1. DRESS [ドレス]トップ
  2. グルメ
  3. 日本酒検定って?過去の問題や難易度をご紹介

日本酒検定って?過去の問題や難易度をご紹介

日本酒検定をご存知ですか?日本酒検定とは日本酒についての知識を広め、もっと日本酒に親しみ楽しむ機会を増やすことを目的に実施される検定。日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)が主催していて、20歳以上であれば誰でも受験できる検定です。 今回はその過去の問題の事例や合格率・難易度についてみていきます。

日本酒検定って?過去の問題や難易度をご紹介

■日本酒検定、どんなテスト?

では、日本酒検定とはどんなテストなのでしょうか? 

日本酒検定の始まりは「日本酒の魅力を消費者の方に知ってもらって、日本酒をもっと楽しんでいただくこと」を目的に実施されました。

テストは10級から1級まであります。3級以上になると、日本酒の基礎知識を中心に、主にその特徴を理解しているかを問われる3級から、日本酒の全てにわたって精通している一番難しい1級まで、4段階にわたって等級が設定されています。

合格ラインは3級で全問題の70%以上、1級では85%以上の正解率と設定されています。尚、テストにはテイスティング(試飲)は含まれません。

合格基準

1級:全問題の85%以上の正解率
準1級:全問題の90%以上の正解率
2級:全問題の75%以上の正解率
3級:全問題の70%以上の正解率




また、受験方法は50分間の会場受験で、2017年の日本酒検定の日程について公式サイトでは「次回の日程は決定次第発表致します。」と記されています。興味のある方は、定期的に公式サイトに訪れてみてもいいかもしれません。

日本酒検定の受験料

1級:5,250円(4,862円)
準1級:4,700円(4,352円)
2級:4,200円(3,889円)
3級:3,650円(3,380円)

決して安い金額の資格ではないので、しっかりと知識を深めてから受けるのがいいかも?

■どんな問題が出題されるの?

検定には具体的にどんな問題が出るのでしょうか。

出題内容として、日本酒の歴史、地域の文化、原料と造り方、飲酒のマナーやモラル、料理との相性や適した温度、ラベルの読み方などの他、 銘柄や醸造元、生産量、消費量から海外事情まで広範囲に渡って出題されます。

これらの参考資料として、日本酒サービス研究会•酒匠研究会連合会から「日本酒の基」 というテキストも販売されていますので、興味のある方は是非ご覧になってくださいね。

日本酒検定の問題のサンプル

飲食店などで用いられる、日本酒の販売単位「1合」とは、何ml?

1)180ml 2)155ml

この場合の答えはもちろん.....
.
.
.
.
1)ですよね。
.
.
.
1合=180ml
こちらの問題は5級の過去問になりますが、こういった実用的な問題も登場するので一般教養も試されます。下記の問題は1級の問題になりますが、1級になるとここまで難易度があがるという意味で掲載しておきます。

日本で最も長い歴史を持つという茨城県「須藤本家(代表銘柄:郷の誉)」の創業年は?

1:710年 2:1141年 3:1252年 4:1425年

ネットで無料で受けられる「ネット検定」も用意されているので、腕試しをしてみるのもいいかも?「日本酒検定初級」「日本酒検定中級」も受けられます。(さきほどの答えは「1141年」の2番です。)

■難易度ってどれくらい?合格率は?

日本酒検定の難易度はどれ位なのでしょうか。

実は、受験者数、合格率の詳細は公式で発表されていないのですが、けっこう難しいという意見や口コミが多いです。 特に上級を目指そうと思うと、出題範囲が広いので、それなりの準備が必要なのです。

こちらの記事を読んで少しでも興味があれば、日本酒を愛して止まない方も、これから日本酒についてもっともっと知りたいと思っている方も、日本酒検定に挑戦し、更に日本酒の奥深さを探求してみるのもいいのではないでしょうか。

DRESS日本酒部で呑み、語り合いませんか?

渡辺 由紀子

お酒、ときどき、恋愛。恋に溺れても、酒に溺れるな。という意思を持って日々生活しているアラフォー女子。

関連するキーワード

関連記事

Latest Article