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鯛のしば漬けカルパッチョ【簡単なのにほめられる!ホムパごはん #3】

鯛のしば漬けカルパッチョ【簡単なのにほめられる!ホムパごはん #3】

ホームパーティーは敷居が高い、大変と思っていませんか? DRESS世代のホームパーティーはカジュアルにスマートに。簡単で失敗なしなのに喜ばれるパーティー料理や、パーティーをランクアップさせるコツなどをご紹介します。

今回ご紹介するお料理は、ワインや日本酒にぴったり「鯛のしば漬けカルパッチョ」。
ホームパーティーのスターターには、さっぱりしつつも食欲をアップさせる前菜が不可欠。
まだまだ暑い夏に、爽やかな酸味と鮮やかな色でドレスアップしたカルパッチョをご紹介します。

今回のメニューも、スーパーで簡単に買える材料ばかりで作れます。
メインに時間をかけられるように、前菜は楽ちんなものがいいですよね!
ピンク色のマジックで、簡単に作れるのに「きれい!」と褒められること間違いなしです。

■ 鯛のしば漬けカルパッチョ

材料(4人分)

◆ カルパッチョ
・鯛      :お刺身用さく2本

◆ しば漬けソース
・赤しば漬け  :100g程度
・太白ごま油  :大さじ3
・酢      :大さじ1
・塩      :少々
・わさび    :すりおろし少々(チューブでOK)
※酢と塩の量はしば漬けの酸味・塩気によって調整してください。

◆ トッピング
・青じそ    :10枚ほど

作り方

◆ カルパッチョ
(1) 鯛はキッチンペーパーで水分をしっかり取り除いておく
(2) 鯛を薄い削ぎ切りにする(目安:お刺身の1/2〜1/3の薄さ)
(3) お皿に盛りつけ、塩を1〜2つまみほどまんべんなくふる
(4) ラップをして冷蔵庫へ

<ポイント>
・市販のお刺身は水っぽいものが多いのでしっかりと水気を拭きとって下さい
・お刺身は、身の大きいものを皿の外側に、小さいものを内側に盛ると見栄えが良くなります

◆ しば漬けソース
(1) しば漬けの汁を切り、みじん切りにする(2〜3mm程度)
(2) 1にオイル、酢、塩、わさびを加えよく混ぜる
(3) 冷蔵庫で冷やしておく

<ポイント>
・しば漬けはスーパーで売っているような比較的安価なものの方が味がきまりやすいです
・オイルは香りが少ないもの(グレープシードオイル、太白ごま脂など)の方が食材の香りを邪魔しません

◆ 仕上げ
(1) 青じそは洗って千切りにし、キッチンペーパーでくるみ水気を切っておく
(2) 食べる直前に、カルパッチョにしば漬けソースをかけ、青じそを散らす

<ポイント>
・色のコントラストを出したいので、しば漬けでお魚が隠れてしまわないように盛り付けてください
・青じそは水気をよくきり、ほぐしてふわふわにしてから盛り付けると、立体感が出ます
・お好みで白ごまを手びねりで振ると香りが良くなります

■ホムパをランクアップさせるコツ <料理の温度>

おもてなし料理の基本

前回は、料理のオシャレについてお伝えしました。
お料理の見た目や香りは、お料理との初めての接点。では次の接点は何でしょうか?

それは「温度」。温度というと舌で感じるものですが、実は見た目にも影響しています。
よく冷えたお皿は、その独特の曇りが清涼感を与えますし、熱々の料理は湯気も美味しさのうち。
そしてもちろん味覚への影響が大きい。
よっぽどの猫舌でないかぎり、ぬるいお味噌汁が出てきたら残念ですよね。
熱いものは熱く、冷たいものは冷たく。料理の温度は美味しさの基本ではないでしょうか。

ポイントは段取りとメニュー作り

それでは、熱いものを熱く、冷たいものを冷たくゲストに提供するにはどうすれば良いのでしょうか? 答えは簡単。それができるメニュー作りと段取りを組むことです。

冷たいお料理は先に作って、冷蔵庫に入れておくことができます。
ただし、注意してほしいのは冷蔵庫のキャパシティ。ホムパ当日はホムパメニュー以外の食材で冷蔵庫がいっぱい! なんてことにならないように気をつけて。

温かいお料理は、温めるだけなのか、焼く・揚げるなどの調理が必要なのかで段取りが異なります。
温めるだけのものは、器に盛り付ける以外の手間はかかりませんが、問題は調理が必要なもの。
熱々を出すということは、ゲストの前で調理するということですから、作り慣れたお料理が良いでしょう。またゲストをお待たせする時間を考えると、1〜2品にしておくのが無難です。

メニューを組むときは、キッチン環境をよく考えること。
熱源が3つしかないのに、温かいお料理が4品。これは誰が考えても無理そうですよね。
入れておけばできあがるオーブンのような調理器具や、温め不要なお料理を味方につけて、余裕のあるメニュー作りをしましょう。

たくさんお料理を作ったのはいいけど、バタバタしてしまってゲストを一緒に熱々を楽しむことができない、なんて悲しい。余裕のあるメニュー作りと段取りのイメージトレーニングで、ホストも楽しいホームパーティーを開催してくださいね!

次回はヘルシーな野菜のごちそうメニューをご紹介したいと思います。
どうぞお楽しみに。

平野 響

東京在住・フリーランス。
食べる・呑むことをこよなく愛し、仕事も食関連。
趣味:ホームパーティー、ヨガ・ピラティス

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