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お金を貯めるには「記憶に残る買い物」をする

お金を貯めるには、倹約して貯金をひたすらがんばる……でも、切り詰めてばかりでは、疲れてしまいますよね。賢く買い物してほしいものも手に入れるのが理想です。お金を貯めているのに、ほしいものを手に入れている人の特徴は「記憶に残る買い物」だけをしていること。そんな状態を目指しましょう。

お金を貯めるには「記憶に残る買い物」をする

お金もしっかり貯めたいけれど、幸せな気持ちはガマンしたくない……ですよね。幸せと貯金の両方を叶えるには、どうしたらいいのでしょうか。

それには、「記憶に残る買い物」を意識することがコツ。『お金が貯まる「体質」のつくり方』著者の西山美紀さんが、DRESS世代の女性が参考にしたいエッセンスを同書からよりすぐってご紹介します。

■お金を貯めるには、「記憶に残る」素敵な買い物体験を

「最近、何かいいものを買いましたか?」と聞かれたら、どのように答えるでしょうか。実は3つのパターンに分かれます。

“お金を貯めるのが苦手な人”は、「ええっと……いろいろ買ったけれど、特にほしいものは買えていないかも……そもそもお金もないし……」などといった具合です。やみくもに買い物をしているので、何を買ったかをよく覚えていないのです。

”節約が趣味な人“は、「節約ばかりで、買い物はしていません」と言います。でも、すでにお金がたくさん貯まっていても、どこまで貯めても安心できないようで、あまり幸せそうに見えないケースも。

では、“お金をしっかり貯めながら、人生を楽しんでいる人”はどうでしょうか。

「お金を貯めて、これを買ったんです!」とうれしそうに話してくれます。

お金もしっかり貯めているし、ほしいものも手に入れている人。できれば、この3つ目の人になるのが、理想的なのではないでしょうか。

それには、コツがあります。“記憶に残る買い物をすること”です。

■まずは“ほしいものリスト”をつくって

無駄なところにお金を使っていると、「いつの間にかお金がなくなっている」「何に使ったか覚えていない」と感じるのではないでしょうか。

記憶に残るような素敵な買い物に絞れば、満足度も一気に高まりますし、無駄な出費がなくなるのでそのぶん、お金も貯まるようになるのです。

“記憶に残る買い物をする”ためにおすすめしたいのが、“ほしいものリスト”をつくっておくこと。

ただぼんやりと「春服がほしいな……」と思っていると、自分がすでに持っているような服ばかりを買ってしまったり、実際にはあまり使えないアイテムを買ってしまったりということに陥ります。

ほしいからというよりも、「セールで安くなっているから」という理由で、手を伸ばすこともあるかもしれません。その場の思いつきで買ったものは、忘れ去られてクローゼットの奥で眠り続けることでしょう。

ですが、「こんなアイテムで、こんな色と形で、素材は〜」と具体的に考えてリスト化しておけば、買い物の際にアンテナが働き、優先順位の高いものを手に入れられる可能性がアップ。そんなアイテムなら着る度に、幸せな気持ちになります。

もし、買い物のときに他のアイテムに目移りしそうになっても、“ほしいものリスト”のことを思い出せば、「いや、あのジャケットの方が優先順位が高いから、これはやめよう」と思い直すことができ、優先順位の高いものにお金を使えるようになります。

キーワードは”記憶に残る買い物“ができるかどうか。

無駄な買い物が減れば、それだけお金は貯まるようになりますし、必要なものが手に入るようになります。幸せな気持ちもどんどん増えていくのです。

お金を貯めるコツは「お金が貯まる体質」になること

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お金を貯めよう、とがんばっても空回り……そんな経験はありませんか。本当にお金を貯めたいなら、がんばる前にやるべきコツがあります。それは「お金が貯まる体質」づくり。『お金が貯まる「体質」のつくり方』著者の西山美紀さんがそのコツについて解説します。

貯金できる人はいつも少し早く起きている

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お金を貯めるには、お金が貯まる体質になることが欠かせません。貯金できる人になる。そのために、まず身につけたいのは「今までよりも、少し早く起きること」。『お金が貯まる「体質」のつくり方』著者の西山美紀さんが解説します。

Text/西山 美紀(にしやま みき)
ライター、コラムニスト、ファイナンシャルプランナー。
出版社勤務中の20代後半のときに母の進行がんが発覚。介護休職を取り在宅医療で看取る。1年収入が途絶えたが数百万円の貯蓄があったため、かけがえのない時間を過ごせ「幸せな貯蓄」の大切さに目覚める。2005年に独立し、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。ライターとしてwith、日経ウーマン、日経DUALなどで女性の生き方などをテーマに取材執筆を行うほか、貯まる人・貯まらない人のべ500人への取材と1万件以上のお金データを分析。「貯まるかどうかは年収の差だけではない。お金の使い方や日々の生活習慣などの“体質”にある」と気づく。「お金を貯めて幸せになれる方法」をコラムで執筆中。自身は23区内のマンションを4年半で完済。All About貯蓄ガイド。2児の母であり、デパートめぐりや海外旅行が趣味。著書に『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)がある。

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西山 美紀

ライター・コラムニスト・ファイナンシャルプランナー。出版社勤務後、2005年にライターとして独立。ファイナンシャルプランナーの資格を取得。女性誌やビジネス誌で女性の生き方などをテーマに取材執筆を行うほか、貯まる人・貯まらない...

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