「婚活」で恋愛感情を放棄してはいけない

「婚活」で恋愛感情を放棄してはいけない

恋愛感情をもってから、平均約4年半といわれる「交際〜結婚」までの期間。20代の頃ならまだしも、アラフォーともなると、万一ゴールインできなかったとき「ムダな投資だった……」と愕然とするはず。その危険な投資を有効な方法に変えるのが"婚活"です。婚活は全力で恋ができる環境。そんな婚活で恋愛感情を放棄していませんか?


■結婚の最大のリスクは恋愛?

30歳になったから結婚がしたい。35歳までに子どもを産みたい。もう男で傷つきたくない。一人で生きていくのが寂しい。

その気持ち、全部わかる……。私も今年で39歳の女だから身にしみる。特に出産のタイムリミットは刻一刻と重く迫ってきている。

国立社会保障・人口問題研究所の2010年の調査によると、交際から結婚までの平均期間(プレ結婚期間)は約4年半だという。無論、この期間には「付き合う前の恋のあれやこれや」はカウントされていない。

時間をお金で例えるならば、結婚や出産を考える女性にとって、35歳を過ぎてからのプレ結婚期間は危険な投資だ。交際段階でその男性と結婚する保証はどこにもない。別れたら投資はゼロになる。ゲームで言えば、いくつもの「ふりだしにもどる」のコマが用意されていて、なかなかゴール(結婚)できないすごろくのようだ。

■「危険な投資」リスクを減らす方法は2つ

では、この「危険な投資」のリスクをどうやって減らすか。方法は2つである。時間リスク管理と男性リスク管理だ。

1、時間リスク管理 → 結婚を前提にしたお付き合いをする
2、男性リスク管理 → 明日からでも夫になれる力のある人を選ぶ

1は、結婚を前提とした交際の形をとれる確かな状況に身を置く方法だ。昔はお付き合いをすれば結婚をするとか、セックスをすれば結婚をするという時代があった。しかし現代のように男女のあり方が多様化した時代には、必ずしもお付き合いが結婚に結びつくとは限らない。

2の判断基準は、経済力と社会的地位だ。出産、子育てを安心してできるような男性を選ぶこと。厚生労働省が発表した「雇用の構造に関する実態調査(就業形態の多様化に関する総合実態調査)」によると、今は非正規雇用者が4割を超えている。いつ首を切られるかわからない不安定な状態の男性も増えているわけだ。だからどれだけ年収があって、将来的にも安定しているのかがわからないと結婚できない。
この1と2を上手に管理するのに、最も確実な方法はやはり「婚活」になる。

■婚活は「恋愛感情を放棄すること」ではない

「婚活」を間違えて捉えている人は非常に多い。

特に、「誰にも相手にされないから婚活をする」と思っている人がいる。それは間違いだ。
婚活というのは、次に恋をするためのリスク管理である。「次に恋をする人とは、一生を添い遂げられる相手がいい」という思いを行動に移した結果なのだ。結婚できない人(既婚者も含む)と恋をしないようにするための賢い方法ともいえる。

逆に、婚活において、決して恋愛感情を放棄してはいけない。結婚できる男性と出会う状況を自分でつくっておきながらその恋愛感情を放棄するなんて道理に合わない。婚活は、全力で恋ができる環境なのだ。そこで自然と恋に落ちれば、結婚は結果的についてくる。

だから婚活こそ本気の恋、最後の恋をする覚悟で取り組まなければいけないのだ。

この記事のライター

婚活アドバイザー。自ら経営する結婚相談所で7年で200組以上のカップルを成婚へと導く。

「となりの婚活女子は今日も迷走中」(かんき出版) 「糟糠の妻はなぜ捨てられるのか」(プレジデント社)

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