お金が貯まる方程式
「禁煙なんて簡単さ。オレは何度もやっている」というジョークを聞いたことがあるけれど、私にとって「家計簿をつける」という行為はこれと似ている。
「禁煙なんて簡単さ。オレは何度もやっている」というジョークを聞いたことがあるけれど、私にとって「家計簿をつける」という行為はこれと似ている。仕事柄、「和泉さんはどんな家計簿を使っていらっしゃるんですか?」と聞かれることも少なくないが、お小遣い帳から始まって、家計簿の類が続いたためしはない。だって、面倒くさいんだもん。
一方、私は知る人ぞ知る買い物フリーク。空き時間が10分あれば、洋服を衝動買いしているのが実情だ。では、どうやってお金を貯めてるの?ひょっとして全然貯まっていないとか……? いえ、大丈夫。お金持ちではないけれど、年相応、必要な貯蓄は欠かさずに続けています。
では、何故、浪費家の私でも貯蓄できるのでしょう。答えはカンタン。
【支出 = 収入 - 貯蓄 】 という、「お金が貯まる方程式」を実践しているだけ。
お給料が入ったら、天引きの積立などで予め貯めるべきお金を引いてしまい、あとは好きなように使えばいい。 【 貯蓄 = 収入-支出 】(先に使って残ったら貯蓄)という貯まらない方程式から順番を変えるだけで、驚くほど確実にお金は貯まっていくはず。
どんなに細かく家計簿をつけても、お金が貯まらなければ意味がない。特にシングルの場合は、自分で稼いだお金を自分のために使うだけだから、使い途が食費だろうが化粧品だろうが関係ない。大切なのは、将来のために、必要なお金をきちんと貯めていくこと。まだの人は、新年のこの機会に、“先取り貯蓄”を始めてみて。