米やパン、パスタなどの炭水化物を我慢してきました。本当は、丼ものやオムライス、パンのお代わりし放題とか、炭水化物が大好きなくせに。
しかし、我慢の甲斐もむなしく、私の体重はまったく減らず、それどころか増加の一途をたどる日々。どうせ増えるならいっそ、普通に食べてしまおうか?でも、実際に食べたら間違いなくさらに太るだろうし……。私だけではなく、アラフォー世代は皆、息をしているだけで太るかのような痩せにくさに、辟易しているのではないでしょうか?
そんなあるとき、試しに食べてみた大麦。これがかなりのダイエット効果を発揮してくれた気がします。いえ、正確に言えば、「食べても太りにくい」というのが正しい表現。白米を食べたいけれど太るのが気になる、という方にはとてもおすすめな大麦をご紹介します。
■大麦にダイエット効果が期待できる理由は、豊富な食物繊維を含むから?
腸内環境を整える水溶性の食物繊維と、便秘を解消してくれる不溶性の食物繊維がバランスよく含まれている大麦。食物繊維が白米よりも多いと言われる玄米よりも、食物繊維がさらに豊富に含まれているんだそう。食物繊維といえばお通じ。この大麦でどのくらいの変化があるだろうか……。
私はもともと便秘体質ではないので、そこまで体感できるかな? と半信半疑だったのですが、きちんと規定量を食べたところ、お通じが普段とまったく違いました(お食事中の方がいらしたらすみません)。
それはもう、「これだけ出していれば痩せるはず」と、このすっきり感だけで大麦ダイエットって効果があるんじゃないか、と確信してしまうほど。そして、ずっと便秘ではないと思っていたけれど、もしかしたら実は今まで便秘だったんじゃないか、と思えるほどに違うんです。
この差はどうやら、食物繊維の豊富さもさることながら、水溶性と不溶性のバランスの良さがポイントのようです。
食物繊維と聞くと、カサを増やして出すためのゴボウなどの不溶性のもの、というイメージがあったのですが、水溶性食物繊維で腸内環境を整えることがこれほど大事だったとは。最近、腸内フローラが注目されているのも納得です。
ちなみに私は、今ははくばくの「大麦効果」を食べています。お米に混ぜて炊くだけ、と調理も簡単。パッケージに「白米のような大麦」と書かれているだけあって、味や食感もそれほど自己主張することなく、普通のお米のように食べられます。グルメな方の場合はわかりませんが、私は「食感がちょっと違うなぁ」というくらいで、気にせず食べられます。
また、水溶性の食物繊維にはコレステロール値を下げる働きがあるので、健康診断で引っかかってしまった方などは、主食の白米に混ぜることで、血液サラサラ効果も期待できるのではないでしょうか。実験的に、1日の規定量の半分や3分の1に減らして食べてみたのですが、規定量を食べたときほどの感動はありませんでした。
やはり量が減ってしまうと、体感できる効果も変わってくるようです。ケチらずきちんと規定量を、というのは食事もスキンケアも同じですね。
■炭水化物好きは、白米に欠かさず大麦を入れて
「太りたくない。でも、ご飯が大好き!」という方は、そのご飯に大麦を欠かさず入れることをおすすめします。
それほど高額なものでもないので、定期的に食べ続けて腸内環境を整え、不要なものを出していけば、美容にも健康にも徐々に効いてくると思います。大麦ダイエットを実践している人も一定数いるようで、自分の体質に合うようであれば、美容・健康効果を期待できるかもしれません。
ただし、たくさん食べても平気だからといって、私のように1食につき2杯お代わりするのはおすすめできません。あくまで「太りにくい」なので、たっぷり食べたらやっぱり太ります(泣)。