スペイン風肉団子のトマト煮込み【簡単なのにほめられる!ホムパごはん #2】
ホームパーティーは敷居が高い、大変と思っていませんか? DRESS世代のホームパーティーはカジュアルにスマートに。簡単で失敗なしなのに喜ばれるパーティー料理や、パーティーをランクアップさせるコツなどをご紹介します。
今回ご紹介するお料理は、トマトの旨味たっぷりの「スペイン風肉団子のトマト煮込み」。
ボリュームのあるお肉料理は男性にも女性にも大人気!
少し暑くなってきた今の季節、ビールやスパークリングワイン・日本酒などパンチのあるお酒に合わせて楽しんで。
今回のメニューは、初チャレンジしやすいものを選びました。
材料が比較的安価で手に入りやすく、作り方がシンプル&作り置きが可能です。
手抜きポイントもありますので、時間がない場合はぜひご活用下さいね。
■スペイン風肉団子のトマト煮込み(アルボンディガス)
材料(4人分)
◆ 肉だんご(1人あたり肉だんご2〜3個程度)
・合挽肉 :300g〜400g
・にんにく :お肉100gに対し、1/2片(すりおろす)
・卵 :お肉100gに対し、1/2個
・パン粉 :お肉100gに対し、大さじ1
・塩 :お肉100gに対し、小さじ1/4弱
・薄力粉 :適量
◆ トマトソース
・玉ねぎ :1個(みじん切り or すりおろす)
・カットトマト :300g〜400g(缶詰1缶 or 1パック)
・マッシュルーム:1パック(石突きと汚れを落とし、半分にカット)
・オリーブオイル:大さじ4
・白ワイン :1/2カップ
・塩 :適量
・ローリエ :1枚(あれば)
◆ トッピング
・パセリ :1枝
作り方
◆ 肉だんご
(1) 合挽肉に、にんにく、卵、パン粉、塩を加え、粘りが出るまで混ぜる
(2) 1を直径4cmくらいの大きさに丸め、薄力粉をまぶす
(3) 2を中温(170〜180℃)の油で4分程度揚げる
<手抜きポイント>
・にんにくは市販のすりおろし・みじん切り商品を利用する
・肉団子を少し平たいハンバーグ型にして、多めの油で揚げ焼きにしても
◆ トマトソース
(1) オリーブオイルを熱し、玉ねぎを甘みが出るまでよく炒める
(2) 1にマッシュルームと白ワインを加え、炒めながらアルコールを飛ばす
(3) 2にカットトマト・ローリエを加え、20分ほど弱火で煮込む
(4) 3に肉だんごを加え、トマトソースから余分な水分が飛ぶまで更に煮込む
(5) 味見をしながら塩で味を整える
<手抜きポイント>
・市販のトマトソース(できるだけシンプルなもの)を利用する
◆ 仕上げ
(1) みじん切りにしたパセリを全体に散らして完成
☆ ランクアップポイント ☆
・トマトソースはしっかりと水分を飛ばすことで旨味&コクがアップ
・紫玉ねぎのみじん切りやすり下ろしたチーズを加えると見栄えがアップ
■ホムパをランクアップさせるコツ <料理のオシャレ>
料理もオシャレが必須
DRESS世代の私たち。カジュアルな場所であっても人前に出るときは、清潔感、お化粧、ファッションなど少し気をつかいますよね。
お料理も同じ。せっかくのホムパで人前に出すのですから、ちゃんとオシャレさせてあげましょう。
といっても難しいことはありません。人間ほど手はかかりません(笑)。
写真のお料理はトッピングがなければ、全体的に茶色い地味なメニュー。
ところが、イタリアンパセリがあるだけで、生き生きとして香りの良い美味しそうなお料理になります。とっても簡単でしょう?
ポイントは「色」と「香り」
ポイントは「色」と「香り」。口に入る前に感じることのできるお料理の要素です。
色は多ければ良いというわけではなく、全体に2〜3色(同系色は除く)に抑えるとスタイリッシュで華やかな印象に。上級者はお皿の色も含めバランスを考えてみて。
色が綺麗に映えるよう、お皿に飛び散ったソースなどは綺麗にふき取っておきましょう。
香りは料理との相性を考えて。
洋食なら西洋ハーブ類(パッケージに相性の良いお料理が書いてある場合も)、和食ならネギやミョウガなど、料理のお国柄をベースに選ぶと失敗しません。味の相性もありますので、お料理に加えても味が崩れないようなものがベストです。
人間が「美味しい」と感じる原因は、味以外の部分も多くを占めるといいます。
せっかく手をかけて作ったお料理、少しのオシャレでより美味しく感じてもらいたいですね。
次回は初夏にぴったりの涼しげなメニューをお届けする予定です。
どうぞお楽しみに。
東京在住・フリーランス。
食べる・呑むことをこよなく愛し、仕事も食関連。
趣味:ホームパーティー、ヨガ・ピラティス