オフライン時間を作ると、SNSが楽しくなる
スマホに縛られて、いつだってオンライン……そうなると心が休まる瞬間がなく、疲弊してしまいがち。スマホとの付き合い方を考えて、意識してオフラインの時間を作ることで、心地よい生活ができるようになるはず。
移動中やカフェで、一人で過ごしている人のほとんどはスマホを手に持っている。
動画を見たり、SNSをしたり、休憩時間もおうち時間もずっとオンラインでいる人は多いと思う。
ずっとオンラインでいることで、疲れが溜まってしまう、それはまさに心の現代病だなと思う。
ブログをきっかけに美容のお仕事を始めた私はずっとオンラインの人に思われがちだけれど、実際は結構オフラインの人。
実際に調べ物をしたりSNSをしなくても、目で何かを見ているときに、あぁ今これを発信したいと思って写真を撮ったりメモをすることはあるから、脳内オンライン状態なことがほとんど。だからこそ、新しいSNSを使うたびに付き合い方を自分リズムにだんだんと変換しながら、オフラインの時間を作るようにしている。
オフラインの時間は簡単に作ることができる。
キーポイントはスマホのアプリをどう配置するかと、通知設定のオンオフを調整すること。
■無意識のうちに……で、オンラインから離れられなくなる
SNSアプリ、まずFacebookはアプリを入れていない。
発信したあとの反応が気になる人は、まずFacebook自体をあまり開かないクセをつけるのがオススメ。生活も人間関係もまったく変わらないしむしろ快適になるかも。
Facebookメッセージは仕事で使っているから、メッセーンジャーのアプリだけ入れて、通知をオンにしている。そうすれば、直接私宛に来ている連絡を見ることができる。
誰がどう生活しているかの情報は、友人と会ったときに新鮮な気持ちで聞くし、お誕生日は友人と会ったときに心からお祝いする。それが好き。
そしてInstagramは、奥の奥のほうにしまっている。スマホの3画面目(笑)。
トップ画面に持ってくると、無意識に開いてしまうから。
この“無意識に”がずっとオンラインになるきっかけになって、ぼーっとすぐInstagramを開くときがあって“これは変”と感じたのが、3画面目に移動させたきっかけ。始めた当初は、いいね!の数やコメントが気になって写真も意識しすぎていたけれども、今では伝えたいことをのびのびと投稿できるようになった。
Pinterestに至っては、電話や音楽など一番使う下の欄に入れている。
たくさんのSNSの中で、何が自分に一番向いているかを考えるのも、縛られないポイント。
美しい写真をシェアするInstagramとPinterestが私は好きだから、よく開く。Facebookはあまり開かないけれど、友人がお知らせをしているからたまに見る。でも、本当にたまに。Twitterは、言葉を短く発信する場所で、わたしはじっくり書きたいタイプなので、ブログやコラムがアップされたときのお知らせツールとして使っている。
■常にオンラインにしなくても困らない。待っているのは心地よさ
そしてスマホの通知設定から、通知音のオフ・通知数のオフ……など、いろいろ“気づかない”設定にすることができて、それを結構愛用している。
通知音をオンにしているのはお仕事で使っているFacebookメッセンジャーと電話だけ。他のアプリは全て通知音も、来ている連絡の数も表示しないようにしている。究極のオフラインは、機内モードにすることで、集中して書き物をしたいときはすべてをオフにする。
頻繁にスマホに呼ばれると、ずっとスマホが手放せない。だから自分がスマホを見ようと手に取ったときをタイミングにしている。
こうやって、向いているもの、好きなもの、仕事で使うもの、を目に入ってくるようにして、他はアプリを入れなかったり通知しないと、まったく縛られない。
コメントが気になるとか反応が気になる、というのは自然なことだけれど、発信する楽しみをそれが越えているならば心が疲れているサインかも。おやすみしたって、何も問題ない。
オンライン上で活動することが多くても、こんなにオフラインで生活できるし、発信に何も影響はないので、自分の心地よさを優先してみて、と伝えたい。
ちなみに、一番閉鎖的な存在である日記は、DayOneとEvernoteというアプリを使っていて、常にMacとiPhone間を同期させ、いつでもオンライン上で見られるようにしている。
見るのはわたしだけだけれど。
本来オンラインは、縛られるものじゃなくて、とても便利なもののはずだから。